見ると自信の湧く模型製作ブログ

お題の通り、主にプラモデル製作について、直線を描くのも切るのも下手な管理人”黒猫2号”の悪戦苦闘の日々を綴っています。

1/35 MiniArt + MENG BUNDESWEHR TANK CREW 製作編(5)とり完編

2024年01月25日 | 1/35 フィギュア_ミニアート 
昨日2回、今日3回雪かきしました
朝は乾雪で、昼前、3時のおやつ前は湿雪でしたが、雪が降っているので当然?クソ寒いです
体が温暖化仕様(冷え性)だから寒いのはイヤだって云ってるのに(笑)

FleckTernの番です、当初は経過をしっかり写して出来上がる様を記録して、なんて考えていたのですが
もう色と云いパターンといい、難しいったらありゃしません
塗っては直し塗っては直し...写真を撮る余裕なんて有りませんでした
結局、途中経過は全部パス、一気にとり完記事にさせて頂く事にした訳で...<(^^;)>

Flecktarnです
まずMiniArt♂から



MENGです



特別待遇のMiniArt紅一点(^^;


髪を束ねているリボン、色失敗したなぁ~(-_-;)

この迷彩は黄緑、グリーン、ブラウン、グレー、そして黒の5色使ってあるようです
そこで、まず下地になる黄緑系の色は最初No27:機体内部色で塗ったのですが
これがイメージに合わず、2回目はNo26:ダークエッググリーンをメインに少量のNo27を足して塗り直しました

グリーン系はNo120:RLM60オリーブグリーンをビン生で
グレー系はNo333:エクストラダークシーグレーをこれもビン生

ブラウン系は当初No7:茶色+No33:つや消しブラックで塗ったのですが暗くなり過ぎ
そこでNo7ビン生だけで塗ってみたのですが、これもイメージが合わず
3回目ではNo7+No55:カーキ+No38:オリーブドラブ②を混ぜたものを塗り、やっと何とかとなったのではないかと
前の黄緑色もでしたが、全体を塗ってからオカシイ!?となって塗り直すので
その度に斑点も描き直さなければならず、ちょっと(かなり)しんどかったです(;'∀')

道具(筆)ですが、なにせ斑点がやたら多い上に人数が人数です
SSのピーパターンの時でさえ、せいぜい二人が限度、今までこんな数を一度にこなした事は有りません
点々をこんなに描いていては、高価な極細面相筆の筆先が痛んでしまう可能性が極めて大💦
このため極細面相筆を4本用意し、これをローテーションで休め手入れしながら使って塗りました

Tropentarnの出来上がり版
MiniArtです


ゴーグルのストラップはプリンター用紙の細切りででっち上げました
マイクロフォンと中継器?はキットのパーツです、コードは0.38mmの手芸用を使いました

MENGです


マイクロフォンは伸ばしランナーで、コードはMiniArtと同じです

恒例の上半身アップです
MiniArt






MENG





【乗せてみました】
AFV搭乗員は乗ってなんぼ、特にこのポーズではそうですよね
しかしこのままでは...
以前ブログに挙げたドイツ連邦軍AFVではSpPz-2とTPz-1が有りますが
SpPz-2 Luchsは既にレディースが乗車済み、TPz-1 Fuchsはドア類が一体化していて乗り込みは無理
どうしたものかと、そこでブログ以前の過去黒歴史時代のキットを引っ張り出して乗ってもらう事にした訳なのです
本人が黒歴史って云う位ですから、ツッコミは無しでお願いしますね<(^^;)>
まず、イタレリのレオパルドA6?にMiniArt

作ったのは確か30年近く前じゃないかと、組説さえ残っていませんでした💦

AFVクラブのウィーゼルにMiniArt

20年前(とは言わないか...?)

同じ車両にMENG


ドイツレベルPzH2000にはMiniArt紅一点を

組説では発売1999年、間もない頃に作ったと思います、もう何にも云えねぇ(笑)

サービス?でウィーゼルTOWにも

ウィーゼルは空挺部隊用なので、本当ならベレー帽をバイオレットにしなければいけないんですけどね💦

MENGは腰回りの太さと腕のポーズでハッチに入れにくかったです
膝下が無い方は更に腰が太く、手持ちのキットには入らないので搭乗を諦めました


【どうでもいい話?】
ドイツ連邦軍のAFV乗員の服装や装備、実物がどうなのか知りたくてWebで探していたら
何と最新型PUMA歩兵戦闘車が欠陥だらけで調達がストップしたという、昨年12月のPOLITICO記事に出くわしました
見出し下段には
《最近の演習中に、参加していたプーマ歩兵戦闘車18台すべてが故障した》というショッキングな内容が!

