見ると自信の湧く模型製作ブログ

お題の通り、主にプラモデル製作について、直線を描くのも切るのも下手な管理人”黒猫2号”の悪戦苦闘の日々を綴っています。

1/35 タミヤ M48A3 リストア (4)

2022年11月30日 | 1/35 AFVその他車両
初っ端から出来上がり写真を載せちゃいますけど【旧】の方が一応とり完になりました







とにかくベトナムの赤泥まみれ!が徐々に乾きつつある
というのをイメージしたのですが、

一応と云うのは、デカール貼り忘れていて...
海兵隊か陸軍か、キットのだと何かアレだしサードパーティーは高いし...
なんて悩んでいる内に、手が勝手に?動いてしまいまして(^^;

生れて初めて、キットにこれを使いました

両側のMr.ウェザリングペーストです
ベトナムは赤土だ!
と、マッドレッドに更にレベルカラー!の茶を混ぜたら赤くなり過ぎて
マッドイエローで何とか抑えたのがこれな訳でして
使い方も何も良く分からないのでこんな事になってしまってます(-_-;)



そんな訳で、このよく云ってイマイチなモノを何とかカモフラージュするには?
そう、アレしか有りません
お久しぶりの『レディース・Pz』です(笑)
お色気で、作品の粗を隠すというワタシの常とう手段が「リタ~ン!」
エントリーフィギュアの詳細については次回でぇ~ッ(^^;

【続く】

1/72 SWORD Fiat G.55 Centauro 2in1 (3)

2022年11月27日 | 1/72 イタリア空軍機
士の字化への準備を始めなければいけません
まずイモ付け水平尾翼の工事からです

胴体がまだ半身?のうちに、ドリルで補強用の金属製芯を入れる穴を開けます


パーティングラインの残る水平尾翼の接着面を均して胴体に接着します


一晩おいてしっかり固着させたのち、胴体内側からドリルで水平尾翼内部まで届くように穴を掘り進め
そこへ0.5㎜洋白線を差し込んで補強するというやり方です


これを2機分左右やって、水平尾翼の取付/補強工程は終了です

コンソールパネルとエンジン隔壁?も取り付けました

ここからは飛行/駐機状態に分かれての作業になっていきます

まず【飛行姿勢(モーター入れ)】から
脚収納庫扉を主翼に付け蓋します
穴の縁、扉とも結構バリがあって、しかもパーツ本体との境界があやふやな所が結構あって...
パネルの大きさ形が左右で微妙に違っているのは、擦り合わせの箇所が違っていたためです
現物合わせで擦り合わせしていたら、こうなってしまいました(汗)

向かって右側が白いのはパーツを飛ばして行方不明にしてしまい、0.5㎜プラ板で代替えしたためです(^^;
左側は間違えて表裏とも機内色を塗ってしまって...

電源コネクタとモーターの接続です
このハンダごてはどうにかしなければと思っているのですが


まぁこんな道具を使って、どうにか

モーターはエポパテで機体にくっ付けています

【駐機姿勢】
簡易インジェクションのプロペラスピナーはイボを機体に付けるだけ、基本回転出来ないようになっています
エアブラシ風で回るように、機内にプラパイプを入れ
ここにプラ棒で延長工作をしたスピナー軸を入れるよう工作をしました
何を考えていたのか、プラパイプでなくプラ棒を突っ込んで接着していてやり直したりしましたが
パイプも固定し、胴体と翼の合体...と思ったら前の部分がどうしても合いません
どうも例のレジンパーツが邪魔をしているようなのです(というかパイプ?)

しょうがない、とレジンをパイプの形に合わせて削ってみましたが状況は変わりません


これはレジンパーツを取ってみるしかないと
主翼から外した(捥ぎ取った)上で、干渉している可能性の有るサイドの角を削り
発想の転換?で機体側に付けてみました

その過程で脚収納庫の隔壁が吹っ飛んだりしています

これが功を奏して、ぴったり収まりまして何とか士の字になりました(^^;


機体側のフィレットをかなり削って入れています
幸い翼との段差が生じなかったので助かりました

【続く】

1/35 タミヤ M48A3 リストア (3)

2022年11月25日 | 1/35 AFVその他車両
新旧M48入り乱れての製作記になってしまってます
分かりにくくまた見にくいと思いますがご容赦の程を<(^^;)>

【旧の方の車体です】
とにかく履帯です
この弛みを何とかしなければなりません
取り敢えず上の浮き上がりを抑えようと、フェンダー下にプラ板を噛まして押さえることにしました
後側

前側

タミヤはホイールはポリキャップ内蔵なので、後からでも取り外しが可能
こんな時とっても助かります(^^)

これで、どのくらい改善できたか...

