見ると自信の湧く模型製作ブログ

お題の通り、主にプラモデル製作について、直線を描くのも切るのも下手な管理人”黒猫2号”の悪戦苦闘の日々を綴っています。

1/72 ハセガワ Spitfire Mk.Ⅷc (3)

2023年02月27日 | 1/72 スピットファイア(マーリン搭載)
進捗がある程度以上まで進んでくると、早く先(とり完した姿)が見たくなります
総会の準備もあるのですが(大丈夫か!?)💦これに製作が収れんしてきます

白塗りスピットも何とか形になってパイロットもコックピットに納まると、がぜん集中度が違ってきました



ガンサイトはキットのクリアパーツをそのまま使っています

キャノピーと同じランナーについていたため、窓枠塗装済みのとばっちりで被った塗料を取るのが面倒くさかったです

キャノピーのクリア度が高く、この角度でもパイロットの顔が判別出来た、と思います(^^;


で、いよいよ迷彩塗装前のマスキングになりました
何時もでしたら、実機と同じように識別色は迷彩が終わった後に塗るのですが、今回は違います
なにせ繊細なハセガワのスジボリも半ば埋まっていて、掘り直した状態なのですから
出来るだけ塗料の重ね塗りは避けたい、それに全身真っ白だし
そこで先にこの識別色を仕上げてマスキングし、迷彩色を塗るという手順に変更しました

全身真っ白とは言いながら濃淡あり、その上サンディングで一部ハゲチョロとなっています
もう一度白No33:つや消しホワイトを吹いてからのマスキングです(^^;


ノーズのレモンイエローも吹いてマスキングしています

手順を逆にしたので、いつもの筆塗りではマスキングの内側に塗料が浸食してしまう心配が有ります
繊細なパネルラインの事も有り、エアブラシ塗装を選択しました
DEとDGの境界線は、初めて『ねり消しゴム』というヤツを使ってみたのですが結果はこの通り
Before

結論、とっても使いにくいです
くっ付きがあまりよくなく、かと言って押さえつけると除去の時にへばりついて残り始末に困りました

After

DEをケチったのも原因の一つですが、結局筆でほぼ全面塗り直ししました(-_-;)
書き忘れていましたがDEはNoC369:ダークアース、DGはNoC361:ダークグリーンを使用しています

裏のほうはベタ吹きなので何とかなったようです

こちらはNoC363:ミディアムシーグレイを使いました

ドキドキのマスキングを取りです


なんとか(^^;

小パーツを忘れていたりして💦

これの処理も含めてまだちょっとリタッチが続きそうですね

【続く】


1/72 ハセガワ MORANE SAULNIER M.S.406 'FRENCH AIR FORCE'(1)

2023年02月24日 | 1/72 フランス空軍機
スピットと時間差で作り始めました
生れて初めての(笑)WW2フランス製機体のフランス空軍モノです
(大昔タミヤの1/100ミニジェットでミラージュⅢを作った事はある)

スピット前処理に手が掛かって、それならと合間に手を付けたのですが
スピットのパイロットに時間が掛かった事も有り、現在ほぼ平行製作になってします(^^;

オクで入手したコレです

組説には1993年11月の日付が有りました

ショップからの出品でパーツ状態は良好のようです

ツートーンカラーと云うのが珍しい

デカールも黄ばみなしでイイ感じです(とこの時は思っていました...)

組説はご存じの如く簡単なものですし、もう写真載せませんからね(^^;

何はともあれまずコックピット、そして後入れが出来ないのがメインコンソールです
当然デカール、これが台紙のレベルで見事分解(下左)

(上右)何とか貼ったのですが下半分がグチャグチャになってしまいました(-_-;)
こっちはパイロットを中に入れないつもり(服装がサッパリ分からないから)です
キャノピー越しに見えないのを祈るばかりです(^^;

床にシートとペダル(と云えるのか?)と操縦桿を付けました
下側のスピットとどっこいどっこいですね、でも操縦桿は細くて小ぶりイイ感じです


こちらはスピットと違ってすんなりスッキリ下からハマります


パイロットを入れないので、シートベルトを付けました
ベルト自体はタミヤの1mmマスキングテープをそのままで
金具はスピットと同じロイヤルモデルの1/35WW2ドイツ軍用PEです


こちらはプロペラ軸をただ挿すだけになっています
脱落防止の加工をして過去に痛い目にあった事も有り、時短も兼ねてブレ防止の為
WAVEのプラパイプ(内径2.2mm)を内側に入れるだけにしています


排気管の穴が塞がっているので、0.4mmドリル刃と小刀で開けました

上がBefore、下がAfterです

主翼の下側を取り付けました、いまのところイイ感じです


主翼上側と水平尾翼、そしてその支柱を取り付けました


フィレットの部分は薄々ピッタリで素晴らしいですね(^^)
水平尾翼の支柱が上側に付いているのはイタリア機風かな?

