見ると自信の湧く模型製作ブログ

お題の通り、主にプラモデル製作について、直線を描くのも切るのも下手な管理人”黒猫2号”の悪戦苦闘の日々を綴っています。

1/35 Gecko Models US Paratroops w/Cushman Parascooter セット 1(8)

2021年09月30日 | 1/35 フィギュア_ゲッコーモデルズ
とり完コーナーです
ベースは相変わらずのにわか作りですが
今回は良さげな灌木の材料(キット?)を入手する事が出来ましたので
ボカージュに見えない事もないかも知れない?ものをでっち上げました(^^;

まずクッシュマンスクーターとライダーから


グルリと斜め上四方から





次は、ハンドカートを引く二人の前後ろ



3人のお顔のアップです、と云うより上半身アップですね...


うっかりしていて、顔のアップを撮る前にカートに接着してしまい
この角度と距離からしか写せませんでした。

ついでにライダーも


デカールを貼った部分をアップしてみました

師団章とシェブロンはパッションモデルズ、星条旗はキットのものです

車体横のデカールはこの101ABと、82ABの2タイプが有りました

こうやってみると字体の高さがギリギリ、82ABの方は若干大きめなので
そっちにしていたらフレームからはみ出ていたかもしれません

書き忘れていましたが、キットのものは台紙から浮くのが早いです
本当にものの数秒で剥離しました
腰も適当にあり、貼り易いデカールでした
貼った後、つや消しクリアを吹いただけですが余白も分からないようです

手っ取り早く仕上げようと手持ちの小さなベースを使いました

前回のアマゾンねーちゃん達のベースに使った、余りの木粉粘土で盛ってます
これでいっぱいいっぱいのスペースだったのですが
更に灌木を植えたため三人一緒に載れなくなってしまう羽目に
そのためスクーターとカートを別々に撮影となってしまいました(^^;

撮影も終わって、とりあえず控え?の空き地に移動した3人です
「あ~疲れた疲れた」
「安いギャラでホントこき使うだから、ったく」
「あっ、あんたらまだ居んの?そっちも大変だねぇ~」
なんて会話が有ったかも...(^^;

この中に今製作中のものが隠れていますけど分かります(^^)

次回は新たに購入した灌木キットやミニアートのパーツ
それにけっこうレアな、1943年頃の空挺服などについて書かせて頂くつもりです。

【続く】

上半期読書感想文

2021年09月29日 | その他
フォロワーになって下さっている方たちのブログを拝見していると
最近、製作中でのBGMについての紹介が多いように感じます。
ワタシも...と思ったのですが生憎そっち方面の素養はサッパリ(^^;

何かないか(汗)と考えたところ
そうだ「読書の秋」というのも有るぞ、という事で
読んだ本の紹介でもしようかと
もうすぐ10月に入るので、上半期の購入図書紹介でも、という事にし
4月から9月までの間に購入して読んだ本をジャンルを問わず
購入のきっかけ、ネタばらしにならない程度のあらすじ紹介、感想などを書いてはどうかと思ったのですが。
でも数えてみたら数が少なすぎるんですよね(泣)

そんな訳で期間を延長します
「たしか今年買ったよな?」程度にして黒猫2号的読書紹介とさせて頂く事にしました

とりあえず、直近の本から行きます
まずこれ、岩波少年文庫「第9軍団の鷲」

けっこう永い間品切れ状態だったのですが、この度再販されて無事購入出来ました。
記録が残っておらず、カレドニア(イギリス本土北部)で消えてしまった(全滅した?)と言われている
第9(ヒスパノ)軍団に在籍していた父と、その軍旗でもある鷲の行方を探そうと探索に出た
元ローマ百人隊長の主人公と彼に救われた元剣闘士の、若者二人の手に汗握る冒険の旅(ちょっとベタですね)
時代的にはハドリアヌスの長城が出来た以降です
第9軍団と失われた鷲については執筆時の史実に基づいており、それが物語にリアリティを与えています。
これ映像化にもなっているみたいで
YouTubeで探すと、ローマ軍とブリテン族の戦闘シーンがアップされているのを見ることが出来ます
しかしこれ書いたのが女性作家で、その上少年向けなんですよ、イギリスってスゴイですね。

