見ると自信の湧く模型製作ブログ

お題の通り、主にプラモデル製作について、直線を描くのも切るのも下手な管理人”黒猫2号”の悪戦苦闘の日々を綴っています。

1/35 FeldGendarmerie(とその他)の13人 (6)タミヤ野戦憲兵セット編

2022年06月27日 | 1/35 フィギュア_旧キット再生
ドイツ野戦憲兵、とり完二回目は定員一人欠けのタミヤ野戦憲兵セットです
欠員に代わり、犬が一匹参加してます(^^)

とにかく、顔と足(靴)のデカいフィギュアで
このアンバランスをいかに目立たなくするかが、最大の課題でした

まず、お顔アップです
トップはバイザーキャップと略帽の将校を合体、ニコイチで作成したSS将校

SS野戦憲兵用の兵科色モール(オレンジ)デカールが無く
ここを塗るのが面倒くさかったので”、白”のまま歩兵科の将校という事にしました(^^;

そしてゾルトブーフかヴェアパスをチェックしている下士官

手帳は箱の切れ端を薄く剝いででっち上げています

指示棒で止めようとしている兵士A


最後は、お散歩の時間的な兵士Bです

左眉毛には最後まで手こずりました

全員お顔が大きいのと、ヘルメット後頭部のボリュームが不足していたので
頭部全体のシェイプアップに合わせ、ヘルメットの交換をしたのですが
ドラゴンの装備品セットからとったヘルメットがちょいオーバーサイズでした
まぁ、オリジナルよりは雰囲気は出ているかと思いますけど...

全体像です、お顔アップと同じ順番で








指示棒は文字の入ったデカールの数が足りず、裏?は手塗り赤丸です(^^;



お犬様は奇跡的に押し込み倉庫から発見された、と思ったら他メーカー(笑)
時間切れでやむなく転用させて頂きました、恐らくMBのものではと...
口周りと目をちょっと塗り直した他は、当時の塗装のままです

チンストラップやライフルやSMGのスリングに、犬のリードはレポート用紙の細切りです
肩章、襟章、腕・袖章、そしてゴーケットはタミヤのデカールを使っています

リメイク前は、ヘルメット・上着・ズボンと全てNo52:フィールドグレー(2)で塗っていましたが
ヘルメットはNo15:濃緑色、ズボンはNo13:ニュートラルグレーを薄く上塗りして
対戦初期の頃の服装を表現したつもりです
今回は墨入れも全てNo33:つや消しブラックを極薄にして、面相筆で入れました。

【続く】


1/72 タミヤ Spitfire MkⅠa 飛行姿勢にチャレンジ (1)守ろう納期(笑)

2022年06月25日 | 1/72 スピットファイア(マーリン搭載)
いくら、やりたくなってやり始めたとは言え
さすがに13人も一ぺんにリペイントしていると、いい加減「イ~ッ!」となってきます(笑)

ワタシ的には、夏はBoB(Battle of Britain)物を一つは作る、と(勝手に)決めている季節
今までは取り掛かりが遅くて過去2年間、納期間に合わせ?のリペイントばっかりでした(^^;
そこで今回は、更から作ろうと年初めからキットを仕入れていたのですが
「まだ先だぁ~(^^)」と余裕こいているうちに、6月も下旬に(焦)
でも、まだ、6月、です
そんな訳で気分転換もかねての、ヒコーキ編
今回はスピットをモーター仕込みにし、エルロンやラダー、エレベーターを弄って
これと同じロール&ダイブ姿勢にするつもりです
当然、可変スタンドに載っけての姿勢にする予定です

一応お知らせしておきますが、またこのキットを使いますので(^^;

で、さっそく作業に入りますけど、もうキットの中身紹介はいいですよね(^^;

まずは動翼類の切り離しです
(実は4月時点で、この作業は終わっていましたのでご承知置き下さい)
プラの材質は気持ち軟らかめ?な感じでしたし、ラインもはっきりしていたので
カッター作業も特別どうのこうのという事は有りませんでしたが
左翼のエルロンの造形が、翼の裏表でずれているような?

赤矢印のところが右翼側と比較して、切り残しているように見えますが

表から見るとオッケー
薄っすらと見えるカッターの後は、当初裏側から切り始めていた時の後です
早めに気付いてよかったです(汗)

そんな事が有りましたが、まぁ表に合わせて切り離し
その勢いでラダー、エレベーターも切り離して作業完了です

ここまでが4月に終えた作業でした

で、いよいよ焦り始めてからの6月作業です(^^;
マイクロモーターを取り付けました、直径4㎜のタイプです

結局、プロペラ基部の軸を穿孔し、ここにモーターの軸を直に差し込む、という構造にしました
ポリキャップを入れるA5パーツは抵抗削減のため取り付けませんでした

モーターの固定方法はタミヤ・エポパテオンリーです
写真に見える側は、速硬化タイプを使っていますが
最初に位置決めした際は、高密度タイプを使って胴体左に固定しました
片側でもきっちり決めておけば、大丈夫かなと
それには高密度の方がより固定にはいいだろうと考えたからです