【続く】


1/72 ハセガワ Spitfire Mk.Ⅷc (2)

2023年02月21日 | 1/72 スピットファイア(マーリン搭載)
モチベが低いのにパイロットには力が入ってしまう、ナゼだッ!?(笑)

そんな訳で今回はパイロット編かな?
と云いながらプロペラブレードの警戒色を塗りましたけど


眺めていればいる程、気になってくるこの白
胴体の方もパネルラインを掘り起こして溝に入った塗料を除去します


主翼下のラジエターフラップが酷い状態で(-_-;)ここは小刀でこさげて落としました


パイロットは定番のイチイプライザーからの改造です

腕脚をばらしてシートに座らせ、まず形を決まます

ヘッドギアの工作をしたりして大まかな着色をします

このNo155Sqnはほぼビルマで活動していたようです
当然暑い(^^;
ヘルメットも主に布製のRAF TypeDを被っていたようなのですが
色が服装のカーキ系と被ってしまうので、見栄えで革製のRAF TypeCという事にしました

(パイロットは)完成です

今回は肌の部分に思い切ってハイライトを入れてみました
イヤーカップから伸びるコードはブラックリギングの0.135mmを
酸素マスクのホースは0.38mmコードを使っています
イヤーカップ、酸素マスク、ゴーグル、元は全て削りカスと見分けがつかない程小さなプラ板の切れ端です

シートベルトの金具は、最近コレを使う様になりました

ロイヤルモデルの1/35ドイツ軍用PEセットです
これのゴーゲット用のチェーンをばらして付けると、大きさがちょうどいいのです(^^)
赤矢印のところです、判ります?

完全に自己満足の世界(笑)

それを下から機体に入れます
シートベルトの端を背後の装甲板にピンと張るようにして接着しました

良く見えないかも知れませんが、パイロット後方の機内にプラ棒を渡しています
ここまでシートベルトを渡す予定です、当然装甲板から別に作ってですが
これが終われば、やっと翼と胴体が合体作業に入れます(^^;

【続く】

1/72 タミヤ F-84G THUNDER JET (3)

2023年02月17日 | 1/72 アメリカ空軍機
マスクした時の写真撮ったつもりだったのですが...
そんな訳で、いきなりのパネル塗り分け後です


当初、No8:(シン)シルバーの地にメタル系のNo204:スーパーステンレスとか
No205:スーパーチタンやらを吹いたのですが、吹き量が足りなかったのか全く違いが判りません(-_-;)
仕方なくNo8にNo331:ダークシーグレーやらNo:62:つや消しホワイトを混ぜて吹き
点検パネル類はNo218:アルミニウムを吹いたり、面相筆で塗ったりしています
No218はそのままだと触ると手に付くので
全体にMr,スーパークリアー(UVカット)光沢をスプレーして保護しています

裏はエンジン回り以外はパスしました(^^;


ここで手が止まってしまっているのです
実は以前ライフミニチュアズのマリリンモンローを作った際に、こんな写真を見つけまして

F-84Gでこのシーンを作りたい!そう密かに陰謀を巡らせていたのですが(笑)

しかしながら、カラーのお陰でリップと垂直尾翼一部の黄色は判ったのですが
それ以外はサッパリで、(思い出した時に)ネット探索の日々が続きます

そんな地道?しつこい(笑)努力が報われて?
こんな写真が見つかりました

おお~ッ機体番号は『FS-456』と判明!
RRAuctionというところにありました

更にこんなものも

当時のUSAFパイロットの服装が良く分かりますね
これはFlying by instrumentsと云うところからです

我らがユゴーさんも描いておられましたよぉ~(^^)

いつもの事ながら巧すぎます!
マリリンの左下にいるパイロットは写真のLT E L Channinですよね(^^;
この記事では、パイロットのエリフ・チャニンさんの当時の回想が書かれています
マリリンとの思い出...読んでみる価値は有りますよ(^^)

しかし問題はここからなのです
マリリンが慰問に訪れた日付(1954年2月19日)と場所(大邸K-2 AFB)は判っているのですが
そもそも所属飛行隊が不明なのです
FS-456だと分かった機体番号も、機体のカラーリングがタミヤのFS-454と違います
リップの黄色、垂直尾翼が黄色と黒の梯形模様だとするとこれが該当するのですが

機体番号の書体がちょっと違うようです
写真説明では、9th FBS所属のE型で1952年撮影のものだそうです

YouTubeでも慰問の際の映像が出ていました
こちらです
5分を過ぎた辺りから、写真のF-84に乗っている映像が始まります
日付が確定できたのはここのおかげです

