見ると自信の湧く模型製作ブログ

お題の通り、主にプラモデル製作について、直線を描くのも切るのも下手な管理人”黒猫2号”の悪戦苦闘の日々を綴っています。

1/72 AIRFIX A.W. SEAHAWK  製作記(2)今回もまた大ボケをやらかしまして💦

2024年01月31日 | 1/72 イギリス海軍機
前回の製作編(1)でも書いたのですが
イスパノ20mm機関砲の銃口が全く再現されていないんです💦

機体の事をほとんど知らない事もあり、当初はこんなタイプも有るのかな?なんて思ったのですが...そんな訳ないでしょ!

エアフィックスといえばイギリス、箱にも”MADE IN ENGLAND”としっかり印刷されています
これ、あんたの国の機体でしょう!?と1976年(製造年)にワープして言ってやりたい(笑)
で、仕方ないから?穴を開けます(^^;

テープでおおよその位置を決め油性マジックでマーキングし、ドリルと彫刻刀で彫っていきました
後でサンディングの後始末も兼ね、機体丸ごと水洗いをしたのですが、
微細な削りくずが機内に残ったみたいで、これがまた後にやっかいな問題を引き起こすのです(-_-;)

結局イジェクションシート?の後が薄いのが気になって仕方なく
1㎜プラ板を重ねて(何となく)それっぽくしました

黒く塗ってボロ隠し(笑)
色の白いは七難隠すと云いますが、こと模型の場合は『黒いは七難隠す』、が当たっているようです(笑)

そしてパイロットです、結局こうなりました

ヘルメットとゴーグルはYouTubeの映像にあったものを参考にして弄っています
酸素マスクはプラ棒の切れ端を、ホースは0.38mm径の極細コードを使いました
ゴーグルはモールドをそのまま塗りましたが、ここは盛ってもよかったか?

参考にしたのはこちらの画像から

YouTubeの、この映像からです
1954当時のパイロットの装備はこんな感じ
1956年のスエズ危機の時には、バイザー付きヘルメットになっているようです
以前、ワイバーンを作った時に、その画像や映像のURLを記載していますので
宜しければご参照下さい。

映像では、ダブルブレストの制服を着た将校の頭がベレー帽を被っていました
他にもLSOも被っていたような...
海軍でも艦上でベレー帽を被っているのは流石RNだなぁ~って思ったのですが
はて、WW2の時はどうだったのか?ちょっと記憶にないけどどうだったんでしょうか

コックピットにインしてもらいます
目の前が殺風景なので、またプラ板積層で照準器をでっち上げました


どうもコックピット周りが実機と違うようですが、もう仕方ありません雰囲気で(^^;

主翼と尾翼を取り付けいわゆる士の字にしました



そして、もう戻れねぇ三途の川...じゃなくて遂にキャノピーを接着しました


実はですねぇ~でもないんですが...ここでまたやらかしました、テヘッって(^^;
前々回、(1)の紹介編の記事で
『如何に蛇の目好きとは言え、これはBundes Marineじゃろう』
なんて書いていたのですが、ドイツ海軍用デカールのあまりの黄変さにこれを断念
FAA仕様にしたつもりが、選択式の垂直尾翼を間違えてドイツ海軍用を接着してしまっていたのです( ̄▽ ̄;)
本当にアホなワタシ(T^T)

説明書の赤のアンダーラインをパッと見で、だと思い込んでしまい...

本当は一行上の青の方だったのです、やっちまったぜぇ~
パイロットはもうFAA仕様にしてますし
どうすりゃあええんじゃい~ッ!と、一枚刈りの坊主頭を搔きむしったのですが
覚悟を決めて垂直尾翼捥ぎ取り交換作戦を開始
ところが、案ずるより産むが易し、では有りませんがこれがあっけなく出来てしまったのです(;'∀')

左が間違えたドイツ海軍用(Bundes Marine)で、右がイギリス海軍航空隊(FAA)です
助かったぁ~、本当にそれしか言えません(^^;

【続く】

1/72 AIRFIX A.W. SEAHAWK  製作記(1)

2024年01月28日 | 1/72 イギリス海軍機
いよいよのシーホーク製作記です(^^;
このキットにはパイロット+クリアスタンドが付いています

パイロットはなかなかの出来で好感度アップですし
スタンド付きと云うのもいい、特にクリアと云うのが(^^)

しかしながらこのシートがちょっとなのです

この後傾度はまるでF16かファーストクラスの座席
若しくは、断りもなく目一杯リクライニングさせた迷惑極まりない前席の乗客!?
顔もやっと覗く程度でこれでは飛べません?