電子機器の故障、砲塔の欠陥にその他無数の故障が発生
遂には演習中に配線が発火して1台を放棄しなければならなかったとか💦
いや~このPUMAって、確か1/35でRYEFIELD MODELからキット化されてますよね
これから買おう作ろうと考えているモデラーが、この記事を読んだとしたらどんな心境になるのか...
ちょっと想像してしまいました。

【終了】

1/35 MiniArt + MENG BUNDESWEHR TANK CREW 製作編(4)Tropentarn編です

2024年01月23日 | 1/35 フィギュア_ミニアート 
Tropentarn(熱帯迷彩)編です
面倒臭いので、4人まとめて面倒見ます(笑)
まずユニフォーム全体をNo39:ダークイエロー + No62:つや消しホワイトの混色でベースを塗ります
その上からキット指定のNo43:ウッドブラウンを極細面相筆で、茶系の迷彩パターンを描きました


ちょっとマズイものが写ってしまって💦
後から気付いたので取り直しも出来ず...白塗の箇所はセキュリティ上?の措置です(^^;

No39:ダークイエローは新(Mr.カラー)旧(グンゼレベル)の在庫が有ったのですが
これが新旧では色合いの違いがかなり目立ちまして

新の方は、これが果たして”新”と云えるのかという問題は有りますが(;'∀')
旧の方なんか、特色のデュンケルゲルプに近い感じです
結局、新の方を使ったのですが、後になってから考えると旧の方が良かったかも...?

次はグリーン系です
キットはNo38:オリーブドラブとなっているのですが、これはちょっと緑っ気が足りないと感じまして
これが合ってるかなぁ~と、No120:RLM60オリーブグリーンを使いました



あっちこっち迷彩柄を修正しながら、ヘルメットやグローブなんかを塗った後です



両腕の国旗は筆塗りしました

MENGのTシャツさんは付けてないだろうと勘違いして塗っていませんでした💦
後でFleckternの5人と併せて塗ります

以下はMiniArtの色に関してです
グローブはNo44:タンが指定だったのですが、持ってない...
で、指定のなかったシューズも併せて旧No39:ダークイエローで塗りました
ヘルメットは指定通りNo38:オリーブドラブで塗っています
MENGは素手だったのでここはパス、シューズはMiniArtと同じ色で塗りました
けど...何回見てもやっぱりMENGは短足に見えるな~( ̄▽ ̄;)

マイクロフォン関係や細かい塗り分けは、Flecktarnの完成後に併せてやろうと思っています

【どうでもいい話】
”Tropen”と有りますが、迷彩服はどうみても乾燥地帯用で
ワタシの思う熱帯とは全く縁が無さそうな色合いです

画像は5MODSと云うところからです
これはマリで平和維持活動に当たっている兵士の写真ですが、どう見ても景色はバリバリ乾燥地帯
ドイツ語でTropenってどこまで含んでいるのか!?そこで辞書を引いてみました
使ったのは三省堂 独和新辞典 1983年5月1日発行の第3版です

で、やっぱり『熱帯(地方)』しかない!
そう云えばWW2時に北アフリカでサンドフィルターを付けたBf109も、『/Trop』だったよな、と
今頃になって思い出したのでした( ̄▽ ̄;)
地中海の向こう(南)側、緯度が低い方(赤道に近い)をまとめて指すのでは、と思ったりして...


