見ると自信の湧く模型製作ブログ

お題の通り、主にプラモデル製作について、直線を描くのも切るのも下手な管理人”黒猫2号”の悪戦苦闘の日々を綴っています。

1/32 アオシマ THUNDERBIRDS FAB1"LADY PENELOPE" AND "PARKER" (8)

2023年09月03日 | その他
立位のレディペネロープが何とか形になりましたので
これにてFAB1"LADY PENELOPE" と "PARKER"はとり完とさせて頂きます<(_ _)>

こ~んな感じです(笑)


遠景と云うか全景と云うか



とにかく車体がデカイというか長いです
車体の高さはそれ程気にならないので、FAB-1が1/32でペネロープが1/35という問題ではないと思いますけど(^^;

前後に立ってもらいました



いよいよ肝心のペネロープさんに焦点を絞って?




当初の考えでは実写映画版のソフィアマイルズさんのピンクのスーツを考えていたのですが
クルマもピンク、服もピンクではちょっと...💦
そこで、製作記2回目でご紹介した『サンダーバード55』の第1話で
ペネロープさんが着ていた青白のセイラーファッションに変更しました

セイラーカラーやダブルの前合わせ、ボタンなどちょいと(かなり)面倒くさい作業でしたが何とか
スカートは細かいアコーディオンプリーツの入ったものですが
この再現はワタシにはちょっと無理筋でセミタイトにしています
今思うとちょいとスリットを入れとけばよかったかも(;'∀')

最後に恒例のお顔アップです

プラチナブロンドの再現はダメでしたねぇ~(^^;

【終了】

1/32 アオシマ THUNDERBIRDS FAB1"LADY PENELOPE" AND "PARKER" (7)

2023年09月01日 | その他
また製作記事に戻ります

座位のペネロープ&パーカーが出来ましたので取り敢えず、座ってもらいます
(変装中という設定の)レディ・ペネロープ

釣り目気味のサングラスが如何にも女スパイ的ではないかと(^^;

パーカー

お顔の塗装に手こずりましたが、眉毛やほうれい線、そして下唇を工夫して何とか
帽子の紋章?は、キットのものを削り取って移植していますが流石にデカイ💦

取り敢えずキャノピー無しで乗ってもらいました

ここでつまらない小話をひとつ(;'∀')
※(脳内音声はペネロープを満島ひかりさん、パーカーは井上和彦さんで想像して下さい)

後部シートに体を埋めているレディペネロープ、何か落ち着きが有りません
シルバーフォックスのコートの前を合わせながら、パーカーに声を掛けます
ペネロープ「パーカー、エアコンディショナーはちゃんと効いているのかしら?」
パーカー「お嬢様、エアコンディショニングは正常に動作してございます」

ペネロープ「脚元も冷えるし、何かとっても寒く感じるんですけど」
パーカー「お寒く感じられるのは、機械のせいではなくお召し物の為だと思われますが...💦」
ペネロープ「この格好!?仕方ないのよ、トレーシーのおじさまが、この変装で行けって仰ったんですもの」
...おあとが宜しいようで(^^;

そして、真上から

パーカーのマイクは太すぎるので0.4㎜の洋白線に替えています
それにしてもロールスロイスのくせに室内が狭いんですよねぇ~...

キャノピーを被せてみます


途端に中が見にくくなるんですよ
けっこう磨いたつもりだったんですけど( ̄▽ ̄;)

キットに付いていたキャノピー後部両脇にある2本のアンテナ(下左)

これが太すぎて竹やりカーとまでは行かなくともあんまりなので、0.3mm洋白線に替えました(上右)
アンテナ基部はNo SM201:スーパーファインシルバー2を面相筆で塗っています

さて、そんなこんなの後でやっとFAB-1の全景です






立位のレディ・ペネロープも(手こずりながら)鋭意製作中です(^^;

前々回より上唇を少し厚くしました

右腕の工作が難航しておりまして...
プラチナブロンドの色も同じくなんですよ、色々調合してはいるのですが(;'∀')


【続く】


1/32 アオシマ THUNDERBIRDS FAB1"LADY PENELOPE" AND "PARKER" (6)

