見ると自信の湧く模型製作ブログ

お題の通り、主にプラモデル製作について、直線を描くのも切るのも下手な管理人”黒猫2号”の悪戦苦闘の日々を綴っています。

1/72 AIRFIX A.W. SEAHAWK  製作記(4)とり完編

2024年02月06日 | 1/72 イギリス海軍機
前回からホイップアンテナと乗り込みステップのラインデカールを追加し
希釈したタミヤスミ入れ塗料ブラックでウォッシング&墨入れを施して、とり完とさせて頂きました

せっかく飛行状態にしたので、まずお空を飛んでる風の写真を


このスタンド、小ぶりで安定度にちょっと...💦

斜め上からぐるりとです





お腹です

のっぺらしてますねぇ~(^^;

優雅と云いましょうか、気合が入っていないと云いましょうか
やる気?が今一感じられないようなスタイルが何とも言えないのですが...
でも何か不思議な魅力のある佇まいのヒコーキでした

お仕舞いに、ちょい工作したところと、ミスったところを
青矢印はちょい工作、赤矢印はミスったところです

(青)説明
機首の穴は実機写真にあったので開けました
コックピットの後はキャノピーより盛り上がっていたので、均して形を整えています
(赤)説明
前回書いたデカールの段差です、クリアを吹いた時点では分からなくなっていたと思っていたのですが
ウォッシングしたら墨入れ液が入り込んでしまいました(もう放置💦)

書き忘れていましたがパネルラインは全て凸表現です
サンディングで消えた部分のみ彫刻刀でなぞって再現させました
パネルライン自体があまりにも少なかったので、エアインテイクからノズルに至るラインを追加してます

左右でラインの流れが違ってしまいました(恥)

今更ながらですが、ドロップタンクと爆弾のフィンがあまりにも、なので薄々攻撃してます

左右とも左側がオリジナル、右が薄々後です
ドロップタンクの方はこの後、更にうすうすにして塗装しました

【終了】

1/72 AIRFIX A.W. SEAHAWK  製作記(3)塗装、デカール貼り、そしてちょいデテールアップ工作

2024年02月03日 | 1/72 イギリス海軍機
つれあいさんが2泊3日の旅行に出かけました
行き先は東京、お姉さんと二人連れで箱根でまったりし、劇団四季を見てくるそうです
えっ『鬼の居ぬ間の洗濯』ですって!?
無論!朝から洗濯機2回廻して干しました、残り湯を使った後の風呂掃除も当然です、
三度の飯の支度片付け、夕方になると洗濯物の取り込み畳み、その他諸々でその合間の模型作り
主夫は本当に忙しいのです(笑)

塗装色の指示が全く不明で往生しました(;'∀')
キャラメル箱の裏にはカラー図が描いてあるのですが、これが”M10”とか”M8”、”M6”とかでさっぱり!?

”for best results use airfix adhesive & paint nos”『エアフィックスの塗料番号を使え』
って書いてあったので、エアフィックスのHPまで行って見たのですが
そんな番号ないよ!なのです
エア御用達のハンブロールのHPにも、これに合う番号は有りません
何頃の時代の番号なんだ!?もう自己判断で選ぶしか有りませんでした(-_-;)

そもそもこの時代は上面エクストラダークシーグレーは定番で決まりなので(”M2”と書いてあった)
ここはほぼ悩まずに済んだのですが、問題はペンギンの下面です
塗装図でFAAは白と思われる色で”M10”と書いてあり、Bundes Marineは黄色っぽい色で”M8”です

FAAの下面は、No24:スカイかNo26:ダックエッググリーンじゃないかと思うのですが
ネットで探して見ると、白に見えるもの(No311:グレーFS36622に見える)からスカイまで色々
特にBundes Marineの方が白に見える写真多数でまた困るのです

最終的に、FAAの場合上下の塗り分けラインの違いで下面色が変わるのでは!?と云う結論に至り
いつも通りのNo24:スカイにしました
エッなんでダックエッググリーンじゃないのかって?
早い話、もう色の区別がつかなかったからです(笑)
スカイ自体もRevell瓶と特色のC368では微妙に違いますし
おまけにいつ頃か覚えていませんが、緑やら白やら混色した事もありもう何が正しいか分からん状態で💦


まず裏面をNo24:スカイで筆塗りました

翼前縁はこの時にマスキングして上面より先に筆塗りしています

スカイを塗ったあと上下の境界線を1mmマスキングテープで決め、下面とキャノピーをマスキングして
No333:エクストラダークシーグレーをエアブラシしました


上下の塗り分けラインのカーブがまた難しくて、マスキングだけではうまく行かず
後から面相筆でかなり修正しています


マスキングの際、尾翼のでかいフェアリングが邪魔で邪魔で仕方ありませんでした(笑)