【続く】

1/35 MiniArt + MENG BUNDESWEHR TANK CREW 製作編(3)お顔塗装しました

2024年01月20日 | 1/35 フィギュア_ミニアート 
別カテゴリーを作ってMENG-MODELを独立した枠にするかどうか
この度はちょっと様子見、という事にしました
前回の記事でも触れましたが、2017年発売でこの出来はちょっと...と
面目躍如な出来のキットが出てくれば別ですが、これでは今のところ購入する気が起きません
それまではMiniArtにヤドカリという事にしておきます(^^;

で、いよいよお顔の塗装に入ります
紅一点を除く計8体まとめて塗っちゃおう~、ってどうなりますことやら( ̄▽ ̄;)

で、入眼しました、でも今までとやり方をちょっと変えています
今までは白目と眼を描いた後、茶系でまつ毛、そして暖色系の色を使い
目の輪郭を決めていくと云う塗り方だったのですが
今回、下地?に塗った肌色(No51:薄茶色)で輪郭をはっきりさせ、しっかり目と云うものを描き
それから眼周りのまつ毛・陰影というか色のグラデを入れる、という手順にしてみたのです
こんな感じです
MiniArtです


サングラスをかけた髭のオッチャンは、画像の数が奇数だとまとまりが良くないのでスペース埋めです(;'∀')

MENGです

もう、残りのサングラス組は省略しました(^^;
因みに、両メーカーとも瞳の色はグレー系やら緑、青をグチャグチャ適当に混ぜて薄めたものを塗りました
最終的に、青っぽくなくかと言って緑っぽくもなく、けれどその色は認識できるようにしたつもりですけど...💦

これにまつ毛&眉毛を描いた後
希釈したBC02:キャロットオレンジとBC01:ペールオレンジを、混ぜたものを流し込むように塗って



(サングラス組は省略)
こんな具合です、全部♂なのであまり目を強調(お化粧)しなくてもいいので助かりました(笑)

細かい話になりますが、MENGの一人の鼻の出っ張りが気になったので、削って均しています


お次はいよいよ迷彩服の塗装に突入で~す、けどなんか気が重い...(笑)
まずは難易度が比較的低そうで、人数も4人と一人少ないTropentarnから始めてみます

【どうでもいい話】
前回の記事で、
21世紀ドイツ人としては、どうもMiniArtの方が背が低いかも...なんて書いたので
MiniArtとMENGのフィギュアを、ちょっとノギスで測ってみました
測定点は、ヘルメットや帽子の頂点から靴かかとの底辺(地面と接しているところ)までです
その結果は以下の通りでした
   MiniArtは4.9~5cm(171.5~175cm)
MENGは5.1~5.2cm(178.5~182cm)
やっぱりMiniArt低めですね、でもこれはあくまでキットの比較です
それにヘルメットの隙間や靴底の厚みも入っていますから
カッコ内の人サイズより3~4cm近く低くなるのではないかと考えられます
実際のところはどうなんだと、ネットでそれらしきところを探して見ると...
何と175cmとかのレベルではなく、オーバー180cmが普通だったのです💦

World Data Infでは、ドイツ人男性の平均身長が180cmと表示されています
でもこのデータの平均身長はどれ位の年齢層が分母になっているのか分かりません
年齢を重ねていけば背も縮んでいくのは洋の東西、人種を問わず同じかと
一般的に兵士は年齢が若い(10代後半~20台前半?)ので、もうちょっと高めになるのでは
そこでもうちょい探して見る事にします

その名も”平均”というドイツ語のサイトでは若年層の年齢別の平均身長が記載されていました
そこでは何と21歳で184.0cmもあるんですよ!女性でも170cm超えです(;'∀')
これを1/35に直すと約5.25cmとなります、しかもあくまでも平均なのでこれより高い可能性も有ります

このデータを検証できないかとドイツ連邦の統計局まで覗いてみたのですが
データが2017年の利用可能期間を過ぎており、確認する事が出来ませんでした
と云う訳で、ドイツ連邦軍兵士の身長に関する調査は取り敢えずおしまいです
以上、現場からでした~(^^;

【続く】


1/35 MiniArt + MENG BUNDESWEHR TANK CREW 製作編(2)お次はMENG

2024年01月17日 | 1/35 フィギュア_ミニアート 
寒いですね...それだけ言いたかった(^^;
で、タイトル通りMENG-MODELの番です

正直なところ箱絵はいいですが、中身はMiniArtより出来良くないです

靴はドタ靴でスキーかスノボシューズに近いデカさ、そして踵無し

ゲートは太くしかも場所が悪い(考えてない?)