コネクタと固定用のネオジム磁石も穴を開けて取り付けます



飛行状態なので、主脚カバーをまず翼下面と面一になるように固定します
タイヤも収納させるため180番ペーパーで擦って薄々にして、ホイールハウスに納めました


こんな感じです


【続く】


1/35 FeldGendarmerie(とその他)の13人 (5)ドイツ軍用オートバイ野戦伝令セット編

2022年06月22日 | 1/35 フィギュア_旧キット再生
まず、先頭を切っていたタミヤ”ドイツ軍用オートバイ野戦伝令セット”の
HJ師団の野戦憲兵がそのまま逃げ切り?とり完ゴールしました(笑)


全体です



ヘルメットカバーもコレ↓を参考に塗り直しました

MILITARIAマガジンのリナクターは雰囲気最高ですね

その中に当時のこんな写真も

この背景に映っている道路標識、どっかで見た事ありませんか?

そうタミヤの箱絵ですよ
※(SHOPのHPより拝借しました)

オートバイもまんま、クリソツです(^^;

今回はその報告の他に、お知らせしたい事が有ります
それは、あのカフバンドダブル着用の証拠写真がやっと見つかったのでェ~す\(^0^)/

ポチポチと塗装の粗を潰していきながら、乍らネット検索をしていたのですが
アルゴリズムの効能か?だんだんいい写真が見つかりだしてきて...遂に!?
こんなところに到達

解説にはこんな事が書いてあるんですが...
「the photo shows both the Divisional ‘Adolf Hitler’ cufftitle and the ‘SS-Feldgendarmerie’ cufftitle are being worn.」
エ~っと、その袖が映っていないんですけどぉ~(泣)

で、懲りずにと云うかこれで火がついたワタシは、また探し始めるのです(激)

そして
これでどうですかァ!!!!


袖の下が映っている写真はここに載っていました
ビレユボカージュをめぐる戦闘で捕虜となったイギリス兵を護送するSS野戦憲兵
その袖には”Adolf hitler”と”SS-Feldgendarmerie”のカフバンドが!

ただ写真の解説では、このSS野戦憲兵はLAHの所属だと書いてあります
HJ師団設立の際には、LAH師団から多くの将兵を転属させて中核要員としたそうなので
このSS上等兵が、HJ師団所属の可能性も無きにしも非ず

現にHJ師団の12SS戦車連隊メンバーの写真には、
”Hitler Jugend”より”Adolf hitler”のカフバンドを付けたものが多いくらいです
とにかくも、師団名とSS野戦憲兵のカフバンドをダブルで付けている証拠は有ったと(^^;

でも一番の問題はワタシの作品
師団名のカフバンドを下側にしてしまっているんです(_ _;)
ここまで着たのに本当にガックリです
えっ貼りなおすかって?
”SS-Feldgendarmerie”のデカールは、あと2つしかないので
もったいないからやり直しはしません(笑)

家探ししていて、途中放棄の伝令とバイクが発見されました

人数が13人より増えますけど、こんな風にこれから作る予定です
因みに伝令の装備品はまだ発見されていません(^^;

【続く】


1/35 FeldGendarmerie(とその他)の13人 (4)Cuffbandを探して編

2022年06月20日 | 1/35 フィギュア_旧キット再生
笑っている場合ではなくなってきてしまいましたので
今回からタイトルの(笑)を取らせて頂きます(-_-;)

とにかく徽章のチェックで、筆(カッターも)進捗がほぼゼロ
ここのところ資料本を目を皿のようにして眺め、ページをめくるだけの毎日です

徽章それだけではなく、兵科色も有りますし
探し当てた画像には、イレギュラー装着例も多々あって
「おまえら、エエかげんにせぇ~よ」状態です(笑)

まだカフバンドのダブル巻きが気になって
ところで、前回まではカフタイトルと書いていましたが
”タイトル”は描かれている文字などを指すので、ちょっと違うかなと

昔は”アームバンド”という言い方もしていたような記憶が有ります
更にその昔はスリーブバンド(第二次世界大戦ブックス 武装親衛隊ミリタリールック)という呼称も
並木書房”ドイツ武装親衛隊軍装ガイド”には”袖口章”と見事に日本語訳化されていたりして(^^;

後述するSchiffer社”THE LEIBSTANDARTE IN GREECE”本では
”cuffband”と表記されています
”袖口章” ≒ ”cuffband” と言う訳で
当ブログでは、これからは”カフバンド”と書かせて頂く事にしますので
よろしくお願い致します。

で、その”THE LEIBSTANDARTE IN GREECE”本なのですが

ダブルの着用例を見つけました!
年代(1941年)も場所(ギリシャ)も違うのですが、とにかく付けていたのです

そのP11に載っていた写真がコレ


特に真ん中の、歩きながら飲み食いしているお行儀の悪いオジサン軍曹の左袖です

下側は”Adolf Hitler”だと想像は付くのですが、上側は何も無いような?