上は横にしてみたところ、下は接地状態でのものです
下の弛みは増々大きくなりましたが、上はそこそこ見れる程度になったかと(主観)

さて、ではこれからどうやっていくのか
色々考えたのですが
(1)まず前後端どちらかのロードホイールと履帯を固定し
(2)次に反対側の履帯を引っ張って、緊張させてからロードホイールと履帯を固定する
(3)そうすると前後のロードホイール間の接地面に弛みが集中する事になるので、ここで切り縮める
大まかに言ってこのような手順で作業を進める事にしました

(1)
ちょっとボケてますが左リア側です
0.3㎜洋白線でホイールと履帯を固定します

履帯は0.4㎜ドリルで穴を開けて洋白線を通しました
当初はストレッチリギングか、糸を使う事も考えたのですが
履帯がポリなので開けた穴に通しにくく、しっかりしている洋白線を使う事にしたのです
裏はこんな具合です

ホイール上側に来た結び目が目立つので、ここの位置を変更した方が良いですね(^^;

(2)
同じく左フロントです
同じように履帯に穴を開け洋白線を通しますが、結び目が履帯側に来るように通し方を変えました

通した後、大きな輪が出来るようにしておき、そこに外しておいたロードホイールを潜らせて戻します


(3)
前後端は固定出来たので、いよいよ履帯の切り縮めです
やった事が無い、いわゆるぶっつけ本番というヤツです(笑)
ハサミでチョッキンしました

で軽く引っ張りながら切った部分を重ね合わせると、余りが履帯1枚分くらいと判明しました
思ったより少なかったです
で、1枚分またチョッキン、(1)や(2)と同じように穴を開け洋白線を通してつなぎました

思ったよりポリ履帯がしっかりしていて、真ん中一か所だけ止めただけですが
歪みなどはほぼ無いように見えます(また主観)

右側も同様に作業しました

これでどうでしょうか
履帯を付けたり外したりで、リターンローラーが一個折れてしまい
この後、洋白線を中に入れて付け直してます

で、また砲塔を乗っけてみました


まぁこんなものじゃないでしょうかね(^^;
って、これ以上どうにかしろと言われましてもワタシの腕では...(^^;

【新・旧】
色の明るい方が新です
装填手ハッチの取っ手を金属製に替え、可動式にします
元のモールドを削り取り穴を開けます、ヒンジの部分には0.3㎜洋白線を通しました


砲塔のヒンジは基部を削り取り、代わりにプラパイプを加工して付けています


【新】
モーターライズの残滓、風通し最高です(笑)


プラ板で隙間を塞いでいきますが、なかなか思うようにはいきません

スプロケット上の車体上下合わせ箇所の形状が複雑で、隙間に合う様にうまくプラ板をカット出来ないのです(-_-;)
後はパテの厚盛りと黒塗装でごまかしますか(笑)

【続く】


お上りさんのお江戸買い出し道中記(笑)

2022年11月23日 | その他
永年の念願がかない、模型サークル ノンストックの第28回展示会を訪問した後
ブログ朋との別れを惜しみながら、次なるミッションへ向かう黒猫2号であった...
という訳で、展示会後のワタシの買い出し道中記です(^^;

忘備録の意味も有り、乗った列車名や行き先なども書いています
首都圏に御住みの方には当たり前すぎて「コイツ何書いてんだ、ちっとも面白くない」と思われるでしょうが
お上りさん(ワタシ)にとっては、どれも有る意味すべて冒険だったのですから(^^;

【20日夕刻】
会場を後にし、京王北野駅でhajime、Choro-Pooのお二人と別れてから特急新宿行に乗ります
笹塚で京王新線の本八幡行に乗り換えます、車両はそのまま都営新宿線を走り神保町駅で下車しました
(乗車時間1時間少々)
まずは一路ホテルへ、まだチェックインしていなかったのです
夕方5時をちょっと過ぎた頃なのに、もう辺りは暗闇に包まれていて...
ワタシの住む場所(山陰)との経度の違いを実感した出来事でした

今日最後のミッションは新橋のタミヤプラモデルファクトリーです
事前に電話で確認したところ、明日21日はビルメンテナンスの為、臨時休業との事!
もう今日中に何が何でも行かなければなりません(汗)
暗くなると増々ランドナビゲーションが難しくなりますが
それにもまして辿り着いたら既に閉店している可能性も、急がなくては!