こんな世紀の大女優と一緒に写っている機体なんか他に無いから
どこかデカールメーカーが出していないか!?と探して見ましたが見当たりません(-_-;)
「もう分からん!」
残念ながらマリリンとの共演は諦めて、タミヤの地味な方のデカールかなぁ
でもまだ完全に諦めた訳ではありません、どこかで出会えるかも、そのうち製品化されるかも...?
一縷の望みを託しながら、共通する部分だけ作業を進めていこうかと思います

そこで、とりあえずアンチグレアを塗装する事にしました
マスキングしてNo120:RLM80オリーブグリーンをエアブラシします


今度はちゃんとマスクしてあるところを撮ったぞ(笑)

心持ち艶が有りそうだったので、更にNo189:フラットベースなめらか・スムーズをエアブラシしました



紫外線浴の効果でデカールもボチボチ良さそうなので、次は出来るところを貼りたいですね


【続く】

1/72 ハセガワ Spitfire Mk.Ⅷc (1)

2023年02月15日 | 1/72 スピットファイア(マーリン搭載)
毎度の事ですが一つとり完させると、暫くモチベが低下したままになります
何か、やる気出ないし...特にこの時期クラブの総会準備で心穏やかではないし

サンダージェットはデカールの寒乾し中、その上資料探しが難航しておりまして💦
このままではイカンイカン(-_-;) 
他に何を作ろうかと考えて、取り敢えずカンタンなのがイイよねぇ~とばかり
オクで入手したプロペラヒコーキに手を付ける事にしたという訳なのでぇ~す(^^;

で、箱に1997年と印刷されているこれです

(箱絵はイラストの方が断然イイですよね)
タイトルの最後に勝手に”c”を付けたのは、このMkⅧがC-Wingだったからで
そこはスピット好きの拘りと申しましょうか💦

実はハセガワのスピット、作った事もなく在庫も当然ないという状態でして
しかもこれまた好きなSEAC塗装(^^)
と言う訳で見事ゲット出来たものなのです
何と言っても赤丸で囲っているところ”塗装済みキャノピー入り”が魅力ですよね(^^)

しかしながらそんなキットにも問題が...
この状態なのです


全身真っ白なのですよ(^^;
元の持ち主の方が、恐らくですがSEAC塗装の白帯の為にスプレーしたのではないかと?

デカールと塗装済みキャノピーはこの通りで良さげです
箱絵(写真)のタイプのみデカールに入っています

当然、白い帯はハセガワスタンダードの色?です(笑)
小さなポリキャップが付いていて、スピナーを差し込めるようになっています
ここはタミヤのウォーバードシリーズと同じ構造ですね

さすがに迷彩を塗る際、少しでも白面積が狭い方が良いかな、と
ミスターカラー用の薄め液を付けた綿棒で擦ってみたのですが、全然落ちません

赤丸のところが擦ったところです
恐らく塗料がアクリル系ではないかと思うのですがワタシには判りません
アクリルの上にラッカーを重ね塗りしたらどうなるか!?ですが
後に機体内部をNo364:エアクラフトグレイグリーンや
No33:つや消しブラックで塗った時点では特に変化は有りませんでした

それでも胴体の方は被膜も薄くスベスベだったので、まぁここはいいかと思ったのですが
主翼はそうはいきませんでした、けっこう厚くしかもザラザラの砂吹き状態だったのです
そこで400番のペーパーで表面を擦り、スジボリラインはカッターで掘り直しました

上面は突起物が少なかったので何とか出来たのですが
下面はラジエーターを始め至る所に突起物があり、駐機姿勢にするからイイや、と諦めました(^^;

”売り”の塗装済みキャノピーなのですが
どアップして見ると、アレェ~この位だったら(底辺モデラーの)オレでも出来んでない!?
と云う雰囲気なのです

全体に塗料が薄いですし、下側の方は(万遍なく)エアブラシの吹き漏れと思われる箇所も有ります
当然?機内色なんか吹いていませんよねぇ~(-_-;)

取り敢えず先を急ぎます(笑)
お決まりのコックピットを組み立て、組説通り機体に挟み込もうしたらこれが上手くいかないのです
悪戦苦闘の末(これ本当です)組説通りを断念し
コンソールとシート背後のフレームを、床と分離して先に胴体側に接着しました

コンソールのデカールは30分しても(マジ)台紙から離れず焦りましたが
ピンセットで端を起こしたら上手く剥離出来て、無事貼ることが出来ました(^^;
パイロットを載せなくてもシートベルトが有るので、床を入れるのはまだ先になりそうです

キャノピーを被せてみたら後部フレームとの位置関係も大丈夫なようですね


【続く】