2023年08月27日 | その他
今回は製作記事ではありません
久しぶりの調査記事?です(笑)

前回に続いてこの本を購入しました、これは〇M〇ZONで見つけたものです

2022年5月の初版3刷です
同年1月に公開された”サンダーバード55”に合わせて発刊された
映画の吹き替えキャストの紹介も入ったもので、プロデューサーの(故)ジェリー・アンダーソンを始め、
当時のスタッフのエピソードなど、知らなかった事が一杯のなかなか読みごたえがある本でしたが、
その中でちょっと興味を引く記事が載っていたのです

それはジェリー・アンダーソン氏の年の離れた兄、ライオネルに触れている個所でした
17歳でRAFに志願し、モスキートのパイロットとなって戦い
1944年にオランダ上空で撃墜され戦死した、という内容だったのです

「モスキートのパイロット!?」
これが蛇の目好きの頭の中でエコーのようになって残り、いつまでも気になって仕方ありません(;'∀')

17歳で志願してパイロットになったと云う事は、Flight/Sergeantだったのか?
1944年の何時、所属部隊は、機体はFだったのかFBそれともNF、PR?
疑問が次々に頭に浮かんできます
しかしこれではあまりにも漠然として、異国のシロートが調べるにはハードルが高すぎました

たまたま同時製作の形でタミヤのBf109G-6を作っているのですが
この関連でドイツ夜間戦闘機隊のBf109について、タミヤニュースに連載されていた
『モデラーのための戦史(RAFボマーコマンド対LWナハトイエーガーの戦い)』
という記事を読み返していました
すると、連載も終わりのJuly 2021 Vol.626号のNo359の記事の中で

BC(ボマーコマンド)の出撃日時、都市名、撃墜された爆撃機の機種と所属、コードとシリアル番号
搭乗員の階級・氏名など全てが書かれた資料があると書かれていたのです
そんな宝の山みたいなものがあるのか!?と題名で検索してみると、何とあったのですよねコレが(;'∀')
下が執筆者の菊池晟氏が紹介されていた本の題名と作者です
”royal air force. the bomber command losses of the second world war"Ⅰ~Ⅳ By W.R.Chorley

しかしながら極東の島国に住むヘッポコモデラーが入手するには
これはあまりにもハードルが高すぎます(そもそも読めないし...💦)
ebayで中古品が出ていますが高い!しかも全部海外(送料が更に)
よく見るとVol.9なんてのまで出ていて...えっⅣまでじゃなかったの?って
(これは所謂ハードカバー版とペーパーバック版の違いらしいです)
これはもう研究者の領域です、諦めるしか有りません(~_~;)

と本は諦めましたが、往生際の悪いワタシはなおも検索エンジンをフラフラ(;'∀')
すると...
INTERNATIONAL BOMBER COMMAND CENTREというサイトに行き当たったのです

搭乗員の名前を入力して検索を掛けるやり方です

そこで恐る恐るGerryのお兄さんの名前『Lionel』を入れて検索をかけて見ると...
出ました!なのです



フルネーム:Lionel David Anderson
階級:F/S(Flight/Sergeant)
年齢:22歳
機種:Mosquito MkⅥ
所属飛行隊:No515Sqdn
飛行隊コード:3P
シリアルNo:NS895
戦死日時:1944年4月27日
埋葬地:オランダ、アーネム
夜間出撃でディーレン飛行場に墜落したことも
そしてご両親の名前、出身地も書かれています
Son of Joseph and Deborah Anderson, of Neasden, Middlesex.

もうこれで決まり!と行きたいところですが
せっかくここまでたどり着いたので、事実の補強(裏取り)をしようともうちょい検索します
まずシリアルNoをRoyal Air Force Commandsに入力して探します

機体はFB MkⅥ No515Sqdn 墜落した日付も同じです
ナビゲータの名前も分かりました
Sergeant  Anthony Bert Hayward Sims です

