見ると自信の湧く模型製作ブログ

お題の通り、主にプラモデル製作について、直線を描くのも切るのも下手な管理人”黒猫2号”の悪戦苦闘の日々を綴っています。

1/72 Trumpeter British Wyvern S.4 (5)

2021年12月28日 | 1/72 イギリス海軍機
本当に寒いです
体が温暖化仕様に出来ている(冷え性とも云う)ワタシにとって
冬、特に寒い冬は大ッ嫌いな季節、いくら鍋が美味しくなっても許せません
おまけに雪、これが降り積もると徒歩通勤(往復)となります、疲れます。
クリスマス明けの日曜日は、降り積もったものが低温で根雪にならない様に
朝昼晩と3回雪かきしました、いい筋トレになると思わねばやってられません(笑)

さてそんな環境でも、いやそんな環境だからこそ(暖かい室内で)製作は続きます(^^;
機体上面にNo331:ダークシーグレーをエアブラシしました

写真撮り忘れましたけど、マスキング面倒くさかったです

そして胴体にもインベイジョンストライプです


手順は主翼とほぼ同じです、全てエアブラシ塗装です
こちらもマスキング写真撮り忘れ、と云うかもうそれどころでは無かった?
胴体側のペンギン塗装は終えているので、
① 黒、黄色のストライプ部分を残して、他はマスキングする
② No33:つや消しホワイト
③ No58:黄橙色(色見本より黄色っぽいです)
④ 黄色の部分をマスキング(ここが一番手間が掛かります(^^;)
⑤ TAMIYA LP-3:フラットブラック
の手順で塗装しました

Webで調べると、このキットの前身はモノクロームというメーカー製だったみたい
その時は、ストライプはデカールで付いていたようです、これがあれば楽だったろうになぁ~

並べてみました、そろそろ完成が見えてきた?


遂に折り畳み部分を除く主翼と、主脚を接着しました

内側のロケット弾ラック、脚カバー、ターボプロップの排気口も接着しています

で、ここでまた段取り不足と云うか、工程の把握が疎かだったことが判明
ルンルン、と主翼内側にロケット弾ラックを付けたのですが
その前に、機体番号のデカールを貼っておかねばならなかったのです(汗)
当然、インベイジョンストライプを塗る前に...

そこで急遽、水に漬けたデカールをカット


余白部分をカットして、パーツに干渉する部分を最小にして貼ります
右翼側はこんな感じ


左翼側も何とか事なきを得ました


が主翼上面のラウンデルを貼って、またガックリ

ここまで着て、白の部分が透けているのです(泣)

【続く】

1/72 Trumpeter British Wyvern S.4 (4)

2021年12月26日 | 1/72 イギリス海軍機
パイロットはこんな感じで製作しました
(左)プラ板の屑みたいな細片を寄せ集めてヘルメットの原型を作ります
(右)整形後です、体はタミヤエポキシパテ(速効果タイプ)を使用しました


腕はハセガワのアメリカパイロット/グランドクルーセットから転用しました

シートがけっこう浅くて、その分胴体をかなり切り縮めています

この状態でコックピットに(仮に)収めてみました


キャノピーを被せてみました

まだちょっと背が高いかな?

高さ調整、なんちゃってシートベルト追加、色塗り...パイロット(は)終了です


検討中だったヘルメットは、結局YouTube映像の方のタイプを選択しました
何といっても、1956年のSUEZではこれ被っていましたからね
「エッ似てない?」それは...明日もう一度見直してみて下さい(汗)

翼端灯は0.4㎜ドリルを使って穿孔し、穴に塗料を流し込みました
パーツ精度も良くニコニコ、だったのですが


付ける段になって、一瞬の隙をついて?右後ろ側のパーツがワープ(泣)
仕方なしにウェーブのH-EYESを使って代用したのですが

合いませんよねぇ...整形です(^^;

機体です
何時までも借り組みと言う訳にはいきません
考えた末、パーツ毎にまず基本色のスカイをエアブラシで塗り
組み上げて整形してから、修正も含め再度塗装し直すというやり方を取る事にしました
ペンギン塗装(モヒカンという方も有り)なので
上面の狭いラインをNo331:ダークシーグレーで塗装するからという事も有りました