実機はこんな感じです


そこでシートを上げ底にし、背もたれを前に起こすよう手直ししました

射出座席になっていると思われますが、後の方はもうノータッチです(^^;

このキットにはもう一つ罠があります
それはパーツ合わせのための穴と突起が微妙に合わない事です

この微妙と云うのがポイントで、見て分かる程度なら突起を切り飛ばして終わりなのですが
アレ?合わないな~と弄った末に分かる程度、なかなかのトラップです(笑)

そんな事が有りつつ?胴体を貼り合わせました

両側の空気取り入れ口&ノズル部分のパーツも接着してます

好みのクリアスタンドが付いている事もあり飛行姿勢にすることにしました
脚カバーも整形して取付け、主翼を付ける前に全体をせっせと均します


飛行姿勢を選んだのは、脚カバーが分厚過ぎて自作が面倒くさかった、という事も有りますけど(笑)
こんなに分厚いんですよ

これは前脚の部分です、つかえてこれだけはみ出ます
主脚の方はこれよりまだ厚かったのですが写し忘れました
よく見ると機首にある20mm機関砲X4の銃口が全く再現されていない事に気付くのです💦

キットも?ワタシもどうも気合がイマイチ入っていない様な...( ̄▽ ̄;)

【どうでもいい話?】
組説もアレですし、キットもちょいアレで
なにか参考になるものは無いかと、ネットで探していたら〇M〇ZONがヒットしました
一体どのくらいで出ているのかと気になって覗いてみたら~何と!!
1万5690円ですって...唖然
確かにワタシが落札したものより古そうですが
もうこれは作るというより、ビンテージとしての収集者用の価格じゃないですかぁ~?って
因みにワタシは、600円+送料で入手しました(^^;

【続く】

1/35 MiniArt + MENG BUNDESWEHR TANK CREW 製作編(5)とり完編

2024年01月25日 | 1/35 フィギュア_ミニアート 
昨日2回、今日3回雪かきしました
朝は乾雪で、昼前、3時のおやつ前は湿雪でしたが、雪が降っているので当然?クソ寒いです
体が温暖化仕様(冷え性)だから寒いのはイヤだって云ってるのに(笑)

FleckTernの番です、当初は経過をしっかり写して出来上がる様を記録して、なんて考えていたのですが
もう色と云いパターンといい、難しいったらありゃしません
塗っては直し塗っては直し...写真を撮る余裕なんて有りませんでした
結局、途中経過は全部パス、一気にとり完記事にさせて頂く事にした訳で...<(^^;)>

Flecktarnです
まずMiniArt♂から



MENGです



特別待遇のMiniArt紅一点(^^;


髪を束ねているリボン、色失敗したなぁ~(-_-;)

この迷彩は黄緑、グリーン、ブラウン、グレー、そして黒の5色使ってあるようです
そこで、まず下地になる黄緑系の色は最初No27:機体内部色で塗ったのですが
これがイメージに合わず、2回目はNo26:ダークエッググリーンをメインに少量のNo27を足して塗り直しました

グリーン系はNo120:RLM60オリーブグリーンをビン生で
グレー系はNo333:エクストラダークシーグレーをこれもビン生

ブラウン系は当初No7:茶色+No33:つや消しブラックで塗ったのですが暗くなり過ぎ
そこでNo7ビン生だけで塗ってみたのですが、これもイメージが合わず
3回目ではNo7+No55:カーキ+No38:オリーブドラブ②を混ぜたものを塗り、やっと何とかとなったのではないかと
前の黄緑色もでしたが、全体を塗ってからオカシイ!?となって塗り直すので
その度に斑点も描き直さなければならず、ちょっと(かなり)しんどかったです(;'∀')

道具(筆)ですが、なにせ斑点がやたら多い上に人数が人数です
SSのピーパターンの時でさえ、せいぜい二人が限度、今までこんな数を一度にこなした事は有りません
点々をこんなに描いていては、高価な極細面相筆の筆先が痛んでしまう可能性が極めて大💦
このため極細面相筆を4本用意し、これをローテーションで休め手入れしながら使って塗りました

