見ると自信の湧く模型製作ブログ

お題の通り、主にプラモデル製作について、直線を描くのも切るのも下手な管理人”黒猫2号”の悪戦苦闘の日々を綴っています。

1/72 タミヤ  Spitfire MkⅠa 映画のスチールシーンを作る(7)とり完しました

2024年08月22日 | 1/72 スピットファイア(マーリン搭載)
相変わらずのご挨拶ですが、お暑うございます<(-_-;)>
まぁそんな中、タイトルにも書きましたように何とかとり完にたどり着きましたので
ここで披露させて頂きます<(^^;)>

今回は諸般の事情(フィギュアの出来)でアップが出来ませんので、この辺りで...

機体全体が見えるように引いて撮りました

これ位引くと、何とか見れるんですけどねぇ~( ̄▽ ̄;)
視点を変えて



最後に反対側から


フィギュア個別です
まず俳優陣から、マギー・ハーヴェイ役のスザンナ・ヨークさんからです


ダクスフォード空軍基地司令官のベイカー大佐役、ケネス・モアさん


そして往年のエースたち
ジェームズ・'ジンジャー'・レイシーさん

一番容貌の変化が激しかった方、昔の面影が全然なくて...(;'∀')

ピーター・タウンゼントさん


ロバート・タックさん

それぞれ名前を書きましたが、似ていないと云うのは作ったワタシが一番分かっています💦
そのつもりで作った、と云う事だけですので、その点は何卒ご容赦の程を<(^^;)>

因みに、5人の集合写真はPinterestのこちらで見ることが出来ますし、QV◎G X4330の機体についてはこちらの記事に書いています、宜しければ(^^;

ありがとうございました。

【終了】


1/72 タミヤ  Spitfire MkⅠa 映画のスチールシーンを作る(6)機体が出来ました

2024年08月15日 | 1/72 スピットファイア(マーリン搭載)
自家製のナスとキュウリで作った牛と馬です

暑い💦
こんな時『地獄の窯の蓋が開いたような』と云う表現を使いますが、これはもう死語ですよね(^^;
で、ふと思ったのですが、今はお盆なので帰っているのは全部仏様になったご先祖のはず?
という事は、この時期開いているのは地獄ではなく極楽の蓋(門?)で
この暑さは、極楽の天候が下界に影響を及ぼしている!?
なんてアホな事を考えている今日この頃です(笑)

さてそんな中、でっち上げスレスレになりかけたMkⅠaがとり完致しました
映画に出てきたモノとは全然違いますが、その映画スタッフが乗っていなくても
機体単体でも何とか見れるかと...(;'∀')

まずは前回の続きから
MR.SUPERCLEAR UVつや消しを吹いてムラと段差を消しました

赤矢印部分の迷彩境界ラインは、実機写真を見て修正しました

こちらの赤矢印はデカールの修正です
”G”を一部切って引き延ばしした部分を塗装してます
シリアルNoは”\”+”/”+”4”+”3”+”30”のジャンク組合せです
”X”は細い棒状の物をバッテン状に切り貼りしたので、文字の端がフラットになっていません
ここを”X”に見えるよう、ほんの少しですが塗装で誤魔化したつもりですが...

プロペラスピナーの基部を塗り忘れていたので、ここをはみ出ない様に機体側を紙でカバーし
No33:つや消し黒で筆塗りして、塗装済みのスピナーとプロペラを接着しました


キットにはバックミラーが付いていなかったので、屑みたいなプラ板ででっち上げています


タミヤスミ入れ塗料ブラックを希釈し、ウォッシング&スミ入れし
ブラックリギング0.055mmでアンテナ線を張ります

一筆書きならぬ一本張り?です(^^;
充分な余長を持たせて切った0.055mm線の片方の端を
アンテナ傍の胴体に開けた穴に挿し入れて瞬着で固定し
それをアンテナポストに空けた穴に通して垂直尾翼まで引っ張ります
垂直尾翼上の突起の中央にデザインナイフで刻みを入れ、そこに線を渡して接着という手順です

(機体)とり完編




真横から


スライドキャノピーは木工用ボンドで接着しました
排気管はNo8:シルバーで下塗り後、No43:ウッドブラウンに炭酸マグネシウムを混ぜたものを
薄く上塗りしています
良く云われるこのキットの欠点、キャノピー後部からハイバックへ繋がるラインは
スライドキャノピーを分離して後ろにスライドさせることで、ほぼ判らなくなるのでは

下面です

排気煙や発砲煙の後は、No33:つや消し黒をエアブラシで吹いて表現しています

そして、映画スタッフが試乗?

