見ると自信の湧く模型製作ブログ

お題の通り、主にプラモデル製作について、直線を描くのも切るのも下手な管理人”黒猫2号”の悪戦苦闘の日々を綴っています。

1/72 eduard Tornado GR.1 Desert Babes (2)

2021年06月29日 | 1/72 イギリス空軍機
コックピット内のエッチング洪水
リミテッドエディションを(間違って)購入してしまった者の宿命?
ここをクリアしないと機体パーツの合体さえ出来ません

組説最初のエジェクションシートの項です

シート自体がレジンなので、ここはプラの出番が全くありません
恐ろしいパーツ構成です

手で触らなくても良い様に、アイスのバーに台座ごと付けました

王家の谷の玉座のような...
後で台座の切り取りに苦労する事になりました

エッチングパーツの装着中です

エッチング製のハーネスの上に、更にエッチング製ハーネス!
着色済みなので、この上に瞬着で付ける形になります
そのため接着力が弱くなり、力が加わると塗料ごと持っていかれて、やり直し
どんどん汚くなっていきます(T T)

やっと完成、言葉に出来ない苦労が有りましたって、もう既に!です(^^;


一応、左右正面から

上部両側面の大小赤と黒の四角はデカールです、パーツNoが左右違ってます
何処が違っているのか、
と云えば黒四角の位置ぐらいかな状態です
あと、墨入れが残っていますね

バスタブ状のコックピット内のサイドコンソール

選択式と言いながら、エッチングにするには元の彫刻を削り取らなければならず
そうなると、もう後戻り出来ません
元彫刻の出来が良いだけに余計悩みます
エッチングで失敗した日には、もうアウトですから(汗)

くっそう~南無阿弥陀仏、アーメンと柏手を打ち、覚悟を決めて切除、ノーリターンです


此処までは何とかなったのですが...


脚元に踏み板状のものが有りますが、シロートなもので用途も名称も分かりません
ラダーペダル何て物が、デジタル時代のジェット機に有るとは思えませんし
このトーネードは確かフライバイワイヤだとか、Wikiに載っていたような...

とにかくまたエッチング、な事は確かです(_ _)

当初はどうせ見えなくなるからと、パスするつもりだったのですが
悩んだ挙句、この時点になってからカットです

前後ろ一度にカットするのは不安なので、まず前席から

エッチングパーツの折り曲げの為、こんなものを引っ張り出して来ました


こんな風にパーツを挟んで折り曲げます

ひとつ前の画像のオレンジ色のパーツを、固定したエッチングの下に入れて起こすのですが
隙間がタイトな為、管理人はカッターの刃を入れて起こしています

これは何とかなりました

ですが、コックピット内の切り取った部分は前席
このパーツは後席用だったのです(アホ~ッ)
仕方なく後席も削除、前後とも足元はエッチングに変更となりました

何とか接着しましたが


前席はこの通り、言わなくても分かる汚い出来

踏板部分とサイドのレール?部分の結合部が極細状態
ここを2回も捻るため、あっけなく切れてしまいます
結局3つのパーツにバラバラのまま接着する羽目になりました

そして後席は下の板を左右間違えて貼ってしまう

そのためも有り、ステップの位置をシート側に寄せ過ぎてしまい
やり直すハメに
カッターの刃を接着面にクサビのように突っ込み
こじ開けるようにして取り外し、何とか修正しました

こっちも負けず劣らず汚いです
オリーブドラブで塗れという指示なので、少しはごまかしが効くかな(^^;

写し忘れていた前席左のアナログ的なレバー類と
何か用途がサッパリ分からん、後席右の箱状のものです

何れもエッチング、エッチング、エッチングでぇ~す、うんざり(^^;

まだメインコンソールが残っています...しかも前後席(汗)。

【続く】





1/35 Airborne Miniatures Polaris RZR SW (4)

2021年06月27日 | 1/35 AFVその他車両
成り行きからピンクになってしまったPolarisRZRですが、”とり完”しました。
改造が(取敢えず)終わった、アマゾンねーちゃん2人に
以前、記事にした整体コンビも合わせ、市販ジオラマベースに載せて
ちょいとお手軽(手抜き)ジオラマの出来上がりです(^^;

