見ると自信の湧く模型製作ブログ

お題の通り、主にプラモデル製作について、直線を描くのも切るのも下手な管理人”黒猫2号”の悪戦苦闘の日々を綴っています。

1/35 タミヤ U.S.INFANTRY SCOUT SET (3)チョイ改造でバーシティ作戦の17ABです

2023年03月31日 | 1/35 フィギュア_タミヤ
ウン十年ぶり?のタミヤフィギュア、とり完致しました
まず5人の集合写真から

ジャケットとズボンの色を変えていたのですが、塗り重ねている内に分からなくなってしまいました(^^;

次は個別に全身像を
コマンダー

ドラゴン製の在庫が有る空挺用折り畳みストックのM1A1に替えとけばよかったと(;'∀')
(兵士1)BARガンナー

(兵士2)

(兵士3)

(兵士4)

ヘルメットに付けたファストエイドパケットは
このバーシティ作戦時の服装(装備)の特徴といえるもの、階級に限らずほぼ全員が付けていました
タミヤエポパテ(速硬化タイプ)ででっち上げ、ストラップはレポート用紙の細切れで表現しています

以前ゲッコーモデルの空挺兵を作った時にちょっと書いたことが有るのですが
ざっと言うとファストエイドパケットのヘルメットへの装着は
ノルマンディ:装着確認できず
マーケットガーデン:一部(少数)装着
そしてバーシティ:ほぼ全員装着
みたいですね(^^;
ファストエイドパケットについてはThe Parachute First-Aid Packetと云う記事をご参照ください

腕の星条旗はパッションモデルズと他のメーカー不明(忘れた(^^;)のデカールです
バーシティ作戦当時の写真では、付けているのが右腕だけだったのでそれに倣いました
パッションモデルズの方が星がきれいに印刷されていて質が良かったのですが
星条旗は在庫少のためやむ負えずです(-_-;)

コマンダー以外は階級章も師団章も付けませんでした
実際に当時の写真では、ほんの少数ですが着用例が見られるものの、ほぼゼロ
これはどうもヨーロッパに移動した時からのようです
と云うのも、命令で外から見えるようなところには着用してはならなかったようで
そこら辺の情報はU.S.MIRITARIA FORUMと云うところに書いてありました

じゃあ何でコマンダーは星条旗を付けていなくて、17ABの師団章を両腕に付けているのかと云えば
お遊びです(;'∀')
それに星条旗デカール不足と、17ABの師団章を使って見たかったから
期待を込めて想像するに、中には命令をスルーしていたやつもいたに違いない!?
実際、降下前の写真にシェブロンを付けた空挺兵が写っているのもあるし

左が17ABの師団長(ウィリアム マイリー少将)で
右が第 1 連合国空挺軍の参謀長(フロイド パークス准将)なんですよね
それが判るまで、右のオッサンが貫禄もあるし(笑)階級が上だと思っていました
上官の前で咥えたばこ!なんてフランク若しくは傍若無人
でも分かってみれば立場が逆、相手が部下だから平気で咥えたばこだったんですね(^^;
この写真が有ったのはこちらです

話が横道にそれてしまいましたが、なら師団章だってありでしょう?(苦、苦しい・・・けど)
それがたまたま写真に写っていなかっただけだ、なんて(^^;

後、ちょっと工夫したのがブーツと水筒のキャップです
2バックルレギンスブーツ中期?のトウキャップ無し表革と、後期の裏革

そして水筒はキャップの材質の違い、アルミ(銀)とプラスチック(黒)を表現してみました


手こずったライフルスリング(とライフル類)です





御覧の通り、やはり留め具穴があると強度が不足してしまいます
スリングを曲げるとそこから折れてしまい、最悪(というかしばしば)切れてしまいました
穴の無いトンプソンやカービン用は大丈夫でしたので
ガランドライフルも穴のない繊維製のタイプ(キットにはありません)にすればよかったかも

装備品を一部変更、追加しています
コマンダーが双眼鏡を持っているのに、ケースを身に着けていないのがどうも納得できず
ミニアートの”U.S.WEAPONS &EQUIPMENT FOR TANK CREW & INFANTRY”セットから
たった一つだけ入っていた!なけなしのケースを使いました(笑)
フィギュアの左腰にあるM1カービンのマガジンパウチを削り取り、代わりに付けています


SCR536『ハンディトーキー』を持って両ひざをついている(兵士4)は
トンプソンSMGを持っているのに、予備のマガジンパウチを身に着けていません
水筒やスコップ、ワイヤーカッターまで付けているのに、これはおかしいと思い
水筒の位置を後ろにずらし、ここにもミニアート製の3連パウチを付けました