Tropentarnの出来上がり版
MiniArtです


ゴーグルのストラップはプリンター用紙の細切りででっち上げました
マイクロフォンと中継器?はキットのパーツです、コードは0.38mmの手芸用を使いました

MENGです


マイクロフォンは伸ばしランナーで、コードはMiniArtと同じです

恒例の上半身アップです
MiniArt






MENG





【乗せてみました】
AFV搭乗員は乗ってなんぼ、特にこのポーズではそうですよね
しかしこのままでは...
以前ブログに挙げたドイツ連邦軍AFVではSpPz-2とTPz-1が有りますが
SpPz-2 Luchsは既にレディースが乗車済み、TPz-1 Fuchsはドア類が一体化していて乗り込みは無理
どうしたものかと、そこでブログ以前の過去黒歴史時代のキットを引っ張り出して乗ってもらう事にした訳なのです
本人が黒歴史って云う位ですから、ツッコミは無しでお願いしますね<(^^;)>
まず、イタレリのレオパルドA6?にMiniArt

作ったのは確か30年近く前じゃないかと、組説さえ残っていませんでした💦

AFVクラブのウィーゼルにMiniArt

20年前(とは言わないか...?)

同じ車両にMENG


ドイツレベルPzH2000にはMiniArt紅一点を

組説では発売1999年、間もない頃に作ったと思います、もう何にも云えねぇ(笑)

サービス?でウィーゼルTOWにも

ウィーゼルは空挺部隊用なので、本当ならベレー帽をバイオレットにしなければいけないんですけどね💦

MENGは腰回りの太さと腕のポーズでハッチに入れにくかったです
膝下が無い方は更に腰が太く、手持ちのキットには入らないので搭乗を諦めました


【どうでもいい話?】
ドイツ連邦軍のAFV乗員の服装や装備、実物がどうなのか知りたくてWebで探していたら
何と最新型PUMA歩兵戦闘車が欠陥だらけで調達がストップしたという、昨年12月のPOLITICO記事に出くわしました
見出し下段には
《最近の演習中に、参加していたプーマ歩兵戦闘車18台すべてが故障した》というショッキングな内容が!

電子機器の故障、砲塔の欠陥にその他無数の故障が発生
遂には演習中に配線が発火して1台を放棄しなければならなかったとか💦
いや~このPUMAって、確か1/35でRYEFIELD MODELからキット化されてますよね
これから買おう作ろうと考えているモデラーが、この記事を読んだとしたらどんな心境になるのか...
ちょっと想像してしまいました。

【終了】

1/35 MiniArt + MENG BUNDESWEHR TANK CREW 製作編(4)Tropentarn編です

2024年01月23日 | 1/35 フィギュア_ミニアート 
Tropentarn(熱帯迷彩)編です
面倒臭いので、4人まとめて面倒見ます(笑)
まずユニフォーム全体をNo39:ダークイエロー + No62:つや消しホワイトの混色でベースを塗ります
その上からキット指定のNo43:ウッドブラウンを極細面相筆で、茶系の迷彩パターンを描きました


ちょっとマズイものが写ってしまって💦
後から気付いたので取り直しも出来ず...白塗の箇所はセキュリティ上?の措置です(^^;

No39:ダークイエローは新(Mr.カラー)旧(グンゼレベル)の在庫が有ったのですが
これが新旧では色合いの違いがかなり目立ちまして

新の方は、これが果たして”新”と云えるのかという問題は有りますが(;'∀')
旧の方なんか、特色のデュンケルゲルプに近い感じです
結局、新の方を使ったのですが、後になってから考えると旧の方が良かったかも...?

次はグリーン系です
キットはNo38:オリーブドラブとなっているのですが、これはちょっと緑っ気が足りないと感じまして
これが合ってるかなぁ~と、No120:RLM60オリーブグリーンを使いました



あっちこっち迷彩柄を修正しながら、ヘルメットやグローブなんかを塗った後です



両腕の国旗は筆塗りしました

MENGのTシャツさんは付けてないだろうと勘違いして塗っていませんでした💦
後でFleckternの5人と併せて塗ります

以下はMiniArtの色に関してです
グローブはNo44:タンが指定だったのですが、持ってない...
で、指定のなかったシューズも併せて旧No39:ダークイエローで塗りました
ヘルメットは指定通りNo38:オリーブドラブで塗っています
MENGは素手だったのでここはパス、シューズはMiniArtと同じ色で塗りました
けど...何回見てもやっぱりMENGは短足に見えるな~( ̄▽ ̄;)

マイクロフォン関係や細かい塗り分けは、Flecktarnの完成後に併せてやろうと思っています

【どうでもいい話】
”Tropen”と有りますが、迷彩服はどうみても乾燥地帯用で
ワタシの思う熱帯とは全く縁が無さそうな色合いです

画像は5MODSと云うところからです
これはマリで平和維持活動に当たっている兵士の写真ですが、どう見ても景色はバリバリ乾燥地帯
ドイツ語でTropenってどこまで含んでいるのか!?そこで辞書を引いてみました
使ったのは三省堂 独和新辞典 1983年5月1日発行の第3版です

で、やっぱり『熱帯(地方)』しかない!
そう云えばWW2時に北アフリカでサンドフィルターを付けたBf109も、『/Trop』だったよな、と
今頃になって思い出したのでした( ̄▽ ̄;)
地中海の向こう(南)側、緯度が低い方(赤道に近い)をまとめて指すのでは、と思ったりして...