題して「オッサンの運命や、いかに(笑)」

「オラッ親分に、しっかりご挨拶するんだよ!」
「おめぇかい、アタイ達のショバを荒らしたってぇのは」
「かっ勘弁して下せぇお代官様、じゃなかった親分さん」

という様なストーリーをちょっと思いつきましたが
まぁ、皆さんでお好みの設定を想像してみて下さい(投げやり)

一応、主役のはずのPolarisRZR
丸ごとレジンの2作目です




ヘッドライトカバーは、キットのものを使いましたが曇っています
クラキン様が以前記事に書いておられましたが、やはりレジン製の故でしょうか?
シートベルトはいつものレポート用紙の細切りです
車体の墨入れはNo33:つや消しブラックの超薄を筆塗りでしてます
テールランプはNo201:スーパーファインシルバー2 ⇒ No47:クリアーレッド ⇒ 
 ⇒ No46:クリアー(透明)と塗り重ねましたが、まったく効果無しでした。

追加のネーチャン達です
ボックスアートでは後ろに小さく映っていたのに、何時の間にか親分の風格が(^^;

子分その一です、二は未だ工事中です(^^;

永い間ほっといていたら、装備品がランナーごと行方不明に
探しましたが出てこず、結局ライブレジンのキットを使ったり(腰のタクティカルホルスター)
タミヤのゴーグルを使ったり(親分)、プラ板でゴーグルを自作(子分)したりしています。

Polaris,フィギュア?に次いで第三の主役
レジン製のジオラマベースです

箱の完成写真(カラー)を見ながら適当に塗りました

購入時は白いレジンだったのですが、写真撮り忘れました(^^;

最初、物置で埃を被っていた木部、鉄部用のアクリル黒スプレーを吹きました
スプレーとは思えない粒子の粗さにビビリますが、下地塗りだからと続行
次にこれまた埃を被っていた、グンゼ!のMr.スプレー”ジュニア”ダークイエローを吹くと
これが前にも劣らぬ粒子の粗さ!
スプレーは早々に取止め、筆で手塗りとなりました(^^;
アスファルト部分はNo333:エクストラダークシーグレーで
お手本の土色の部分は、自家調合のこげ茶色で塗り
シャドーに薄めたNo33:つや消しブラックを流し込む様にして陰影を付けました
最後にhajime様がブログで紹介&使いこなされている
MR.HOBBYのウェザリングペーストのマッドイエローとマッドレッドを使い仕上がりです
このベースは、ボークスのHPで購入しています。

【終了】




1/72 eduard Tornado GR.1 Desert Babes (1)

2021年06月24日 | 1/72 イギリス空軍機
ブログで初めてどころか
生まれて初めての”1/72”の現用ジェット機です
ジェット機は作った事が有るのですが、それは大昔の話
しかもタミヤのミニジェットシリーズ(1/100)でした
先日ホビーランドさんのHPを開けた途端、目に入ってきた
模型心?を揺さぶる”Pin-up”(そっちかよ!)
これに弱いんですよねぇ~(恥)
ハイ、直ぐポチっちゃいまして、今手元にあります

この箱絵(の隅っこのPin-up)にやられまして...(^^;


砂漠のカワイコちゃん...かぁ(~~)

取敢えず、箱の中身に行きましょうか
まず組説表紙です

ちょっとした小雑誌並みですね、やっぱり72のジェットとなると違うなぁ、と感心

開けてみると

ページ数がやたら多いので、間をちょっと省略させて頂きます<(^^;)>


なんと、八つの塗装例全てにPin-upが描かれているのです!
そんな訳で、管理人的視線から見た塗装図紹介
一番、Foxy killer さん


ピンクとライトブルーのシャークマウスは低視認性をねらった?
眉剃ったオネーサンがコエ~です(^^;

二番、Awesome Annie さん


髪の毛だけやたら凝った塗装してあるみたいな
アニーさん、みんなが素晴らしいって言ってますよ~(笑)

三番、Armoured Charmar さん


手強そうですねダメだったのかな、でもこれは絵心あるな
どっかの雑誌にでも載っていたのでしょうか

四番、Guif killer さん


シャークマウス二番手
シンプル線画、潔よさがいいです、センスあり?
乗っているレーザー誘導爆弾が時代を感じさせますね。

五番、Check six さん


構図がいいですね、手本が有るとしてもこれは上手い
Check sixは「6時方向(死角)に注意!」という戦闘機パイロットの合言葉だそうで
警告に意味を重ねたポーズのイラストが秀逸です
後の七番といい勝負、というか上手さではこちらか
sixの後に描かれた「....」が意味深な(^^;

六番、この方名前が付いていません


気持ちは分るが...ちょっと手抜きだぞ

七番、Luscious Lizziie! さん


文句なしの一押し、これに決めました
こっちも甘美になりますよㇹㇹ~(笑)
このポーズ、コパトーンのCMイラストのその後版かな?