エアブラシを選択したのは、当初は筆塗りを考えていたのですが
パネルラインの彫刻がとても繊細なのと
塗料を薄く塗ると弾かれる事象が起きたからです
どうもプラ表面に離型剤が残っていたみたいですが、この事態はスケールキットでは初体験
今更全部洗い直すのも現実的では無い(余りにも面倒くさい)ので
エアブラシ塗装に変更した訳です(^^;

で、こんな感じ

主脚は仮に差し込んだだけです
遊びなしでキッチリ、でもちゃんと外れる、パーツの精度高いです(^^)

そしてスエズインベイジョン、主翼だけです
機体側を整形・塗装する間に、こちらを先行して行いました
一番面倒くさく且つ苦手な作業です、これは何回やっても変わりません

折り畳む外側が、別パーツになっている事も有りこのやり方に
塗装はエアブラシの洗浄を入れると、二度手間どころでは無いですが
マスキングを一度にやる作業に、耐えれそうも無かったので...(^^;

吹きこぼれ修正です

【続く】








1/72 Trumpeter British Wyvern S.4 (3)

2021年12月22日 | 1/72 イギリス海軍機
懸架物の組み立て塗装をしました

ロケット弾です

パイロン?とロケット本体に別パーツのフィンを付けるようになっています
これが、太さが合わないんですよね

その上、パーティングラインがフィンのど真ん中を通っています
おまけにゲートまでしっかり、下左側が前、右が整えた後です

これを全部均すのに、1枚の両面で2回、フィンはロケット弾一つに付き4枚なので計8回
ロケット弾が16本あるという事は、8×16 全部で128回!?
計算違いじゃないでしょうねコレ...
当然弾頭の方も処理が必要です、道理で時間が掛かるはずです(^^;

パーティングラインを除去して、とりあえず筆塗装した後です

爆弾のフィンも、ど真ん中をパーティングラインがぐるりとついており
キレイにしたら、画像のように塗装した部分が元通りになりました(笑)

二重反転プロペラの組み立て、塗装です

ブレード部分を先に塗装し組み立てました
先端の警戒色は下地も含めて筆塗り、マスキングして黒をエアブラシしています
その後ブレードをマスキングし、スピナーの部分を下地:白・上地:赤ともエアブラシで塗装しました

上下(前後?)合体させました


カウリング?に収め完了です

風を当てたら回るようにしたいと思い、工夫してみたのですが
接着ミスもあり、手回し回転が精々でした...

今回はチマチマ工作で進捗ははかばかしくありませんでした
そんな訳で、またぞろWebで探してみました編です
生産機数も少なく、配備もRNのみ
どっか参考になるところは無いかと探していたところ、当たったのが下のところです
http://modelingmadness.com/review/korean/cleaver/tmcwyv.htm
Tom Cleaverさんと言う方のトランぺッターの製作記事です
サイズは1/48ですが、機体の解説、SUEZ CRISISでの戦歴など、Wikiより分かり易く
また、何故キットの指示と違う塗装を選択したのかまで、しっかり書かれていてとても参考になりました

ワタシはこの塗装にしようと思っています


そこで気になったのが、赤で囲ったこの文章です


.
特に4行目途中からの、この箇所
During the six days of Operation Musketeer, the nine Wyverns of 830
Squadron did not carry aircraft numbers. After Operation Musketeer, while the ID stripes were retained,
the numbers were painted on the aircraft noses.


マスケッティア作戦の6日間、830飛行隊の9機のワイバーンは
航空機番号を持っていませんでした。作戦後、インベイジョンストライプはそのまま、機体の機首に番号が描かれまし
た。


SUEZ CRISIS時、機首には機体番号は描かれていなかった!?

