見ると自信の湧く模型製作ブログ

お題の通り、主にプラモデル製作について、直線を描くのも切るのも下手な管理人”黒猫2号”の悪戦苦闘の日々を綴っています。

1/72 ハセガワ CF-104 STARFIGHTER (8)

2022年09月14日 | 1/72 カナダ空軍機
CF-104 とり完です(^^;
何とかフィギュアをでっち上げまして...
タイトルは1/72のヒコーキ、カテゴリーも1/72のヒコーキなのに
フィギュアを結局6体も改造するという始末
ちょっと...もうこれは勘弁です(疲)

厳重な機密保持の元、エンジェルインターセプターの女性パイロットが乗り込もうとするCF-104


のはずが、周囲にはカメラマンやらギャラリーやらが、ワラワラといたのです?

当時は女性戦闘機パイロットなどいるはずもなく、噂を聞きつけたエライさんが
物珍しさに、副官と運転手兼秘書を連れて視察に来たのです

機密保持は大丈夫なんでしょうか!?

指導教官とカメラマンです
記録だけはちゃんと取って置かないといけません
破棄、改ざん、隠蔽など以ての外です!

本当は整備員やセキュリティポリスもいなければいけないのですが
もうギブアップでした(-_-;)

この追加した5人の改造経過です、面倒くさいのでここはまとめて(^^;
開始はじめ、この時は女性はまだ追加していませんでした


途中です、ここから女性参入(よせばいいのに...)


改造後の表裏です



一応、個別にビフォアー/アフターを載せておきます
指導教官、空軍大尉(Captain)のつもり(^^;


髪型を生かして民間カメラマンにしようと思いましたが機密保持のため、軍曹(Sergeant)という事にしました


エライさん、もう袖や肩章のラインが描き切れないので大佐(Colonel)以上という事に


副官、こちらも空軍大尉(Captain)のつもり


運転手兼秘書?これに一番手間が掛かりました、軍曹の設定にしています

彼女だけお顔大改造しているんですよね
原型は、一見スカートを履いた美人に見えるのですが、アップするととんでもない顔で
「ゆっ許せん(怒)」と、止めとけばいいのに泥沼美顔化改造作業をやってしまったのです(笑)

最後に機体とパイロット(と脚立)を



【どうでもいい話】
カナダ軍はWWⅠ、Ⅱとも英連邦の一員として戦い
その制服や階級もCF-104導入時の頃はイギリス軍と同じだったように思われます

写真はこちらから
その後、1974年に陸海空の航空部門が統合され、
2014年に制服が新しくなり
2015 年 4 月 1 日には階級構造と記章が変更されたと記載が有ります。
英空軍式だと空軍大尉は”Flight leutinannt”ですし
大佐も”Group Captain”になります
2014年の新制服もそうですが、なんとなくアメリカ式になってきているような気がしました

女性の制帽は不人気からWW2中に新型に変更が行われました

1952 年 6 月 20 日には制服の改定も行われまています
男性の制服は60年代になってもそのままみたいなのですけど(^^;

2014年の全面改訂まではこの制服だったのではないかと思われます
(事実の有無も併せ、探せませんでした)

制帽や制服の変更やらの事情についてはこちらに詳しく書いてありました
面白エピソードがいっぱい、お勧めです(^^)

こちらカナダ軍最初の女性戦闘機パイロットの写真です

1988 年、カナディア CF-116 フリーダム ファイターの前でポーズをとる、ジェーン フォスター大尉 (左) とディアナ (ディー) ブラッサー大尉。
写真は”Women in the Canadian Forces: RCAF Women's Division (RCAF WD)”からです

尻切れトンボみたいなかっこうになってしまいましたが
これにて

辻堂ジップ様から、104の写真が少ないというご意見を頂きまして
あまりお見せ出来るようなものではないのですが、ちょっと追加させて頂きました






【終了】




1/72 ハセガワ CF-104 STARFIGHTER (7)

2022年09月06日 | 1/72 カナダ空軍機
機体がとり完になったのに、いつまで経っても終了しません(-_-;)
遅延(足引っ張り)の原因はもちろんフィギュアです
ステップが出来たまでは良かったのですが
パイロットを作り始めてから雲行きがおかしくなってきて(^^;