八番、Helen さん


これでツボを持ったら、丁半どっちだ!って
姐さんメイクはしておいた方がいいぞ、ついでに衣装も

パーツの紹介忘れてました(^^;






届いてから気付いたのですが
これ、例のリミテッドエディションでした

右端下のパーツはランナーから外れたものです
エッチング、マスキングシール、レジンパーツがたっぷり
楽しめそう...(汗)

最後にパーツのどアップを




タイヤに繋がるパイプ類まで再現してあるのが凄いと思いました
そして最後の最後に、こんなものが

レベ...そうですか(_ _)

そう言えばエデュアルドさん
昨年末の火事のその後、どうなりました?

【続く】

1/35 BLONDIE FIRING PSL

2021年06月22日 | 1/35 フィギュア マスターボックス
まずは、こちらのYouTube映像をご覧いただけますか?
https://www.youtube.com/watch?v=5Noo2HNj5vM

野っ原でPSL(ドラグノフSVDのルーマニアコピー版)を構えるビキニ美女
カレシと思しき撮影者に
「She likes a big Gun」
と言われ(そんな風に聞こえます)
「I like a big Gun .Yes I do」
と返事してます(と言っているように聞こえます)...

「けっ、ケシカラ~ン!(怒)」(ここ磯野波平さん風に)
で、作っちゃいました...(^^;
それが7年以上も前の事です
有史以前(ブログを始める以前)なので、
工作時の画像も、その時の記憶もなしのナイナイ作品です

仕舞い込んだまま、忘れてしまっていたのですが
PolarisRZRに合わせるドクロねーちゃん達の、不明パーツ捜索の過程で(ついでに)発掘
さぞかしお値打ちが、という話では無く
流石に7年以上前の未熟な(今でもですが)出来の作品は、我ながら見るに堪えません
そこで、ドクロねーちゃん達の大整形作戦のついでに
こっちも顔といい体といい、全体大リニューアル開始!?
こんなになりました。

上左がAfter(改修後)、右がBefore(改修前)のものです
Beforeの右手は、塩ビでサングラス作って持たせていたのですが、無くなってました
やっぱり見れば見るほど、ヒデェ出来です(_ _;)
エッ今も大して変わらん、て!?アワワ(汗)

取敢えずグルリと360度ビュー




ついでにドクロねーちゃん達に使うはずの小道具を拝借して

ミッション・コンプリート、といったところでしょうか
ベースは塗装中、PolarisRZRもまだ製作途中ですが...(^^;
因みにベースはこんな製品使ってます


如何でしたでしょうか、妄想の為せる技は(^^;
さて、どこからこのパーツを集めてきたか?ですが
下半身はマスターボックスの「欧州民間女性フィギア第二次大戦期」から

箱絵右端の帽子を被りポーズを取っているひとです

使ったキットの下半身は、上からスカートパーツを付ける構造です
スカートのプラの厚みだけ、体(腰回り)が細くなっています
そのため膝から上は、たっぷり盛らなくてはいけませんでした
逆に膝下はハイヒールも含め削りまくり、スリム化です
水着?の結び紐は、INFINI Modelのヒコーキ用0.135㎜ブラックリギングを使いました
実際に蝶結びしてみようと、トライしてみましたが忍耐切れで諦め
パーツ毎に分けて作り合体させてます。

その他は、あまり正確に覚えていないのですが...
左腕・手は上記キットのパーツのどれか、なのは確かなのです(^^;
右腕はタミヤのプラ丸棒で、手はエポパテで作ったと思います
頭部と胴体は、レジェンドの女性フィギュアをコピーしたものを使ったはず
この頭部、右目元にレジンの回っていない事が今回分かり、ここの改修も合わせて行っています
頭髪はポニーテール部も含め、タミヤエポパテで整形しています。