フィギュアも少しずつですが手を入れています(^^;

【収穫】
8月15日今朝の分です

平均すると1日当たりキュウリとナスが一本ずつと云うところでしょうか
それと、本当に小粒で少量ですがイチゴの実がまだ生っています
雑草を抜いていると葉の陰に隠れていた物が顔を出して...
緑の葉の中から座やかな赤が見えた時は、どんなに実が小さくても『ウフフ♡』となります(^^)

【続く】


1/72 タミヤ  Spitfire MkⅠa 映画のスチールシーンを作る(5)

2024年08月11日 | 1/72 スピットファイア(マーリン搭載)
本当に久しぶりの再開です
あまりにも感覚が空いたので、ちょっとおさらいを(^^;

まず製作動機です
毎年この時期はBoB(Battle of Brirain)記念?として、それにちなんだ機体を作っています
今年は今までとちょっと趣向を変え、そのものズバリの題名の映画『Battle of Brirain』
(邦題:空軍大戦略 ア~恥ずかし💦)のスチール写真のシーンを再現する事にしました


《使用機体》
映画の中でSpitfireはフライアブルなMkⅨが使われています

これを塗装と小改造でMkⅠ風に見せているのですが
ちょっとそれは...という事で、タミヤのMkⅠを使う事になりました

《塗装、マーキング》
再現しようとした機体は”A”スキームであることが先の集合写真で判りましたので
そこはクリアだったのですが、しかし部隊コードが見えず判断できません
そこで映画に登場した機体の部隊コードを調べてみると、戦闘機部隊のものは一つもなく
爆撃機の部隊か中には存在しなかった架空のコードまで!

映画では、ケネス・モアさんが演ずるベイカー大佐が
RAF Duxford(ダクスフォード基地)の指令官という事になっているので、ここが主な舞台になっています
じゃあ、当時のそこの所属部隊を調べればいいじゃん!となったのですが
Spitの飛行隊は、Fowlmere(ファウルミア)に分駐していたNo19Sqnしかいなかったのです(~_~;)
...こりゃダメだ( ̄▽ ̄;)

ここに至り、マーキングも映画の再現は無視しようという事になります
ダクスフォード唯一?のSpit飛行隊であるNo19Sqnのマーキングに決めたのです

で、XTRADECALの話になるのですが
ガネットさんから届いたのは先月、7月12日でした
こんなモノです

ちょっとデカールが逆さになっていますが(^^;


肝は19SqnのSqn.Ldr. Brian Lane(ブライアン・レーン少佐)の機体です
これを使おうと考えて注文しました

ところが、届いたものを眺めている内にまた迷いが(;'∀')
ブライアン・レーン少佐の乗機、QV◎K s/n:P9386のデカールを使うのが惜しくなってきたのです(笑)
19Sqnで他の機体は無いものか!?
そこで、OSPLAY社大日本絵画版”スピットファイアMkⅠ/Ⅱのエース 1939-1941”に載っていた
写真とイラストの有るNo19Sqnの機体を、機体コードのアルファベット順に書き出してみました。
どれか使えるの無いかなぁ~

撮影年月  機種 機体コード シリアルNo
1940年8月 MkⅠa QV◎H Sn:R6776
1940年9月 MkⅠa QV◎I  Sn:X4474
1941年6月 MkⅡa QV◎J  Sn:P7849
1940年9月 MkⅠa QV◎K Sn:P9386
1939年10月 MkⅠa QV◎W Sn:K9854