両親の名前も確認しました
これはGerry Andersonを英語版Wikiで検索しています

①の部分にご両親の名前(Joseph と Deborah)
②には墜落した日付と場所が書かれていました

更にAVIATION SAFETY NETWORKと云うところで墜落機の確認をします

00:55離陸、本当に真夜中の出撃だったのですね

最後にNo515Sqdnをまた英語版Wikiで確認しました

機体のバージョンも、基地名も合っていました
MkⅥを運用し始めたのが1944年3月から、F/O Andersonは部隊に配備されたばかりの機体に乗って出撃したんですね

で、このMkⅥ 早速探してオクに出ていたので落としちゃったりして(;'∀')
タミヤの1/72です
すでにタミヤのB.MkⅣ/PR.MkⅣとハセガワのNF.MkⅧが積んであるんですけど
なんかワタシに作れと、声にならぬ声が命じているような気がして...( ̄▽ ̄;)

【続く】


1/32 アオシマ THUNDERBIRDS FAB1"LADY PENELOPE" AND "PARKER" (5)

2023年08月23日 | その他
サンダーバードのFAB-1製作記のはずなのですが
もう単なるフィギュア改造記になってしまっています(^^;

まず、車内座位のレディ・ペネロープです

左)顔を何とか見れるぐらいに修正し
右)スォッシュデザインのサングラスを掛けました

コレが似合うだろうと、トンガリメガネタイプを選択
変装してFAB-1に乗り、疑惑のパーティーに潜入する道すがらという設定です
いかにも怪しげな女スパイ風になったのではないかと(笑)


シートに座ってもらいました


レディ・ペネロープ立位バージョンです

タミヤエポパテでスーツを形作っている途中です
最初は高密度タイプを使っていたのですが、乾燥に時間が掛かり過ぎて作業が捗らず
途中から速硬化タイプに替えました

お顔のBefore(左)/After(右)です

イージーサンディングで頬をふくらませ、鼻を高くするとともに鼻筋を細くし
ちょっとぽってり気味の唇(個人的感想です)を薄くしています
上唇がちょっと煤くなり過ぎたような...

パーカーはちょい難航していますので、また次回にでも紹介させて下さい

FAB-1やペネロープさんの資料を探していたら、オクでこんなモノを見つけまして

サンダーバード クロスセクション 日本語版です
本体1700円 送料710円 
当然、即攻で落としました(笑)

その中のFAB-1の図解です

ドアが下に開いてステップになるんですね!
ヘタなドアパカ改造なんかしなくてよかった...て、出来っこないですけど( ̄▽ ̄;)

【続く】

1/32 アオシマ THUNDERBIRDS FAB1"LADY PENELOPE" AND "PARKER" (4)

2023年08月03日 | その他
メッキ塗装のパーツとボディを合体させ(リアバンパーは仮組にしています)
ヘッドライトとテールランプ部、そして20mm銃身を組み込みました


テールランプのクリアパーツはNo47クリアレッドとNo49クリアオレンジで塗りました
ランプは全て赤指示でしたが、ウィンカーをオレンジにしています

リアバンパーはど真ん中にパーティングラインが堂々と通っています(;'∀')

ワタシの腕ではメッキの再生など夢のまた夢、諦めてそのままです

キャノピー枠はデカールです、ここと車体側面に
ハセガワトライツールのミラーフィニッシュを1mm強の幅に切り取って貼りました。
【ボディ】


【キャノピー】


車内がつや消し黒なので、キャノピー枠の裏はマスキングしてNo33つや消し黒を筆塗りしました
デカールを貼ってからミラーフィニッシュを貼るといういつもの泥縄だったのですが
ちょっと塗り残しは有りますが、ここはそこそこうまく行ったと思います
やっぱクルマはモールですよね(^^)

やっとパーカーのヘッドが決まりました

タミヤMMシリーズNo.80 1/35 アメリカ歩兵 コンバットクルーセットの彼(左)です
鼻の大きさが決め手になりました、口ひげ無しになるのが惜しいですが(^^;
頭部を切り離しキットのレジン製胴体と合体(右)、新たな人生に踏み出してもらいました(笑)
運転席に座ってもらい、腕を付けて位置調整します

これから制帽を作り、本格的に変身してもらいます。

ペネロープさんの右腕はジャンクから見繕って合わせます
御美脚を靴を含め整形しました

変装中という設定なので、サングラスを掛けてもらうつもりです(^^)

【続く】