左手に持っているゴーグル?は、ライブレジンのCrossbow goggles Bllistic Eyeshieldsを使いました
サングラスにしようか迷いましたが、ここはちょっとリアルっぽく?決めました
これを持たせてみると、ゴーグルが邪魔をして口の辺りが見えなくなる事が分かり
最後の最後になって肘から先を切断、角度を変えて付け直しています。

水着の柄は描き込むのが面倒くさいので無視
カウボーイブーツに見える靴も無視してパンプスです
髪型も映像とは似て非なるもの
全てに面倒くさがり(技量未熟)の、管理人の好みにしています<(^^;)>

あと...PSLですね
これはドラゴンのソビエト軍 ウェポンセット AK-47/74 ライフルファミリー パート2からです
PSL自体がドラグノフのコピーなんで、キットをそのまま使いました
スコープ先端の保護キャップを伸ばしランナーで表現したつもりですが
...なにかよう分からん状態でガックリです。

【終了】







1/35 Airborne Miniatures Polaris RZR SW (3)

2021年06月18日 | 1/35 AFVその他車両
泥船、違った(^^;泥沼ビネットになってしまったBRAVO6の事はさらりと忘れ
PolarisRZR再開です

あれから、全体にNo33:艶消しブラックを吹きました


ハンドルが白く見えるのは、エアブラシの風圧で吹っ飛び、塗装できなかったためです(^^;
それにしてもこのハンドル、裏は厳しいんですよねェ~


そして何を血迷ったのか、ピンク塗装!


面倒くさかった!ので最初にBC03:コーラルピンクをエアブラシしました
が、ちょっと赤みが足りないかな
と、No3:レッドとNo62:つや消しホワイトを混ぜてピンクを作り
これもエアブラシで追加したのですが
赤みが過ぎました...

自分で塗っておいて「いや、こりゃちょっとねぇ(汗)」と
またコーラルピンクでリペイントです(^^;



なんでこんな色にしたかというと...
以前記事にした、マスターボックスのフィギュアを絡ませようと思ったから

そして、このボックスアートの、ZPU-1(14.5mm機銃単装)を搭載したピックアップが
”ピンク”だからです!

例の1/35フィギュアモデラーの為の(必須)改造課題キット(ワタシが勝手に名付けました)
国際的箱絵詐欺じゃないかと一部で噂の(これもワタシが勝手に噂してます)
マスターボックス製のSkull Clan - New Amazonsですが
以前、こちらで取りあえず二人だけアップさせて頂いた事があります
https://blog.goo.ne.jp/t2018731838/e/1da50df7e9d7a2cc062a798e3959dc88
なにせ、(大)整形が必須なもので、進捗が捗々しくないのです(^^;
そんな状況ですが残り3人の内、工事が間に合いそうな2人を配置する事にしました

Amazon達の乗っている、ピックアップそのものキットを持っている!のですが

ところがそっちは全く手付かず
今も箱の中でビニールに包まれています
このピックアップが完成するまで(当然ピンク仕様)の繋ぎとして
このPolaris RZRを使おうと考えた次第だったのです

記憶にない方、初めて訪問して頂いた方のためにもう一度
こんなフィギュアでした

お顔もデカイ!ので、それも含め全身シェイプアップさせます


そして...こんなイメージで


クルマも悩みながら塗って、何とかイメージに近くなったかと


コンパネ、シフトノブ、ハンドル、シートベルトのロック機構はNo33:つや消しブラック
シートはNo333:エクストラダークシーグレーで、いずれも手塗りしました
エクストラ...を使ったのには意味は有りません
余っていたから、それだけです(^^;
最後に、No53:ダークイエローをエアブラシで
足回り・後部を中心に砂塵を表現してみました
ホイールは悩みましたが、結局ボディと同色にしています

そもそもこんな色に塗ってどうするんだ!という根本的問題はありますけど...
潰し(転用)は利かないですよねぇ~...
デザートピンクです!とでも強弁しましょうか(笑)

紹介し忘れていましたが、このPolarisRZRにはフィギュアが2体付いていました
ドライバーとパッセンジャー?です


シートも別に付いているんですよね
もっともフィギュアのお尻に付いているダボを、はめ込むように大穴が空いているんですけど

体はものゴッツイですが、出来はすこぶる良いです

彼らの身の振りも考えなくてはなりません(_ _;)

【続く】