次はコミックです
「世界の終わりに柴犬と」全3巻(今のところ)

何かを探してネットサーフィン中、たまたまヒットしたのがきっかけです(^^;
何故か唯一人残った人類である、動物と会話できる能力のある元不登校JKと
ウンチクとおやつと散歩が大好きなペットの柴犬が、終わった世界(国内)を旅するお話
その過程で色んな動物や宇宙人、妖怪から女神まで登場してストーリーを展開、笑える4~8コマ漫画です
今ハマっていまして(^^;気分がすぐれない(ブルーな)時なんかに読んで現実逃避してます(笑)。

3番目、ちくま学芸文庫「古代ローマ帝国軍(非公式)マニュアル」

ペガソモデルのダキア人戦士の資料を探す過程で見つけました。
帯書きの通り、これを読めばワタシのように一端の(にわか)ローマ軍団通になれます(^^)
入隊資格から始まり無事退役した後の年金、お墓のことまで事細かくユーモラスな語り口で丁寧に
分かり易いイラスト、カラー再現写真とともに、皮肉もたっぷり織り交ぜながら書いてあります
軍団と戦った相手、ケルト、ゲルマン、ユダヤ、パルティア、ダキア等々(敵が一杯(^^;)の
国情、気質、戦術、武器などの解説もあり
気軽に読めるが なかなか他では得られない歴史知識物、という所でしょうか。

4番目、Osplay「The Royal Air Force 1939-45」

かの有名なMen-at-Armsシリーズです
1/72RAFの階級章を塗ろうとして探したものです
時代、戦域、兵種、季節ごとのユニフォームが手際よく解説されている...のですが
そもそもRAFの階級章がよく分からなくて購入したのに、それが載っていなかったというザンネ~ンな本でした
写真も数が少ない上に、「おっ!?」と思う様なものは無く、久しぶりにボルスタッドさんのイラスト眺めるくらい
やっぱり軍服の本なら階級章の解説は必須だ、と思うのはワタシだけでしょうか。
英語がバリバリ読める方には新たな発見が有るかも知れません(ワタシにはムリです)。

5番目、新潮社「室町は今日もハードボイルド」

新聞の書評に惹かれ購入しました
題名の通り、当時の日本人の問題解決の際の行動様式を一次資料に基づいて書かれたもの
いや、昔(室町時代)の日本人は凄かった(汗)
ご近所さんには、絶対!居てほしくないような過激な人ばっかり登場してきます(笑)
「やられたらやり返す、場合によってはやられなくてもやり返す」という文中の描写にはビビリました(^^;。

6番目、文春学芸ライブラリー「なぐり合う貴族たち」

これも新聞の書評に惹かれ購入です
5番目と似た雰囲気で、優雅な平安の貴族社会のイメージなんていったい何処へやら
脅迫、誘拐、傷害、そして殺人まで、一歩裏に廻ればどころか表でも犯罪が日常の恐ろしい世界です
5番目に紹介した本と合わせてみると、日本人の暴力体質は根が深い?
巻末に”王朝暴力事件年表”が7ページに亘って記載してあるのには笑うしか有りませんでした(^^;

7番目、岩波書店「ブラッカムの爆撃機」

WW2英軍機の資料を(ネットで)探していて発見しました
表題のドイツ本土爆撃行に赴く爆撃機乗員たちのホラーストーリーの他に
短編が2編、そして御存じ宮崎駿さんが小説に合わせて、描き下ろし?オールカラー漫画を描いておられます
ところで、この爆撃機というのはビッカース・ウェリントンなんですよ!
ランカスターでないところが、なんと云うかマニア(笑)
超激レア!英国機と宮崎ファンなら買わずにはいられない!?
これも児童文学なんだそうです、あちらの少年たちはこんなものを小さいうちから読んでいるのか!


