見ると自信の湧く模型製作ブログ

お題の通り、主にプラモデル製作について、直線を描くのも切るのも下手な管理人”黒猫2号”の悪戦苦闘の日々を綴っています。

AIRFIX 1/72 CURTISS TOMAHAWK MK.ⅡB(7)ワシャどーすりゃーええんじゃー!(菅原文太風に)

2018年10月30日 | 1/72 イギリス空軍機
「しまった、翼前縁の識別帯を忘れていた!」(汗)
下面のマスキングを少し引っぺがしNo62つや消しホワイトで下地、上からNo58イエローをエアブラシで塗装です。



平行して作っているP-40Nのガンサイトの写真がないかと写真を探していたら

文林堂【世界の傑作機No39 カーチスP-40ウオーホーク 1993-3】版のP71に
私が作ろう(この塗装にしよう)としている、そのものズバリ(AK185/RU-V)の写真だ出ているんですが
これについての牧英雄さんの解説が「のほほ~ん、ぼーっ」と生きている管理人に衝撃を与えます。

ちょっと長くなりますが、記事をそのまま引用させていただきます。

”古い資料にはダークグリーンとダークアースとしたものがあるが、
8月15日から適用されたオーシャングレイとのコンビに変更されており
下面でもミディアムシーグレイとなっている翼前縁外側機銃部~翼端10inまでの
黄色い味方識別色は41年10月30日より使用、スピナー、文字、胴体帯はスカイで...”

「エッ?ええ~!!」

この解説のついている写真はちょっと小さいけど、クリアで明るく色具合もよく分ります。

「スピナーの色がどう見ても下面色より明るい!」

「エクストラデカールの塗装指示ではどちらも”SKY"だ」


「スピナー、文字、胴体帯は、ほぼ同じ明度に見える!」

あせってたの写真も探してみると、P54の下に同機がこれもまたクリアな写真で...

「こっちも明らかにスピナーの色が下面色より明るい!」

「翼前縁の味方識別帯もはっきり見える!」

”1941年10月の撮影”ってなっているんです、これが。

「まてよ、エクストラの”Autumn”ってことは9月も有り、なんとか...」

ところが味方識別帯は、”41年10月30日より使用”

結局、これの塗装?...茫然(泣)。

でも、”MKⅡA”だし、機銃無いって書いてるし...。

エクストラの根拠資料は”Aeroplane”の97年12月版
文林堂の”世界の傑作機”の方は93年3月版だけど2版で平成9年(1997年)4月30日発行
訂正が入っているのか?写真見ると”世傑”の方に分があるような気がするんですが、導入時期を確認するすべもなし...。
どなたか、正解をご存知の方がいらっしゃったら...。

【続く】




AIRFIX 1/72 CURTISS TOMAHAWK MK.ⅡB(6)結局、また...

2018年10月29日 | 1/72 イギリス空軍機
【前回までのあらすじ】
キット付属のデカールが気に入らず、機体塗装を終えた後に別売デカールを注文した管理者
届いたデカールと塗装パターンが合わないことに気付いて、狼狽する。

私事ですが土曜日は親類の法事、片道4時間かかる場所でこれで1日、日曜日は朝4時半起床で1日審判業務。
疲れました(本当に)で、まったく製作が出来ませんでした。

タイトル通り、結局再度マスキングし直しました。


最初にマスキングしたのと同じ工程では済まずキャノピーや、プロペラブレードの陰になっている部分の”スカイ”の部分など
もう細切れマスキングテープ総動員です。


再塗装はエアブラシで行おうと思っています、遅れを取り戻さなくては(焦)

【続く】




AIRFIX 1/72 CURTISS TOMAHAWK MK.ⅡB(5)どうすんだよォ~!