【続く】

1/35 MiniArt + MENG BUNDESWEHR TANK CREW 製作編(3)お顔塗装しました

2024年01月20日 | 1/35 フィギュア_ミニアート 
別カテゴリーを作ってMENG-MODELを独立した枠にするかどうか
この度はちょっと様子見、という事にしました
前回の記事でも触れましたが、2017年発売でこの出来はちょっと...と
面目躍如な出来のキットが出てくれば別ですが、これでは今のところ購入する気が起きません
それまではMiniArtにヤドカリという事にしておきます(^^;

で、いよいよお顔の塗装に入ります
紅一点を除く計8体まとめて塗っちゃおう~、ってどうなりますことやら( ̄▽ ̄;)

で、入眼しました、でも今までとやり方をちょっと変えています
今までは白目と眼を描いた後、茶系でまつ毛、そして暖色系の色を使い
目の輪郭を決めていくと云う塗り方だったのですが
今回、下地?に塗った肌色(No51:薄茶色)で輪郭をはっきりさせ、しっかり目と云うものを描き
それから眼周りのまつ毛・陰影というか色のグラデを入れる、という手順にしてみたのです
こんな感じです
MiniArtです


サングラスをかけた髭のオッチャンは、画像の数が奇数だとまとまりが良くないのでスペース埋めです(;'∀')

MENGです

もう、残りのサングラス組は省略しました(^^;
因みに、両メーカーとも瞳の色はグレー系やら緑、青をグチャグチャ適当に混ぜて薄めたものを塗りました
最終的に、青っぽくなくかと言って緑っぽくもなく、けれどその色は認識できるようにしたつもりですけど...💦

これにまつ毛&眉毛を描いた後
希釈したBC02:キャロットオレンジとBC01:ペールオレンジを、混ぜたものを流し込むように塗って



(サングラス組は省略)
こんな具合です、全部♂なのであまり目を強調(お化粧)しなくてもいいので助かりました(笑)

細かい話になりますが、MENGの一人の鼻の出っ張りが気になったので、削って均しています


お次はいよいよ迷彩服の塗装に突入で~す、けどなんか気が重い...(笑)
まずは難易度が比較的低そうで、人数も4人と一人少ないTropentarnから始めてみます

【どうでもいい話】
前回の記事で、
21世紀ドイツ人としては、どうもMiniArtの方が背が低いかも...なんて書いたので
MiniArtとMENGのフィギュアを、ちょっとノギスで測ってみました
測定点は、ヘルメットや帽子の頂点から靴かかとの底辺(地面と接しているところ)までです
その結果は以下の通りでした
   MiniArtは4.9~5cm(171.5~175cm)
MENGは5.1~5.2cm(178.5~182cm)
やっぱりMiniArt低めですね、でもこれはあくまでキットの比較です
それにヘルメットの隙間や靴底の厚みも入っていますから
カッコ内の人サイズより3~4cm近く低くなるのではないかと考えられます
実際のところはどうなんだと、ネットでそれらしきところを探して見ると...
何と175cmとかのレベルではなく、オーバー180cmが普通だったのです💦

World Data Infでは、ドイツ人男性の平均身長が180cmと表示されています
でもこのデータの平均身長はどれ位の年齢層が分母になっているのか分かりません
年齢を重ねていけば背も縮んでいくのは洋の東西、人種を問わず同じかと
一般的に兵士は年齢が若い(10代後半~20台前半?)ので、もうちょっと高めになるのでは
そこでもうちょい探して見る事にします

その名も”平均”というドイツ語のサイトでは若年層の年齢別の平均身長が記載されていました
そこでは何と21歳で184.0cmもあるんですよ!女性でも170cm超えです(;'∀')
これを1/35に直すと約5.25cmとなります、しかもあくまでも平均なのでこれより高い可能性も有ります

このデータを検証できないかとドイツ連邦の統計局まで覗いてみたのですが
データが2017年の利用可能期間を過ぎており、確認する事が出来ませんでした
と云う訳で、ドイツ連邦軍兵士の身長に関する調査は取り敢えずおしまいです
以上、現場からでした~(^^;

【続く】