見ると自信の湧く模型製作ブログ

お題の通り、主にプラモデル製作について、直線を描くのも切るのも下手な管理人”黒猫2号”の悪戦苦闘の日々を綴っています。

スペシャルホビー 1/72 Hawker Tempest MKⅡ製作記(5)ほとんど苦役

2018年07月30日 | 1/72 イギリス空軍機
主翼取り付け完了

けど後縁の分厚さは隠しようもなく(これもデジャブ?MPモデルのシーフェリーT20で体験したような...)

ホームセンタで購入した例のごっついやすりで削りまくりながら、同時にパテ埋め、合わせ目修正をこなします。



でエンジンカウル、これなんですよ(またレジン、しかもこの出来!というかそのまま)



スピナー部と接着するピンが短すぎて全然向こうに届かないし、そもそも通す穴あいてないし!

穴も開けるし、ピンが抜けないよう工作するんですけど、なんかモチベが低下してやっつけ仕事になってきました。



ピンバイスで穴はあけたのですが、キットのピンが太くて入らない(というかあけた穴が細い)であっさり伸ばしランナーで代用。



脱落防止にプラバンの切れ端をくっつけて蓋(ほんとうにやる気ないなあ、とまとめながら思いました)。

暫し休憩し、気を取り直して再びサンディング作業にトライ、Pカッターで消えていくパネルラインを筋彫りしながらです。



「なんとか見れるようになったな」と思って眺めていると、水平尾翼の取り付け部が”イモ付け”であることに気がつく。

またピンバイスで穴を開け、真ちゅう線(太さは忘れました)を通して、取りあえず”士の字”です。



見ての通り、まだ色々ありそうです。


【続く】







スペシャルホビー 1/72 Hawker Tempest MKⅡ製作記(4)何とか十字に

2018年07月30日 | 1/72 イギリス空軍機
左翼を乾燥させている間、胴体に手を付けます。

ここのエンジンの排気管(またレジン)、組立図では内側から接着するように指示しているのですが

いくら胴体内側を削っても納まらず、どうしたものかと悩んでいました。

ところが発想の転換、「外側からくっ付けたらどうか?」ということで、引っぺがし

(使用していた瞬着ゼリーは接着力が今一なのと、接着面が少なかったので破損しなかった)

上下端を少し削って表側からはめてみると、あらびっくり、ちゃんと納まりました。



コックピット(左右の側壁部分をかなりペーパーで削りました)と、写真にはありませんが尾輪の胴体内の基部(これもレジン、こんなものプラで作ってよ!)を

組み込んで合体!これも写真には撮ってないですが、例の脚収納部の上側に残っていた台座の残りがやはりコックピットの底部と干渉したため

カットソーとニッパーで干渉部分だけ(全部取るとまた壊れる心配があった)削りました。



(やっぱり、レバー類はさっぱり見えない)



(まるでこいのぼりですね)

いよいよ主翼の番です。乾燥後(暑いので早く乾く)、胴体とすり合わせ(これも結構合わなくて苦労したんです)て、また合体。

残っていた右翼上面を強制接着!



【続く】

スペシャルホビー 1/72 Hawker Tempest MKⅡ製作記(3)

2018年07月29日 | 1/72 イギリス空軍機
しょうがない(避けて通れない)ので、主翼部分に着手します。

この状態からスタート(破れ障子の穴は、前作フジミのランナーについていた”バリ”を利用して塞ぎました)。



主翼上面を合わせてみてさあ大変!しまらない、浮いてる>



ランディングギアの収納庫が別部品で一体化された製品には思い出が(よくない方の)有ります。

以前、”BRENGUN”(ブレンガン)のホーカータイフーン(カードア)を作ったときのことですが

主翼上面をくっつけようとしても、この収納庫がつかえて、前縁を付けようとすれば後縁が浮くという状況で

収納庫の上面をやすりとペーパーで削りまくった上、前縁を先に接着してしっかり乾燥させ、そのあと後縁を接着した事が有りました。

このときは収納庫がプラ製(レジンより柔らかくて、厚い)だったので、まだ削っていても破損ということはなかったのですが

今回はレジン製で削る前からボロボロ状態です(涙)、「でもやるっきゃない」。

覚悟を決めやすりとペーパー作業に入ります(時折「パキッ」というレジンの折れる音を無視しながら)。

ブレンガンのタイフーンの時と同じです、収納庫を限界まで削っても、前/後端が同時に似合わさる事は有りません。

こんなもんだと見切りをつけて、上面を接着することにしました。

なもんで片側ずつ、洗濯バサミを動員しての強制接着です。





【続く】


スペシャルホビー 1/72 Hawker Tempest MKⅡ製作記(2)

2018年07月28日 | 1/72 イギリス空軍機
神の怒り(へたくそな工作)のせいで散々な目にあった(自業自得)のが前回

このままではどうしようもないので、取りあえず比較的簡単に思えたシートからリカバリー作業に入ります。



何とかオッケー(やれやれ)、破れ障子の主翼周りはひたすら無視してコックピット組み立て作業。

エッチングのシートベルト



計器盤と操作レバー類(これも全部エッチング!)

実は計器盤の下に、メーター類が印刷されたフィルムを貼るように指示が有ったのですが パス

レバー類なんかはっきり言って、きのこの胞子みたいです(組み立てたら絶対見えなくなる!断言出来る)。



合体!しかしこのサイドパネル、組立図ではやたら精密に描かれているけれど、実物はいたってシンプルです。

「これを見て、勝手にデティールアップせい」ということでしょうか?





操縦かんもレジン、しかしこの再現度、一体レジンにした意味があったのか?



【続く】


スペシャルホビー 1/72 Hawker Tempest MKⅡ製作記(1)神の怒り?

2018年07月27日 | 1/72 イギリス空軍機
何とか中断もなく製作出来たフジミのスピットファイア

調子こいて、次にこんな難物(作り始めるまで分からなかった)に手を付けてしまいました。



前のフジミのスピットファイア製作記(3)で

 「こんなこと言っちゃなんですが、1/72のパイロットの改造って結構簡単?」という罰あたりな発言をしてしまい、

模型の神様の怒りをかってしまったブログ管理人は、レジン破損地獄に突き落とされるのです。

地獄その1、ランディングギアの収納庫がまるごとレジン製、ほぼ全長にわたって分厚い台座が。



カットソーで悪戦苦闘するも



バラバラです...



しかも、まだ台座が残っている(泣)



このままでは、本当にパーになると思い取りあえず主翼に接着(まるで廃屋の破れ障子戸です)また(泣)



地獄その2、気を取り直しコックピットへ、そこでまたでかい台座





折れた(気持ちも)、おまけに斜めにカットソーの歯が入ってる......。

「祟りじゃ〜っ! 八つ墓の祟りじゃ〜っ!!」(ここ、濃茶の尼ふうに)


【続く】