そして次はP17


右端の下士官、こちらは両方に文字が刺しゅうされているのがはっきり分かります

こちらは上側が”Adolf Hitler”になっているようです
おまけに、両袖に”tress rings”と云われる二重の平行線を付けた
”der Spiess”(Hauptfeldwebel、英軍では中隊先任曹長、米陸軍では中隊先任軍曹)の印を付けています
映えるけど、塗装するにはとってもやっかいそうな(^^;
それはともかく...下側には何が刺しゅうされているのか??

続いてP18

こちらも上側が”Adolf Hitler”になっているようです
ですが、これも分からん(-_-;)

写真解説にある”KB”が肝だと思い、これは何だと探してみると
”KB”とは”Kriegsbericheter ”の略、つまり”War correspondent”従軍記者の事だったのです(残念)
記者なのに中隊先任曹長?そうかPK隊員かも、と想像するのですが...

更に苦手な(英語の)解説を拾っていくとP15には、こんな記述が!

この人は、最初のオジサン3人組の左端の人だそうです
ここで、もう一方のカフバンドに刺しゅうされているのは”Kriegsbericheter ”ではないかという事が分かりました

ただ、ですが
同じページにはこんな写真と解説も有ったのです

陸軍のものですが”Feldgendarmerie”も付けていたと!
服装規定守れよ!じゃなくて、まだ可能性はある!?
写真では確認できないのが、本当に悔しい(笑)

【続く】

1/35 FeldGendarmerie(とその他)の13人(笑) (3)

2022年06月17日 | 1/35 フィギュア_旧キット再生
4メーカー入り乱れての改修&リペイントとなってしまいましたが
そんな中でも、タミヤキットが頭分抜け出して、とり完街道驀進中?

更にその先頭を行くのが、ドイツ軍用オートバイ 野戦伝令セットのSS野戦憲兵です
と云うか、一体だけなのでそれだけ作業が捗るという...(^^;

手を削ってスリム化、出来るだけ人間の手の感じに近づけたい

元の出来がイイので作業は比較的楽です、削り過ぎなければオッケー(^^)

因みに左腕のSS国家鷲章は貼り直し、SS上等兵の山形階級章と
”SS-Feldgendermerie”(SS野戦憲兵)のカフタイトルを追加しています

師団名の”HitlerJugent”とこのSS野戦憲兵のカフタイトルのダブル付け
あれから探しているのですが、写真も記事も未だ見つけられていません
確証も何もないのですが、もうここは「絵面がイイから」という事で押し通します(笑)
どなたかご存じ方いらっしゃいましたら、教えてくださいませ<(_ _)>

胸のゴーケット(胸章)は塗装、ベルトバックルはタミヤデカールだったのですが
間違えてバックルを国防軍のものにしていた事もあり
ゴーケットはデカールに変更、バックルは貼り直しと
いずれもタミヤデカールを使っています

(左)Before(右)Afterです
ゴーケットは見違えるようになりました、って当たり前か(笑)

上等兵の山形章、バックル、ゴーケットはタミヤの
ドイツ兵階級章デカールセット(アフリカ軍団・武装親衛隊)を使っています

左袖の”SS-Feldgendarmerie”はライオンロア製です

このカフタイトル、製品化されているのはここしかないようです
タミヤ、パッションモデルはもとより
海外の”Peddinghaus”や”Archer”
1/35表示だけど
実際はオーバースケール(1/32?)で使えないバーリンデンにも入ってないチョー貴重品です(^^;

あ~っと、バーリンデンはこれです

矢印のところはここで使ってオーバースケールが発覚した個所です

こちらも珍しいスペイン青師団のヘルメット国家章が入っているのですが
1/32のドイツ兵を作る気にならない限り、使う機会がないと思いますし
全く作る気にはなりません、このままでは記念品として永久欠番ですねぇ(_ _)

【訂正】
後で調べてみたら、スペイン師団のシールド違ってました、こっちが正解です

これがヘルメットに描かれています

画像は手持ちの”MILITARIA”マガジンのNo357に掲載されていた写真です
大変失礼致しました<(_ _;)>

更についでに書いておくと、”HitlerJugent”は”Peddinghaus”製

文字や縁取りの銀色が抜群の雰囲気です(^^)

タミヤ、パッションモデルがない頃、頼みの綱は海外製品でした
本当に今はいい時代になりましたねぇ~(年寄りの繰り言)(笑)

【続く】