こうやって見ると大して読んでませんね、しかも完璧に趣味に走っています
その上コミックが3冊も混じっているという体たらく、反省してます(^^;

【続く?】





1/35 Gecko Models US Paratroops w/Cushman Parascooter セット 1(7)

2021年09月27日 | 1/35 フィギュア_ゲッコーモデルズ
今回は時系列逆で紹介です
スクーター君とスクーターが(ほぼ)とり完しました




後、装具類とブーツの色を調整して汚せばいいのではないかと...
ハイ、結局一個しかない銃剣はこの人に装着させました(^^;

スクーターに付けるバッグと巻いた毛布?ですが
これを止めるスリングにPEを使うようになっているのです!マジすかですよ

何とか取り付けました(汗)
でもそこまで指示して置いて、毛布のぐるぐるのPEでサドル後部のフレームに付けろと!

もう留め具通してループ作っちゃっているんですけどォ~
どうやって潜らせるのか、手品のネタを教えて頂きたいものです(怒)
仕方ないのでまたバラし、PEの端っこは奥に突っ込んで誤魔化してます(^^;

カートを引っ張るお二人さん

ベースが未だなので、間借りしてます(笑)
こっちはもうちょっと、なにせ銃剣無しですし
でもバンダリアにデカールがあるキットは初めてでは無いでしょうか
ここは良く目立つ所ですので大歓迎、出来ればスペアも入れて欲しかった(^^;

このライフルのスリング、これがとんでもない奴で
スゴさ?はスクーター以上です

指定は無いですが、赤矢印のループもパーツ化されています
それも合わせれば、スリング一つにPEが6パーツ!

それでも有るのだからと、穴の開いたキャンバス地で出来たタイプ?を選んだのですが

止め金具を通す穴の部分が弱いため、曲げるとそこが集中的に曲がります
早い話が穴の部分が弱いため、折れてカクカクの状態になってしまうのです

諦めて、スイベルだけライフルに付けました(_ _;)


ところが、このスイベルがまた曲者
(左)がキットのもので(右)がブラボー6のもの

通常は銃本体にドリルで差し込み穴を開け、スイベルの突起部分を差し込んで接着します
ブラボー6の時は、この穴が0.3mmの手回しドリル刃でちょうど合う穴が開いたのですが
今回のゲッコーさんはこの突起の幅があり過ぎ!
これが入る穴を開けるとなると、ドリルが太すぎて銃の幅に収まらなくなります
ショルダーストックはまだしも、フォアストック先なんか無理!!
ここも諦め(^^;
カッターで切れ込みを入れて、ゼリー瞬着で切れ込みを埋めるように接着しましたが
当然、汚くなりますよね

こんな感じです、例の如くレポート用紙の細切りを使いました

ガランドライフルの方は、繋ぎリングを切断して再利用しています
スリングはこの2丁でギブアップしました(^^;

ここで今更ですがデカールもちょっと紹介です
比較に使ったのはパッションモデルズのアメリカ陸軍徽章デカールセット、ちょいと重ねてみました
台紙の色が若干薄いのがキットのものです
(左)が101AB(右)が82AB

101ABは大きさはほぼ合っているようです、でもキットの印刷の方がちょっと精度が落ちるような
82ABはキットの方が若干大きいようですが、印刷はこっちがクッキリしているかな

シェブロンはと言いますと

大きさに違いはないようですが、やっぱりキットの精度が若干落ちるような...
結局、右腕の星条旗はキットのものをそのまま使うことにし
師団マーク、シェブロンはパッションモデルズの方を使いました
以前アメリカ空挺兵を作った時には82ABにしたので、今回は101ABにしています

※注:この画像は過去恥作品ですが、どさくさに紛れて掲載させて頂きました(^^;

尚、キットの指示では右腕にシェブロンを貼るようになっていますが
当時の写真などを見るとほとんど左腕に付けているので、そうしています

そんなところに、ミニアートの救援物資が到着しました\(^o^)/


【続く】

1/35 Gecko Models US Paratroops w/Cushman Parascooter セット 1(6)

2021年09月25日 | 1/35 フィギュア_ゲッコーモデルズ
顔もとりあえず出来たし(何時も、とりあえずです(^^;)
という事でヘルメットを被らせようとしたのですが
(左)スクーター君がちょっと変、ヘルメットが浮いています
(右)頭の形でしょうか?