デカールの質はあまりよくありませんでした
時代と経年を考えると仕方ないのかも知れませんねぇ...
流石にハセガワによく有るような水中分解事件は起こりませんでしたが
インクが薄かったのか黒地でもよく見ると透けているのです
おまけに厚い、余白をカットしたら段差がモロに出来て焦りましたが、最終的にそのまま(笑)

やっとデカールを貼る段になった(した)のですが
御覧の通り、まずラウンデルがデカイんですよね

発色も良くないし下地の白がはみ出ているものもあり、ちょっと...
それとパイロンは1枚物の主翼に一体化されているので、機体番号は”5”を切り離してから貼る必要が有ります

ラウンデルは頂けないので、ここは今までのキットの余剰デカールを使う事にしました

左がエア赤箱のJu87B2、右がSWORDのガネットAEWの余りです

最終的にキットのデカールは機番”171”、”ROYAL NAVY”、主翼下面と胴体後部の”XE395”、垂直尾翼上の”A"
そして804Sqnの部隊エンブレムである、機首の短剣を咥えた虎のマークです
ラウンデルは全て、イジェクションシートのデンジャーマークはジャンクよりチョイスしました

ラウンデルよりもっと根本的なミスが有りました
機首に描かれた虎マーク、機体の左側に描かれている咥えた短剣の向きが逆なのです

デンジャーマークはハセガワから、油断していたら例の如く水中分解して...(;'∀')

実機の写真と比較して下さい
こちらはマルタの航空博物館のもの

この写真はいつものBritmodellerの記事からです

こちらはスコットランドの国立航空博物館

National museums Scotlandの所蔵機です
短剣の向きが左右とも機体前方を向く様に描かれているんですよね
気が付いた時は左右貼り間違えたかと焦りましたが、よく見たら両方同じ向きに印刷されていました
これは想像ですが、箱絵は機体の右から見た絵柄になっています

恐らくそれに合わせてと云うか、気付かずに2枚とも同じ向きにしたのではないかと...

キットでは全くオミットされている左翼端のピトー管を、0.2mm真鍮線と内径0.25mmの真鍮パイプででっち上げました

やり方はファインモールドの”F-4D The First Mig Ace”と同じです

【続く】

1/72 AIRFIX A.W. SEAHAWK  製作記(2)今回もまた大ボケをやらかしまして💦

2024年01月31日 | 1/72 イギリス海軍機
前回の製作編(1)でも書いたのですが
イスパノ20mm機関砲の銃口が全く再現されていないんです💦

機体の事をほとんど知らない事もあり、当初はこんなタイプも有るのかな?なんて思ったのですが...そんな訳ないでしょ!

エアフィックスといえばイギリス、箱にも”MADE IN ENGLAND”としっかり印刷されています
これ、あんたの国の機体でしょう!?と1976年(製造年)にワープして言ってやりたい(笑)
で、仕方ないから?穴を開けます(^^;

テープでおおよその位置を決め油性マジックでマーキングし、ドリルと彫刻刀で彫っていきました
後でサンディングの後始末も兼ね、機体丸ごと水洗いをしたのですが、
微細な削りくずが機内に残ったみたいで、これがまた後にやっかいな問題を引き起こすのです(-_-;)

結局イジェクションシート?の後が薄いのが気になって仕方なく
1㎜プラ板を重ねて(何となく)それっぽくしました

黒く塗ってボロ隠し(笑)
色の白いは七難隠すと云いますが、こと模型の場合は『黒いは七難隠す』、が当たっているようです(笑)

そしてパイロットです、結局こうなりました

ヘルメットとゴーグルはYouTubeの映像にあったものを参考にして弄っています
酸素マスクはプラ棒の切れ端を、ホースは0.38mm径の極細コードを使いました
ゴーグルはモールドをそのまま塗りましたが、ここは盛ってもよかったか?

参考にしたのはこちらの画像から

YouTubeの、この映像からです
1954当時のパイロットの装備はこんな感じ
1956年のスエズ危機の時には、バイザー付きヘルメットになっているようです
以前、ワイバーンを作った時に、その画像や映像のURLを記載していますので
宜しければご参照下さい。

映像では、ダブルブレストの制服を着た将校の頭がベレー帽を被っていました
他にもLSOも被っていたような...
海軍でも艦上でベレー帽を被っているのは流石RNだなぁ~って思ったのですが
はて、WW2の時はどうだったのか?ちょっと記憶にないけどどうだったんでしょうか

コックピットにインしてもらいます
目の前が殺風景なので、またプラ板積層で照準器をでっち上げました


どうもコックピット周りが実機と違うようですが、もう仕方ありません雰囲気で(^^;