首の座るところなんかに持ってきたら、整形が大変じゃん(怒)

マイクロフォンも彫刻で表現しているので、顔を塗るには切り取る必要が有ります

顔自体は彫りも深くイイのですけどねぇ~

とりあえず組立て?ヒトにしました




胴体の長さ(脚の短さ)が気になります
ボディアーマーの丈が長いので、その分下半身が割を食ってしまってるんですよね

上半身アップです

この後マイクロフォンを切り取りました
こっちは切り取った後撮ったものです



まず首が太くて末広がり、おまけに胴体の接着面がチョ~アバウト、首がまともに座ってくれません
かさ張るボディアーマーからどれくらい首を出すか、接着位置も含め調整が難しかったです

塗装図のパターンが(全く)あきまへん!
箱裏塗装図とネットで拾った画像とを比べてみました
Tropentarnは実物とまるっきりパターンが違っています

Flecktarnの方はパターンどころか色さえも識別不能です💦


おまけに箱側面の使用塗料の表示が、輸入代理店のラベルとバーコードシールに隠れて見えませんでした
剥いだらこの通り!

AK interactiveなんて持ってないし、地元のお店に置いてある訳もなく
...まぁ買う気も無いんですけどね(^^;

MENG、MiniArtともに”Copyright 2017”と箱絵に書かれていました
同じ年に発売されたこの両キット、しかしながらその製品としての出来は
10年以上の時間差があるように感じられます

塗装前の全員集合です

なんかMENGちょっと大きめ?
と思ったのですが、測ってみたところ21世紀ドイツ人としては、どうもMiniArtの方が背が低いかも...
その比較は難儀な迷彩塗装も含めて、来週のココロなのだァ~(笑)

【続く】

1/35 MiniArt + MENG BUNDESWEHR TANK CREW 製作編(1)まずMiniArtから

2024年01月16日 | 1/35 フィギュア_ミニアート 
久しぶりのフィギュアオンリー製作記です
キットの紹介は以前1/35 Revell Tpz-1 Fuchs (1)紹介編で紹介させて頂いております
今回そのMini-ArtとMENGの、2メーカーをまとめて面倒見ちゃろうって事になったのですが
ヒコーキはジャンル別(イギリス空軍とか)にカテゴリー分けているんですけど
フィギュアはなぜかメーカー別にしているんですよ(;'∀')
こういう事態は想定していなくて(まるでどこかの組織の下手な言い訳みたい💦)
そこで取り敢えずですが、人数が多く既に作ってあったMini-Artのジャンルに入れておく事にしました
よろしくお願い致します<(^^;)>

で、ですねぇ
実はTpz-1を作る際、ミニアートの紅一点を絡ませようと先に手を付けていたんですヨ
赤で囲ったコレです

この通り、顔の塗装経過も写していたんですが



この時点で、鼻をいつも通り盛って鼻筋を細くし、口周りも整形しました


ところがTpz-1のハッチが全て彫刻表現で、何処も開かないもんでお蔵入りになってしまって...
それから幾星霜?でもないけど今回の製作記です
何処へ仕舞ったのかなぁ~ってかなり探し廻りました(^^;
そのような事情なので、最後の写真は無事発見された時の喜びのシーンを映しています(笑)

成り行きでミニアートから始めます
体はムクの胴体パーツに、中が空洞の左右下半身を合体させる作りです

襟が別パーツになっており、ここは実感が出ます(^^)
これに腕と頭、そしてボディアーマーのサイドを付けて...

この通り

別枠の紅一点です、あれから腕付けただけですけど(;'∀')

後におさげ髪が付くのですが塗装の邪魔になるので、最後に付けるつもりです

五名ともパーティングラインは普通でしょうか、バリは有りませんでした
擦り合わせも胴体と下半身を接着する際、断面をヤスったくらいです
体形・ポーズとも自然な感じですし、ボディアーマーの着ぶくれ感がイイです(^^)


野郎どもの上半身アップです





装備品も別パーツのマイクロホン程度、それとゴーグルか
組立は全く問題ないのですが...塗装が💦
どうやって、このドイツ連邦軍の迷彩を塗りましょうねぇ~

MiniArtとMENG合わせて9体!
使用色の少ないTropentarn(熱帯迷彩)×4体はともかく、FleckTarn(斑点迷彩)×5体はキビシそ~(-_-;)

【続く】