ホテルの部屋に荷物を放り込み、再び神保町駅へ向かいます
今度は都営三田線の日吉行きに乗ります、降りた先は内幸町駅です
問題はここから、初めて降りた駅なので右も左も分かりません、しかも夜です
事前に調べて付箋紙を付けておいたポケットマップの地図(アナログ派なもので)と
I-Phoneのマップで自分の位置を確認し、街の明かりで見えるビル名を頼りに進みようやくたどり着きました(^^;

残念ながら2Fのモデルギャラリーは既に閉まっていましたが、買い物は無事終了
いやそれより何より、ここに来た!来れたという事の方が重要だったかも、です(笑)

タミヤプラモデルファクトリーでの購入物です

タミヤニュースとモデルマガジンはサービスでした、すっげー\(^0^)/

ランナーは新M551シェリダンのフィギュア関連のものです
ロシア物ボイコットでブラボー6のCVCヘルメットが使えないので助かりました(^^)
これがここに有ったという事は、ワタシの思いが天に通じた!?

オリーブドラブの缶スプレーはM48A3にと思いまして
過去作の謎のあの色は、ひょっとしてこれで塗ったのではないかと思ったからです

モデルマガジンですが、こんなものが挟んでありました

なんと記事の和訳コピーです
外国語が×なワタシにはとてもありがたいおまけでした(^ T)

【21日】
明けて月曜日、皆さんお仕事ワタシ買い出し(^^;
まずは西山洋書を目指します

こちらも事前に連絡が付き、それによると21日は午前10時半開店との事
荷物の入ったキャリーケースを宅配にして、身軽になって行動する事にしました
と云えば聞こえはいいですが真相は違います
昨日、缶スプレーを購入したのですが、これがヒコーキには持ち込めないのです
預け入れも不可、それをスッカリ忘れていて...で、この宅配扱いでした(-_-;)

また神保町駅が起点となります
都営三田線の西高島平行きに乗り、春日駅で都営大江戸線に乗り換え、上野御徒町駅で下車します
駅を出たのが午前10時過ぎ、ここで途中の喫茶店に入りブランチを摂って一息入れました

さあ出発、昨日と同じくポケットマップとスマホの地図を頼りに進みます
当たり前の話ですが、昼間は景色が見えるのでとっても判り易い(^^)

10時40分過ぎ、無事到着致しました
ここで2時間近く、突っ立ったまま品定めして選びました
とにかく本が所狭しと積んであり、目当てのものを探し出すのが容易では有りません
天井高くまである本棚の前に、床から積み上げた本が胸の辺りまで来ているのです(汗)

お店の方にジャンルや出版社を伝えて、置いてある大体の場所を聞いて探したのですが
いやもうとにかく、これだけ探し出すのがやっとでした(^^;

セール期間中だそうで多くの物が5~7割引き価格、かなり安くつきました
もっと欲しい本も有ったのですが、これがフランス語で書かれたハードカバーの豪華版
サイフとおつむ(語学力)に相談してあきらめざるを得ませんでした
そうまだ模型店巡りが待っているのです

2時間近くも立ちっぱなしだったので、疲労感が脚を覆ってきます、歳です
これからは空港に向かうまで乗り物移動は有りません
南、秋葉原方面に向かって(歩いて)前進あるのみ(笑)

まずタムタムに寄りましたが、ちょっとジャンルが違っていたので早々に退出
本命のイエローサブマリン秋葉原スケールショップへ向かいました

いや~やっぱりミリタリー物に囲まれていると幸福感が(笑)
右を見ても左を向いても、前も後も目に入るのは陸海空のミリタリーキットと関連パーツのみ
至福のひと時です(^^)

そんな幸福感に包まれながら購入したのがコレです

ちょっと写真がボケてしまいました
欲しいものは山ほどあったのですが、流石にこの歳になると自宅の積みプラも有る中で
残された時間で果たして完成させられるのかという事も有りまして...

モデリングソーは1㎜刃です、2㎜刃のものしか持っていなかったので飛びつきました
替え刃もこれからの事を考えてゲットしておきます
ブロンコのT-142可動履帯も見つけられて超ラッキー状態です、しかもこの安さはスゴイ!
つい最近アナウンスされているTAKOMの履帯は4000円近くするんですよ!!
お店の方に話を聞くと、ブロンコはもう履帯キットを製造していないとの事、幸運でした(^^;

袋のランナーはM2HMGのパーツです、どうもAFVクラブのものに見えるのですが不明です

しっかり安いものを選んでいます(^^;

やっぱりAZはちょっとお高いですね、中身が伴えば文句はないのですが...

ここで体力、資金ともギブアップです
JR秋葉原駅から品川まで、品川から京急エアポート急行に乗って羽田へ向い
お江戸買い出し道中は終わりとなりました<(_ _)>

今回の【どうでもいい話】
11月下旬の夜の帳が降りてからの帰省フライトです
機体まで運んでくれるバス乗り込んで、ふと窓に目をやると隣にいた機体が目に入ってきました

右翼の翼端灯です、しっかりグリーンしています

これをわざわざここで書いたのは
正直言って、今の今まで右翼側が本当に緑なのか、不安に思う事も有ったからです
ワタシ小型船舶の免許は持っているので、船の場合は右はミドリだと断言できるのですが
ヒコーキの場合は関連法規や実物を見た事が無いので、発光標識は船と同じという事は知識として知っていても
実際にそうだとは言い切れないところが有りました
キットの作例で、ここを青に塗っておられる方も少なからずいらっしゃいますし
本当はヒコーキの方は青になっているんじゃないかと...?