あ~因みにステップはこの通りです


サーフェイサー1200、No62:つや消し白、最後にNo58:黄燈色と全て吹き付けで塗装しました
このあと墨入れして、色目を落ち着かせています

で、パイロットなのですが今回は異なるメーカーの合体型、そして女性です(^^;)

左)ハセガワのパイロットのカラダ、済みません改造前写真撮り忘れてました
右)イチイプライザー女性の頭と腕、顔はほぼのっぺらぼーです
これを合体させて60~70年代的女性ジェットパイロットを作っちゃろうとしたのです(笑)

この時代、軍民問わずまだ女性がパイロットとして乗ることは有りませんでした
今のように戦闘機にまで女性パイロットが乗っているなんて、夢か空想の世界

SFではありましたけど...ン!?
そうだSFだ!
その世界観を現実に注入すればイイのでは(それってSFでしょ!)
そのSFとは『キャプテン・スカーレット』に出てくる『エンジェル・インターセプター』です
大好き\(^0^)/

【以下、ワタシの妄想設定です】
時はXXXX年、高度12,000メートルに浮遊するスペクトラムの空中基地クラウドベース
ここに配備される予定のエンジェルインターセプターは
極度のSTOL性を求められた為、開発が難行し未だに不具合の解消途上であった。

そこで運用開始のめどが立つまで、飛行特性の似たF-104を使って訓練が行い
パイロットの慣熟訓練に掛かる時間を、可能な限り縮めようとする努力がなされることになる。
場所は機密保持のため、人目に付かないカナダの空軍基地が選ばれ
必然的にカナダ空軍のCF-104が使用機種として選ばれる事になった...なんちゃって(^^;

合体してこうなりました

右腕に抱えているヘルメットは、胴体と同じハセガワのセットからです
下半身は一旦左右分離して、ステップの高さに合わせ
上半身は少し切り縮めて姿勢を起こしています
顔はこちらを向かせてカメラ視線にしました(笑)

これを修正しながら塗装していきます


まだ、あっちこっち直すところがいっぱいです

ハセガワついでと云っては何ですが
パイロットセットに付いていたシボレー・ステップバンを時々いじっています(^^;

これ、けっこう楽しい、いい気分転換になります(^^)

ここまではイメージ通りなのですが、問題はお顔です(-_-;)
ちょっと元が酷すぎて全面整形になってしまったのですが、これがなかなかの難工事で...

左)デフォルト
右)事後
盛って削って塗って、削って盛って塗って、これを数回繰り返し
お許し下せぇお代官サマ(泣)もうこれ以上は無理!!という事で、パイロットとり完です(^^;

全体はこんな感じです


お顔アップ


「これでいいのだ」でいいのか!?
ちょいと悩んでおりまして、結論は次回に伸ばしたいと思います

そんな訳で【続く】

1/72 ハセガワ CF-104 STARFIGHTER (6)

2022年09月03日 | 1/72 カナダ空軍機
墨入れ前の晴れ姿?です(笑)

この後、極薄めたタミヤ墨入れ塗料ブラックを全体に塗り
パネルラインを強調させました

やっと”とり完”出来た、と言える?ところまで来たと思っているのですが
後述する理由もあり「出来ましたぁ~(^0^)」とも言い難く...
機体が細長過ぎて写真を撮るにも、アングルが難しィ~のです
そこで今回はちょっとアップ(細部)中心にして紹介させて頂く事にしました
改めてアップで見ると、製作中いやとり完後も気付かなかった
アレやらコレやらが如実の元になってしまいますが
そこは「これが事実だ!」と言う訳で、包み隠さず公開させて頂きます<(^^;)>

まず機首から

結局バルカン砲の銃口は組説通り黒く塗りました

キャノピーを後方から

この枠というかフレームは組説ではよく分りませんでした
この写真をみてちょい修正してから付けました
前にも紹介させて頂いたと思いますが、こちら↓からです
https://www.silverhawkauthor.com/post/canadian-warplanes-6-jets-canadair-cf-104-starfighter

主翼付け根

エンジン部


やっとコックピット内のシートベルト類が判るものが写せましたので

7本写っていると思います(^^;

一番の問題、いや失敗点はここです

イジェクションシートの頂点がキャノピーから出ているのです(T T)
ここを機体に組み込む際、かなり手こずった事は確か
どこを間違えたのだろうかと、前に写した写真を何度も確認しますと
床部分はいい様なのですが、どうもシートがちょっと上になっているみたいで
床にシートを付ける際、座り(填まり)が悪かったのでそれが原因かも...
いずれにしても、もうバックは出来ないのでキャノピーオープンにするしかなかった、と言う訳です(^^;