片膝をついている(兵士3)はポーズ的に一番のお気に入りです(^^)
バーシティ作戦時の記録写真に有った

ヘルメットと偽装ネットの間にファストエイドパケットを挟んでいる
それを再現したかったのですが、適当なネット素材が見つかりません(-_-;)
やむ負えず、ティッシュを分離しヘルメットに被せてネットモドキにしました💦

空挺用のチンカップとストラップは映えを考え追加したものです
カップはプラの削りくずから、ストラップはいつものレポート用紙の細切れから作りました

いよいよ?のお顔アップです(笑)
(コマンダー)

(兵士1)

コマンダーと(兵士1)のヘルメットはミニアート製です
キットには偽装ネットのものが2つしか入っておらず
そのままではファストエイドパケットが装着できないので使いました
(兵士2)

(兵士3)

(兵士4)

お眼目の色が濃くなり過ぎて失敗です(-_-;)
箱絵のように淡いブルーにしようと思ったのですが...

【終了】






1/72 Special hobby Fairey firefly FR.Mk.1 ”ASH Radar”(3)

2023年03月29日 | 1/72 イギリス海軍機
ボチボチ進んでいるファイアフライです
胴体は何とか合体出来たのですが、主翼下側を嵌めようとしたら
コックピット床が主翼の脚収納庫につっかえて...レジン同士のぶつかり合いです
脚収納庫の方はもう削る余地が有りません
よって、この段になってから床下をガシガシ削る羽目に(;'∀')


何とかクリア出来ました


レジンにかまけている内にイモ付け水平尾翼の補強芯を入れるのを忘れていて追加しました(^^;


で、まぁやっと士の字に、って主翼上側はこれからですけどね


事前に調整を繰り返していたので、主翼上側は割とすんなり合いました
しかしながら、後縁の厚みはかなりなものです

ここからまたガシガシ削らなければいけないのかなぁ~(-_-;)

完全士の字表裏です


翼端灯もWAVEのH-アイズを使って再生しました
Before
WAVEのパーツをそのまま付けたところ、0.4mmドリルで穴を開けそこに塗料を流し込んでいます

After
整形後、まだ翼の厚みが残っていますが追々と(^^;


最初からイイ感じのシートベルトが彫刻されているので、搭乗員をどうするか迷っています(^^;


【続く】






1/35 タミヤ U.S.INFANTRY SCOUT SET (2)

2023年03月26日 | 1/35 フィギュア_タミヤ
ワタシのフィギュアの製作パターンでお顔を先に作業を進めています
カーゴポケットのサイズや形を修正しつつ基本塗り

肌はNo51:薄茶色(フレッシュ)、白目はNo62:つや消し白、
眼周りはBC02:キャロットオレンジにNo51wo若干混ぜたもので塗っています

拡大するとこんな風になっています


これに眉毛、まつ毛、瞳を描き入れてから、グラデを付けて顔色を馴染ませていきました


カーゴポケットの修正も終え(諦め)ドットボタンを洋白線を植えて表現します


振れ止めの紐もレポート用紙の細切れで表現してみました、ちょっと太かったです(^^;

リナクター画像や当時の写真をガン見していると
ポケットがアコーディオン状の物はこの縛り紐が見当たらない様なので
比較的ズボン皺の変更がやり易い、立位のライフル兵とBARガンナーにこの紐を付けました

ポーズはキットそのままですし、カーゴポケットを追加して1945年時の空挺兵にしたと云っても
所詮ポケットだけ(;'∀')
なんとか見栄えのするように足搔かねばなりません

何かを追加しよう、いやナニかですよ(笑)
そうだ!ライフルスリングなんてどうでしょうか
で、コレ

昔買って、こんなの出来ねぇよ!っと放置プレイしていたもの
これを何とか活用して(ダメもとで)再現しようとしたのですが...
スリング本体です

治具、スイベルと留め具です


これをこんな風に治具を使ってやれい、と組説には書いてあるのですが



両手にピンセットを持ち、悪戦苦闘の末やっと一本

一本といってもこれはまだ一部で、このスイベルにまた別のスリングと止め具を通さねばなりません(^^;

量産効果だ!?と感覚が判っている内に残りも片づけたのですが

通したスイベルがヘルメット用でライフル用でなかったのに、ここにきて気付きました(泣)
どこが違うかと云うと、ライフル用の方が気持ち口の高さが大きいのです
それは連結させる際、スイベルにスリングを2本通さねばいけないから
最初の一本を完成まで持って行っておけば、間違いに気づいて後のものは修正も効いたのですが...
紙が薄すぎている上にM1ガランド/BAR用は止め穴まで再現されています
おまけに片面がテフロン加工してあるため瞬着で接着しています、やり直しは不可能です
どうやって誤魔化すか、それとも諦めていつものレポート用紙にするかどうしましょうかねぇ(-_-;)