しかし根拠(ネタ元)が書いてありません、何を調べて分かったのか...
そこで、ハイ Web(だけ)捜査隊の出動です(^^)

1955年と説明にはあるけど
EAGLE上のワイバーンの、ほぼ唯一のカラー写真ではないでしょうか

https://www.reddit.com/r/WarshipPorn/comments/g7hmfx/hms_eagle_in_1955_with_aew_skyraiders_wyverns_and/
確かに機首の識別コードが有りません
おまけに、スピナーが黒っぽいです(ほぼ黒?)
キットは赤指定なんですけどね(汗)

それに前回の(2)で紹介させて頂いた、YouTubeの映像
映像を一部切り取りました

https://www.youtube.com/watch?v=AWY9LIJ3QxQ
改めて見ると、インベイジョンは描かれているのでSUEZ CRISIS時に間違いないでしょう
そして、確かに機種に機体番号が描かれていない!
因みに最初に出て来たシーホークやアベンジャーの時と
後のワイバーンの時では空母が違っていたように見えたのですが

そしてパイロットの服装(ヘルメット)もついでに探検
遂にここにも手を出す事態に
Imperial War Museums です(汗)
世界の博物館の中で著作権について「ヒジョーに厳しい」という話を読んだりしていたので
正直ビビッていたのですが、よくよく使用規約を(翻訳で)読んでみると
ワタシのようにブログで画像を使用するには

① 使用可能な画像(直接IWMのサイトからダウンロードできるもの)のみ使用する。

② 非営利目的での使用(会場使用料を徴収することもダメみたい)とする。

③ IWMに帰属する事を表示またはコンテンツのURLを記載し、リンクさせる。

④ 元情報(ダウンロードしたもの)を変更、トリミング、修正等しない
  要はオリジナルのまま使用する。

以上の4条件を守れば使用出来るのではないか、と判断するに至りました
と言う訳で、ダウンロードした画像をそのまま貼らせて頂きます、大丈夫かな(汗)

【注意】
※この記事はブラウザをFirefoxで書いていますが、IWMへのリンクがよくないようです
 画像のアクセスにはChromeを使われたほうがよいと思います

HMS EAGLEにシーホークが配備されたときの写真です

写真の説明によるとHMS EAGLE上のNo806Squadronのパイロットだそうです
上記で検索したIWMの画像アドレスは
https://www.iwm.org.uk/collections/item/object/205163632

すごい髭のパイロットさんの真面目な顔

同じくこちらから
https://www.iwm.org.uk/collections/item/object/205163630
写真説明では806SQN隊長のチルトン海軍少佐という方
1954年と云うのがちょっとなんですけど...
これを先ほどの映像と比較すると、どうもバイザーなど少し形が違う様です、困ったなぁ


ところで今回のどうでもいい話です
このスエズ動乱(教科書では確かそう書かれていたような)ですが
当時のアラブ連合共和国(1961年にシリアと分離して今はエジプトアラブ共和国)の運河地域に
イギリス・フランス・イスラエルが侵攻した作戦名は” Operation Musketeer”と名付けられていました。

”Musketeer”ってマスケット銃兵の事ですよね。
わざわざマスケット銃兵と名付けるからには、何か意味がある様な気がします
これってアレクサンドル・デュマ・ペールの書いた”三銃士(Les Trois Mousquetaires)”からとったのかな?
三か国だったから”三銃士”に引っかけたのか、と考えてしまいました(^^;
でも英語の作戦名は単数形になっているしなぁ?

いつも大変お世話になっておりますブリッツモデラーさんの記事
キットのデカールにあるNo378/WP337の、インベイジョンの描かれていない写真が有りました

https://www.britmodeller.com/forums/index.php?/topic/235027766-westland-wyvern-canopy-types-and-type-conversions/page/2/

この他にも、模型製作に役立つ細部画像が有りました
本当に助かります<(^^;)>

【続く】




1/35 ジルプラ Sanaa 改造しました

2021年12月19日 | 1/35 フィギュア_トリファクトリー(ジルプラ)
ジルプラ(現トリファクトリー)のGM-019”サナ”さんです

昨年の5月頃に購入、これまでその他大物?製作の合間に
コツコツ手を出していたのですが、ようやく”とり完”かな、という事で
今回アップさせて頂きました。
ご推察の通り、ワイバーン滞っていますので(^^;

近年になく?結構いい顔に出来たと思っています(^^;
ご覧下さいませ<(_ _)>

海辺の岩棚の上にセクシーな水着の美女発見
思わせぶりな視線でこっちを見ている!?

しかし、近寄ってはいけません!

何故なら...