それが図らずも、晩秋の遅い時間帯にヒコーキに乗ることになって
ミドリで間違いないという事が確認出来た訳で安心した、という話です(^^;

【終了】

1/72 SWORD Fiat G.55 Centauro 2in1 (2)

2022年11月23日 | 1/72 イタリア空軍機
20日(日)に八王子市北野市民センターで行われました
模型サークル・ノンストック 第28回展示会に行ってまいりました。

20日の朝一便のヒコーキで東京へ
その脚で羽田~都営神保町~京王北野と移動して、昼前に会場へ到着しました。
会場入り口で来場者名簿に名前を書いていると
奥の方から出て来て声をかけて下さるロマンスグレイの紳士が!?
それがクラキン様でした(^^)
続いてhajime様、Choro-Poo様も、まさに感激の対面です!

当初は、Choro-Poo様が見てみたいと仰って下さったものを、お見せするだけだと
どちらかと云えば野次馬的?お気楽気分での作品持参だったのですが
ワタシの作品を展示するスペースまで確保して頂いていて「ビックリ」
ご厚意に甘えさせて頂き、恥ずかしながら拙作を並べさせていただきましたが
正直、並べる時に手が震えていました(笑)

「百聞は一見に如かず」ではないですが
クラキン様、Choro-Poo様、hajime様、皆さんの作品は、ブログで拝見していた画像より
何百倍も素晴らしかったです!!
その他の方の作品も素晴らしいものばかりで
カメラを持って行かなかったのが今でも悔やまれてなりません
この素晴らしい友と作品に出会える機会を与えて下さった、ノンストックの会の皆様に心からお礼申し上げます
本当にありがとうございました<(_ _)>

で、ショボい製作記の始まりです(^^;
※(ここからは東京行の前に書いていた部分です)
スピットやらTempestのMkⅡやらが、とり完しましたので、ようやくこいつの順番が回って来ました

皆さんご存知のように、簡易インジェクションは
ランナーにパーツ番号が刻印されていません
今までは、組立手順に指定されているパーツ番号を
組説の冒頭に載っているランナー図で確認して、手順のページに戻るという
行ったり来たり交互に見ながら組み立てていたのですが、これが本当に面倒くさい(笑)

そこで今回は、ランナーに直接番号を書くと云う
身も蓋も、芸も無い、そのものズバリの方法で解消する事にしました(^^;

”マイネーム”という名前書き用の油性ペンの極細の方を使って書いてます
昔、子供の持ち物に名前を書くのに使っていたやつですよ
パーツ自体が小さ過ぎて書き込めないのでランナーに書いたのですが
(大きなパーツは書かなくても形を見れば大体分かります)
この表面が曲面になっていて書きにくかったです(^^;

で、まずコックピット内部の床、シート、操縦桿を組み立てました

2in1なので2機まとめて作業です
機内色の塗装指示はクレオスのC312を使う様にあるのですが、これがイスラエル空軍迷彩色と云うヤツで
クフィルなんかの砂漠迷彩で塗られている、濃いグリーンなのです
どうみても指示にあるLight Greenには見えません
過去にはエアクラフトグレイグリーンを使ったことも有ったのですが
Z1007 ALCIONEの時と同じくスカイに気持ち緑を混ぜたもので塗りました

翼も2機分まとめてです

飛行姿勢の方は主翼上面を付ける前に、脚収納庫の扉を付けなければいけなかったのですが(汗)

例のレジンパーツは組み込むとこんな感じ

ほぼ見えません
しかも1機は飛行状態にするので完全に見えなくなる予定です
(それ忘れて2機とも付けちゃいました)

これ主翼の前縁では有りません後縁です、ちょっとどころでない厚さです

かなり削り込む必要がありそうですね(^^;

飛燕を思わせるラジエターのフィルターというかネット?ですが
かなり上に出てるのでここも削り込みが必要です


このぐらい?

削り過ぎて機体側の間に隙間が空くとマズイので機体側のカーブに合わせて削っています

こんな感じでしょうか


コンソールはプラパーツだけ、デカールもPEもフィルムも有りません
メーター類をクリアで塗ったのですがほぼ効果なし
そこで透明UVレジンを付けてみたのですが、ちょっと溢れてしまいました(_ _;)

おまけにUVライトを娘が新居に持って行った事を忘れていて(汗)
太陽光頼みです(笑)

【続く】