主翼と尾翼を取り付けいわゆる士の字にしました



そして、もう戻れねぇ三途の川...じゃなくて遂にキャノピーを接着しました


実はですねぇ~でもないんですが...ここでまたやらかしました、テヘッって(^^;
前々回、(1)の紹介編の記事で
『如何に蛇の目好きとは言え、これはBundes Marineじゃろう』
なんて書いていたのですが、ドイツ海軍用デカールのあまりの黄変さにこれを断念
FAA仕様にしたつもりが、選択式の垂直尾翼を間違えてドイツ海軍用を接着してしまっていたのです( ̄▽ ̄;)
本当にアホなワタシ(T^T)

説明書の赤のアンダーラインをパッと見で、だと思い込んでしまい...

本当は一行上の青の方だったのです、やっちまったぜぇ~
パイロットはもうFAA仕様にしてますし
どうすりゃあええんじゃい~ッ!と、一枚刈りの坊主頭を搔きむしったのですが
覚悟を決めて垂直尾翼捥ぎ取り交換作戦を開始
ところが、案ずるより産むが易し、では有りませんがこれがあっけなく出来てしまったのです(;'∀')

左が間違えたドイツ海軍用(Bundes Marine)で、右がイギリス海軍航空隊(FAA)です
助かったぁ~、本当にそれしか言えません(^^;

【続く】

1/72 AIRFIX A.W. SEAHAWK  製作記(1)

2024年01月28日 | 1/72 イギリス海軍機
いよいよのシーホーク製作記です(^^;
このキットにはパイロット+クリアスタンドが付いています

パイロットはなかなかの出来で好感度アップですし
スタンド付きと云うのもいい、特にクリアと云うのが(^^)

しかしながらこのシートがちょっとなのです

この後傾度はまるでF16かファーストクラスの座席
若しくは、断りもなく目一杯リクライニングさせた迷惑極まりない前席の乗客!?
顔もやっと覗く程度でこれでは飛べません?

実機はこんな感じです


そこでシートを上げ底にし、背もたれを前に起こすよう手直ししました

射出座席になっていると思われますが、後の方はもうノータッチです(^^;

このキットにはもう一つ罠があります
それはパーツ合わせのための穴と突起が微妙に合わない事です

この微妙と云うのがポイントで、見て分かる程度なら突起を切り飛ばして終わりなのですが
アレ?合わないな~と弄った末に分かる程度、なかなかのトラップです(笑)

そんな事が有りつつ?胴体を貼り合わせました

両側の空気取り入れ口&ノズル部分のパーツも接着してます

好みのクリアスタンドが付いている事もあり飛行姿勢にすることにしました
脚カバーも整形して取付け、主翼を付ける前に全体をせっせと均します


飛行姿勢を選んだのは、脚カバーが分厚過ぎて自作が面倒くさかった、という事も有りますけど(笑)
こんなに分厚いんですよ

これは前脚の部分です、つかえてこれだけはみ出ます
主脚の方はこれよりまだ厚かったのですが写し忘れました
よく見ると機首にある20mm機関砲X4の銃口が全く再現されていない事に気付くのです💦

キットも?ワタシもどうも気合がイマイチ入っていない様な...( ̄▽ ̄;)

【どうでもいい話?】
組説もアレですし、キットもちょいアレで
なにか参考になるものは無いかと、ネットで探していたら〇M〇ZONがヒットしました
一体どのくらいで出ているのかと気になって覗いてみたら~何と!!
1万5690円ですって...唖然
確かにワタシが落札したものより古そうですが
もうこれは作るというより、ビンテージとしての収集者用の価格じゃないですかぁ~?って
因みにワタシは、600円+送料で入手しました(^^;

【続く】

1/72 AIRFIX A.W.SEAHAWK (1) 紹介編  注:大昔のキットです(笑)

2024年01月18日 | 1/72 イギリス海軍機
最近ちょっとエアフィックスづいています(;'∀')
(また)オクでこんなものを落札しました

箱横には1976の西暦が表示されていました
キャラメルボックスの箱裏です

塗装指示はイギリス海軍とドイツ海軍!
如何に蛇の目好きとは言え、これはBundes Marineじゃろう、と思ったのですが
デカールの状態はこの通り

ウ~ン、ちょっと悩みます(^^;

パーツの状態です

たったこんだけです(笑)
主翼、尾翼(水平・垂直)は全て1枚物でした、つまり 貼り合わせ不要で~す(笑)
その垂直尾翼ですが、イギリス海軍とドイツ海軍それぞれのタイプが入って選択式です

最後になりましたが、組説です

これだけです、裏は白紙 シンプル イズ ベスト?(^^;

因みに、これライバル不在で落札価格600円なりでした(^^)

【続く】