ここで唯一MkⅡの”J”が引っ掛かります
1940年のBoB当時、QV◎Jの機種はMkⅠだったのではないか
戦闘損失か事故か移管などの、何らかの理由で飛行隊から除籍され
替りに新型のMkⅡが配備され、新たなQV◎Jとなったのではないか
そのMkⅡになる前の、MkⅠのQV◎Jにすればイイじゃん💡
と閃き、ジャンクデカールをかき集めて貼ったのがコレです


右側の”Q”のハネがミラーリングしてますけど(^^;

もう一息、と思ったのですが
シリアルNoと識別コードの紐付けが出来ません
今更ですがA/B塗装スキームとシリアルNoは密接な関係が有ります
いくら探してもその確証が得られず、QV◎Jは断念せざるを得ませんでした(-_-;)

どうしようか、もうお蔵入りだァ~と半ばやけっぱちになっていた時
奇跡的に見つかったのがこの写真!

asisibiz.comのRAF-19Sqnのページに有りました
部隊コードが隠れて見えないのが残念ですが、それ以外はバッチリです(^^)
シリアルNoは無論ですが、胴体横のラウンデルの大きさ
主翼下のラウンデル、迷彩パターンがAスキームだという事も判ります

これにしよう、コレだ!
と云う訳で、またデカール剥ぎにかかりました(^^;
今度は胴体横のラウンデルもです

”Q”は修正してます
で、オールジャンク?の『QV◎G s/n:X4330』となりました(^^)


主翼上のラウンデルも換え、下側は購入したXTRADECALを使っています



【続く】




1/72 タミヤ  Spitfire MkⅠa 映画のスチールシーンを作る(4)

2024年06月14日 | 1/72 スピットファイア(マーリン搭載)
海の向こうから、デカールが届いたと云う便りも未だ無し
そもそも、識別コードをどうするのかまだ考えていない...思い浮かばない💦
取り敢えず手だけでも動かさねば(頭は働かないし(;'∀'))と
登場メンバー一同の工作を続ける事にしました

さぁ、そこで改造前のメンバー全員集合です

お馴染みのイチイプライザーの面々、合成写真ですけど(^^;

まずスザンナ・ヨークさん

左)改造に備え、コートやスカートの裾、バッグ、髪などを切り取ります
右)更に手脚を分離し、ポーズ変更の準備をしました

男性陣はと云うと、一気にコレです(笑)

もう写真撮る余裕が無くて💦
とにかく、普通の立ち姿を機首に跨っているようにするのは難しかったです
このポーズにしてみると、エンジンの入った機首が思いのほか太く広いのに気付きました
唯一、立ちポーズのレイシーさんの色違いの右腕は
同じプライザーでも、本家の”Luftwaffe Deutsches Reich 1935-45”から持ってきています

何やかやでスザンナ・ヨークさんポーズさせました

確認のためコックピットに座ってもらいましたが、まぁイイ感じかな(^^;

しかし機体を置いてみると、体が右に傾いている事に気付きます

姿勢はボチボチ修正していきます

一応ですが、この時点で集合写真を撮ってみました


違った角度から


ガンバリます💦

【私事ですが】
週末、またダウンしてしまいました
土曜の夕方から熱が39度近く出て、咳、痰も再発
こりゃ堪らんと、処方されていたトンプク(解熱剤)服用です
何かおかしいと、週明け火曜日にお医者さんに行ったら、再度血液検査にレントゲン撮影
血液検査での白血球の値が、12400/μLで要治療レベルでした( ̄▽ ̄;)
一週間前の検査では6900/μLで正常範囲だったんですけどねぇ~
結果、細菌感染症だと云われ抗生物質を処方してもらいます
『免疫力が下がっているんですね~』と云われました( ̄▽ ̄;)
皆さんもお気を付けください


【続く】

1/72 タミヤ  Spitfire MkⅠa 映画のスチールシーンを作る(3)

2024年06月03日 | 1/72 スピットファイア(マーリン搭載)
やっと熱が下がって日常生活に復帰、と行きたいところなのですがまだ体がだるいです
モチベもダダ下がりになってしまい、机に座っても手が動きません
キットのデカール選択にも失敗し、ちょっと手詰まり状態です

映画でケネス・モアさん演ずるベイカー大佐は、RAF Duxfordの基地司令です
当然、Spitもここの基地所属でなければいけません
そこでRAF Duxfordについて調べてみると
何と!パークさんの第11飛行集団の基地ではなく、マロリー(呼び捨て)の第12飛行集団の基地だったのです
映画の中でも、ドイツ空軍にボカスカ爆弾落とされて大変な被害を出している風だったのに?