危ない危ない(冷や汗)
組織から送り込まれた殺し屋だったのです(笑)
「どこの組織やねん(怒)」と云う様なツッコミは無しで<(^^;)>
自分がボンド君になったつもりで見て下さい(笑)

では360度ビュー






恒例のお顔アップ


キットの箱とパーツです

ハイネックの襟のため、あごの一部が隠れた形の造形
おまけに成型の都合で、顔の右側がちょっと歪んでいます
いつもの鼻梁を高くする他に
右側のあごの再生/頬の修正、ついでに髪型もスッキリと好みタイプへ(^^;
更に水着姿にするために、体全体を削って盛って
左腕はキットを改造、右腕はジャンクからピックアップして手首の角度を変えています

背中はむずかしいですね
今回ここが一番心残り、特に左側に肩甲骨の部分が今一決めきれなかったです(_ _)

改造途中の画像です




お顔を改造前と後で比べてみたものです


体の後ろに回した左手に隠し持つナイフは、ブラボー6のL1A1ライフルセットのPE製銃剣です

グリップはPEを重ね貼りするようになっていました

最後に手乗りで(^^;



【終了】

1/72 Trumpeter British Wyvern S.4 (2)

2021年12月15日 | 1/72 イギリス海軍機
※お詫び
パイロットのヘルメットの記事の部分で
飛ばし先のURLの記述を間違えていました
大変申し訳ありません<(_ _)>
記事を訂正していますので、ご確認下さい。

'68 TET OFFENCIVEから時代を遡り、再び'56 SUEZ CRISISへ
機体を組み立てます
まず水平尾翼を貼り合わせ
押出しピンの後が目立ちます



合いは良いです、押出しピンの後を削っただけでした

主脚収納部などの主翼内に入れるものも無く
搭載用のパイロンを取り付ける穴を開ける必要もないので
安心して貼り合わせる事が出来ました

でも、こちらも整形作業は必須でしたね
パーツ全般に言えるのですが、合いはいいのですが、押出しピンの後は目立ちました。

あっという間に全体仮組み(^^)


ここでいったんバラし、組み立てたコックピットを機体に(仮に)はめ込みました



ここもピッタリ、しかしスナップキット以上に合いがきついので
矢印の箇所を若干削って、ちょっとルーズにしています


パイロット工作です
例の如くイチイプライザーから強制徴募しました


この時代のFAAパイロットは、もうレザーヘルメットを着用していません
朝鮮戦争時はまだ着用していた映像が残っていますが
この時代には見慣れた形の外側がハードタイプのものになっています。

以前、シーフューリーで訓練中の写真をブログに載せたことが有りました
こちらです

また自分の記事に飛ばすつもりか、と思われる方はストレートにこちらを(^^;
https://www.navy.gov.au/history/squadron-histories/805-squadron-history

この画像はYouTubeの映像から切り取ったものです


バイザーはカバー無し、ヘルメットのサイドの部分が斜め後ろに傾いているようです
その分、酸素マスクの取り付け部が張り出しているのが特徴でしょうか

こちらが映像です(※訂正済みです)
https://www.youtube.com/watch?v=AWY9LIJ3QxQ
空母はHMS EAGLEかな?
航空機はシーホークの様ですが、パイロットの装備はワイバーンと恐らく違わないと思います

ヘッドレストに頭の位置が合うように胴体の長さを切って調整します

パイロットはここまで、まだ工作中でして(^^;

コンソールパネルです
メーター類はフィルムを、プラパーツのベースとクリアパーツで挟む形状です
合体させようとしたのですが

(左)フィルムを載せてもメーターがよく見えません
(右)ベースを白く塗り、目立たせました

「よっしゃ」と、貼り合わせたのですが...

(左)木工ボンドでフィルムを接着
(右)クリアパーツを上から貼り合わせ
結局フィルムのメーターは見えなくなってしまいました(_ _)

仕方ないさ、とパネルのメーター部以外をつや消し黒で塗装
コックピットに接着しました

サイドコンソールのボタン類は、hajime様に倣ってカラーリング
でもちょっと色の使い過ぎ?派手になり過ぎですね
昔のアジア某国風C級SF映画の宇宙船みたいになってしまいました(^^;

【続く】