(左)よって頭頂部を削ります、ヘルメットの内側もモーターツールでゴリゴリ
(右)何とかなったようです


で、またお三人のヘルメット姿を揃ってお披露


装備品類を付ける段になったのですが
水筒がフィギュアランナーのものと、別の装備品専のランナーのものと2タイプあって
フィギュアのランナーの方は、大きさは良さそうですが、モールドが今一
装備品専のランナーの方は、大きさは小振り、でもモールドはシャープ

じゃ比べてみようという事で、への字口君の腰を拝借

大きさが決め手、左のフィギュアランナーの方に”決定”です

アメリカ空挺兵スタイルの特徴の一つでもある、足首に付けた銃剣
組み立て指示では三人とも着用する様になっています



ところがこのBfのランナーは1個しか無いのです!
従ってBf3のパーツも1個だけ(当たり前)


各人とも取り付け予定場所にはしっかりとモールドが施してあって



ない、と言っても勘弁してくれそうにありません(^^;
ジャンクパーツ総ざらいするしかないでしょうね
見つかればいいんですけど...

スクーターも立派な主役
全体をMR.HOBBYのプライマーサーフェイサー1000で吹きました

繊細なモールドが心配だったので、控えめに吹いています

次は下面(タイヤ回り)を中心No33:つや消しブラックを吹きます


最後にタイヤの部分を避けながらNo304:オリーブドラブFS34087を吹いて一丁上がり(^^;

カートはサーフェイサー無しでNo304を吹いた後、タイヤは筆塗りしました
スクーターにはまだデカール貼りが有ります、このちっちゃなボディに!


【続く】


1/35 Gecko Models US Paratroops w/Cushman Parascooter セット 1(5)

2021年09月23日 | 1/35 フィギュア_ゲッコーモデルズ
(左)口への字君の眼を修正しました
(右)スクーターに乗っている彼の背中削りました

顔はBC02:キャロットオレンジをベースにし、No51:薄茶色(フレッシュ)をハイライトにして塗っています
これから境界をボカシていくつもりなのですが、実はこの手順は初めてなのです
うまく行くかどうか分かりませんし、色の選択もこれでよかったのかどうか...

降下服を当初No55:カーキで塗ったのですが、これが大失敗
何年かぶりのWW2アメリカ空挺兵で、過去経験を忘却してしまってました(^^;
塗り終わってからやっと思い出してきたのですが、近似色はNo19:サンディブラウンだったのです
当時あれこれ試して苦労?したのに...と言う訳でざっと塗り直しです



因みにこれがワタシがここ数十年、フィギュアの顔を塗るのに使っている調合容器です

ウズラの卵パッケージです、卵が入る部分の窪みが半円で、しかも内側に突起や筋が無いので
攪拌するのにとても都合がいいのです
容器だけでなく塗料も当時から
これがラッカーのいい所で、乾いてもうすめ液を入れればハイ元通り(^^)
継ぎ足し継ぎ足ししながら、いまだに使っています(^^;

そんな塗料とお道具を使いながら顔を塗っていきました

これから修正&仕上げに入ります
今回は冒頭に書いた様なやり方にトライしてみたのですが
やっぱり明るい色をベースにして、陰を入れていく今までのやり方が性に合っているようです
色のチョイスも問題が有ったのかもしれませんが...(^^;

まっ結局こんなところで、筆を収めようかと...

瞳孔と鼻の穴にこげ茶を入れ、顔色の境界をぼかしました
左と中の二人ですが、ヘルメットを被るので要らないや、と頭髪塗るの止めてます(笑)

スクータ-のあんちゃんは、ジャケットの後ろ裾を削ってサドルに合わせました

何とか?これで行こうかと思います。

【続く】