2018年10月26日 | 1/72 イギリス空軍機
思いのほか早く届いた運命?のデカール。
実はノーズアート(実はセクシーな女性)に惹かれ、P47のデカール(当然クイーン狙い)も同時購入したのです。
(ガネットさんありがとうございました)


案ずるより産むが易し、やった―ッ”MK2B”がある!よかったし~。


ところが、「めっ迷彩パターンが違ってる!」なっなんで~!(考えてみれば当然なんですけどね)。


ちょっと、考えさせてください。
このままデカールを使う塗装にやり直すか、知らぬ顔してキットのデカールを使うか。
スリーパスまでお願いします(笑)。

【続く】


ハセガワ 1/72 P-40N WARHAWK(2)だんだん違う方向に

2018年10月25日 | 1/72 アメリカ陸軍航空隊機
結局、プラ板を追加しました。

これで機体の縁に余裕で肘を置けるでしょう(けど、キャノピー開いてないんですよね)。

次の問題は鼻の低さ、「これはいくらなんでもあんまりだ」と言う訳で豊鼻手術です。


そういえばこんなものを過去に買っていた(売り飛ばさずに残していた)のです。
しかし...結論から言うとほとんど(まったくと言っていいほど)参考になりませんでした
肝心のヘッドギアの解説が少なくおまけに写真が不鮮明な白黒!
インド、ニューギニア方面の熱い地帯で彼らは何を被っていたのか?
結局、この表紙を基にヘッドギアの左右を更に削りこみ、ヘッドホーンを追加したんですが
このイヤーカップが円筒形に近い方は、RAFの”TypeE”ていうやつみたいで、同じRAFの”TypeD”にほぼそっくりなんですが
写真のように額の真ん中部分がちょっと下に出ていてるのが違いみたいです。
RAFタイプかアメリカ軍制式か?...アジア方面ではどうだったか。
一番可能性のある”AN-H-16”というタイプはヘッドフォンの部分が平たく潰れたような感じになっている様なんですが。



しかもこんなもんまで買ってしまったんですけど...無い...。


それと(ちょっと八つ当たり気味)この組説のパイロットの図、どう見てもBoBのRAF下士官パイロットでしょう

自分の買っていたものも含め、紙の資料の情報量の乏しさに驚いています、それに比べWebの情報量のすごいこと!
これで何とか答えが出そうな....しかし、出版社の皆さん、本当に頼みますよ。

【続く】


ハセガワ 1/72 P-40N WARHAWK(1)

2018年10月20日 | 1/72 アメリカ陸軍航空隊機
”ハセガワ”ですよ、旦那♡(ここ鬼平に酒を注ぐ女将の雰囲気で、女将は好みの女優さんをイメージして下さい)。
と言う訳で(どう言う訳だ!という突っ込みは当然おありでしょうが)長谷川製作所でございます(きっぱり官僚の答弁風)。
いえね、エアフィックス用に予約したデカールの届くのが今月末だって言うし
そもそもそれが使えるのか?BとC外見はどう違うの!、と何とか逃げ道を探した挙句のこの選択!
「鷹、もう一機作っちゃお」(それまでの時間稼ぎに)なんです。
何を作るかと言えば、皆さんの予想通り?これです(今年9月購入)。

この機首横におどろおどろしい(もしくは色っぽいのも他にあり)ノーズアートがある機が作りたいと思っていたので
早速製作に入りま~す。

機内色が”No54カーキグリーン”指定「えっジンクロじゃないの?あっはいはい、おっしゃる通りに」

私好みの部品の少ない”いい子”製品です(笑) 古いせいか(組説には”1981,1”の日付が)若干バリが見受けられます。
でもバリも考えようによってありがたい?何故ってあんな薄いプラ板ありませんからね、大事にとって置きます(笑)。

主翼ははめ込んだだけです、パイロットもお試し搭乗で乗っけてみただけ。主翼側の胴体前下部と接する部分を削って合わせました
フィレットの部分はそのままさわらず、ほぼぴったりです。

アンテナが立っているんで持ち上げていないと(汗)

プロペラブレードのコーションカラーも手塗りです。


キャノピーにもバリが、貴重品?の透明バリいただきま~す(笑)。

ちょっと胴体とは合いが今一で、擦り合わせた後マスキングしました。


パイロットは後頭部が扁平なためパテ盛りをし、首回りを削ってスッキリさせてから今回は左を向いてもらいます。
仮に乗せたときはちょうどよかったのに、いざ工作して乗せようとすると背が低すぎて、ヘッドレストに頭が届きません。
結局、お尻に1mmプラ板で座布団を追加しました。

こんな感じです。

まだ気持ち足りないような?

【続く】