と言う訳で、お顔に逃避します(笑)
ほぼ出来た?感です

右下のヘジャブ?を被っているのは、JAPANESE MADE SUVに付いていたアラブの女戦士?
5人ではどうも画面の納まりが良くないので入れました
あっちも片づけなくちゃなぁ、という事でチョイチョイ手を入れてはいるのですが...
アラブ美人って難しいです(^^;

おまけと云ってはナニですが、昨日家庭菜園から収穫した大根です

大根を植えたのは初めてで、まぁまぁでしょうか(^^;
そしてこれも同菜園に植えて確か三年目の桃、花が咲きました


【続く】


1/72 Special hobby Fairey firefly FR.Mk.1 ”ASH Radar”(2)

2023年03月23日 | 1/72 イギリス海軍機
とにかくバリが多いです💦
いやバリなんてものじゃないスゴさ

特に機首のところなんか瘤状態(;'∀')
スピナーなんかも

宇宙からか、はたまた超古代文明のメッセージか!?謎の刻印が...(笑)

わざにバラしてパーツ化されたプロペラブレード(面倒くさい!)
おまけに一本は寸足らずです

ほぼ全体がこんな感じです、しかしながらある程度は想定内
黙々と(心の中で毒づきながら)修正しつつ工作を続行します

とりあえず多すぎるレジンパーツにネームペンで番号を書いておきました


定番のコックピット組み立てです



そしてパイロットのメインコンソール

レジンのベース+フィルムのメーター+PEのパネルです
今回はなんとかなったような(^^;

で、コンソール+シート・床・その他の合体、バスタブ化です

もうメインコンソールが見えなくなっています(-_-;)

これを機体に組み込みます
コックピットの側壁はペーパーでかなり削り込んでいます

ラジエター用空気取り入れ口も排気管もレジン(そこまで!?)

ラジエターのアップです

ここは比較的楽?でした(^^;

そして強制接着します

くっつけ!この野郎って(笑)

【続く】

1/72 Special hobby Fairey firefly FR.Mk.1 ”ASH Radar”(1)

2023年03月20日 | 1/72 イギリス海軍機
WW2おフランス機の次は
またまたオク入手キット、その第三弾です
今度はスペシャルホビーのファイアフライ、しかも対潜レーダー型というけっこうニッチな機体(^^;

実はこれ箱無しで出されていたものです、まっ箱要らないし
と云ってもちゃんと替りのきれいな箱に入れて送られてきましたけど
ファイアフライのキットが欲しかったので、タイプは無視して落としました(笑)

最近、またオクにハマり出して(;'∀')
とり完した白塗りスピットにMS406、そしてまだ紹介していませんがMC202も入手しました
いずれもハセガワの1/72、黄金時代?のキットです

オクで競ると云っても出せる金額にはおのずと上限と云うものが有ります
入手したキットの落札価格と送料は以下の通りです
メーカー  機種    キット  送料    計
ハセガワ M.S.406     929円  710円  1639円
  〃  Spitfire MkⅧ 1000円  350円  1350円
  〃  M.C.202    1200円 1089円  2289円
そしてこの
S.H     Firefly ASW   1859円  350円  2209円

見ての通り、郵送で送ってもらえば送料も350円と安くついてお得感満載です
何よりもSHOPではもう見かけないキットが、手ごろな価格で入手できるのは嬉しい(^0^)
競っても、自分で決めた上限を決めて守っていれば大丈夫ですし
時々Webで見かける、バカ高い価格で出ている中古品を見て複雑な思いをしなくて済むのがイイですね(笑)

では紹介です
組説から





ペンギン塗装は止めて、極東艦隊のFAA温帯海上迷彩(上左)にしようと考えています
しかし塗装図が白黒だとイマイチやる気が...(笑)

続いてパーツです




デカール、そしてPEとフィルムです


そして...レジンパーツとクリアパーツ

どうです、この圧倒的なレジンパーツの量は!(;'∀')

と、ビビッていても仕方ありません
先ずは主翼に組み込むランディングギアの格納庫から手を付けました

土台(写真下側)を分離しました
使ったのは東京土産の0.1mm刃のモデリングソーです
そのお陰でなんとか形を保ったままでスライス出来ました(^^;

主翼上面に干渉しないように面取りをしてから接着しました



でもやっぱりつっかえます(-_-;)

さらに面取り、主翼上面も切削してようやく収まりました
でもまだ上下接着はしません、フィレットの調整も有るので
胴体を合体させそれに主翼下面を合わせてから行おうと考えています

【続く】