確かに第12飛行集団の基地の中でも最も南寄りで
第11飛行集団エリアのすぐ傍には位置していたのですが...
何故、第11飛行集団の基地で爆弾をボコボコ落とされた、タングメア(RAF Tangmere)や
ケンリー(RAF Kenley )、ビッギンヒル(RAF Biggin Hill)等では無かったのか!?
またここに何やら怪し気な気配を感じてしまうのは、ワタシの考え過ぎでしょうか

まぁ、ケネス・モアさんがダクスフォードの基地司令役で有る事は動かしようが無いので、
BoB当時、この基地に配備されていた戦闘機の飛行隊はどれか探すことにします

結果、分かった飛行隊は以下の通りです
No19Sqn  部隊コード”QV” 使用機 Spitfire
No242Sqn 部隊コード”LE” 使用機 Hurricane
No310Sqn 部隊コード”NN” 使用機 Hurricane
No616Sqn 部隊コード”QJ” 使用機 Spitfire
調べたのはWikiの英語版ですが、No616Sqnについては配属先がダクスフォードではなく
リコンフィールド(Leconfield)から40年8/19にケンリー(RAF Kenley)に移動したと云う資料もあり、そうなると消去法でNo19Sqnしか残らなくなりました
もっともNo19も、BoB時はダックスフォードからファウルミア(Fowlmere)に派遣されているんですけどね(^^;
そんな訳で、No19Sqn”QV”に決定で~す

ところが
部隊コードは”QV”、機体コードは映画のシーンでも”U”が見えなかったので
”J”で決まり~となったはずだったのですが
ここでまた問題が(^^;
今更なのですが、この識別コードに合う字体が手元にないのです💦
そう今更( ̄▽ ̄;)
キットには”Q”と”J”、手持ちのXTRADECALのHurricaneBoB記念版には、”Q”と”V”が有ります
さてどうするか!? 
字体はいずれも少々違っていますが、ソコは承知のうえで
別売はもったいないから、キットの物を使う事にしました
”V”は”W”を切り貼りしてでっち上げたのですが、やっぱり全くイメージが違います
(写真撮り忘れました)

そうこうしている間に、このQV◎Jは実機写真が残っている事が判明

しかし機体がMkⅡaなのです(ハズレ...だぁ)
1941年以降の写真ですが、大日本絵画版『スピットファイアMkⅠ/Ⅱのエース1939-1941』のP61に
この機の同じ写真が載っています
塗装イラストにもなっていて、シリアルNoで検索すると結構ヒットするんですよ

タイプについては、BoB時はMkⅠを使っていたのだ!で押し通せるかも知れませんが
このNo19Sqn、機体右側の識別コードの書き方が通常と違っている!?

『I◎QV』の順になっています、肝心のコックピット下が”QV”になり”J”にも”U”にも見えません
この機体だけなのかも知れませんが、これでQV◎Jを使う気力が失せました

ここで実際の飛行隊は諦めて、映画の中の架空飛行隊にしようと方針変更したのですが...
泥縄で残りを使い”BO”に変えてみてもこの通り


やっぱり違うよなぁ~(-_-;)

一晩寝て考えましたが、納得できず撤去します


完全に引っ付いていましたが、爪楊枝の先をヘラ状にカットしたもので
ゴシゴシと慎重に擦り取りました

病み上がりで頭がおかしくなっているのか?、この辺り完全に迷走状態です( ̄▽ ̄;)
その場しのぎの対応ではもう無理と云うか、根本的に構想自体から再検討しなければ...

【続く】