と言い訳をした後で続きの全体図を





しかし...出来の悪さだけでなく、何か足りないような
そう云えば、『パイロットを乗せる会』なんかに入っていて
過去作も、コックピット内かどうかは別にして、いつも絡ませていた
ちょっとジェットという事でまごつきましたが
ここから、お決まりの『フィギュアでごまかし』作戦開始です(笑)
ところが、現用(でもないけど)ジェット機は構造上 
大戦レシプロ機のように、主翼に乗ってからコックピットに入ると云う芸当が出来ません
専用はしごが必要なのです(汗)

そこで作ったのがコレです

自分で言うのもナニですが、これでもかなり苦労したんですよ
構造は概ね写真で把握できたのですが、材料がなかなか...

ステップ部分はPlastructの階段状のプラ材と
ハセガワのアメリカパイロット/グランドクルーセットが候補に挙がりましたが
ハセガワはファインモールドのF-4Dに使うかもしれないので却下しました

Plastructに決めはしたのですが、肝心のステップの間隔が合わないのです(-_-;)
仕方なしにここを切り取り、間隔を写真に合わせて付け直しました

ステーの部分は0.5㎜プラ板を形に合わせてカットしたり、0.3㎜洋白線を補強も兼ねて使ったりしています
手すりは転用できるようなものが無く、エバーグリーンの0.75㎜プラ丸棒を曲げて作りました
移動用のミニタイヤ?は廃材(パーツのエア抜き)です(^^;

こんな感じで機体に寄せてセットされます

なんちゃって梯子ですが(^^;
さて、パイロット頑張らなくちゃ(^^)

【続く】

1/72 ハセガワ CF-104 STARFIGHTER (5)

2022年08月30日 | 1/72 カナダ空軍機
デカールの続きを続行、やっと貼り終わりました


光沢クリアを吹いてデカールを保護しています
ステンシル類が少なくてよかったです

やっぱり中が寂しいと、コックピットに(文字通り)手を入れました
いやピンセットか!?それと爪楊枝も(^^;
胴体左右合体前にやっておけば良かったんですけど...

例のフェイスカーテン・ハンドル製作は0.3㎜プラ棒とか試してみましたが
結局、手芸用のカラーワイヤー サイズ#31というヤツを使う事にしました
1/35フィギュアで送受話器の螺旋コードに使った素材です

左)何とか丸っぽくしたところ(汗)
右)それを両面テープでアイスのバーに貼り、片面ずつ塗装しました

突っ込んだところです

上から覗き込まないと見えないという、見えてもよう分からん
どうでもよかった世界(_ _;)

尖がっている機体の先に、更に尖がっているピトー管です
赤棒状のデカールを螺旋巻きにするようにしろと有りましたので

巻きの向きはこれでいいはずだ、と思っていたのですが...
後でもう一度確認したら巻きが逆でした(泣)
最近この手のミスが増えてきたみたいで...ミスそのものよりそっちの方が気になります(-_-;)
折れるのが心配なので機体には最後に付けるつもりです

遂に主翼と胴体を接着して乾燥中

何度も角度を測ってアンバランスにならないように細心の注意を払いました

シートベルトも結局作る(でっち上げる)事に
Wiki記事に載っていた写真を見ながら、計7本のスリングを付けました

白っぽいのが4本、その他に3本付けたのですがほぼ分かりません(T T)
まだ有ったのですが止め(諦め)てます、一体こんなに沢山何に使うのか!?
WW2のレシプロ戦闘機は普通肩2,腰2の計4本
中には日本機みたいに腰の2本だけなんてのも有るのに...
時代は進んでいるのですね(^^;
最初にやっておけば苦労する事もなかったのに、です。

【続く】





1/72 ハセガワ CF-104 STARFIGHTER (4)

2022年08月29日 | 1/72 カナダ空軍機
沸々と心の奥底から湧き上がってくる、製作への渇望...
なんちゃって(^^;

色々有りましたが(^^;試合も終わり、帰宅してシャワーを浴び一休み
「よっしゃあ~ッ作ったらかい~!!」
と、(カナダから着た(笑))最後の有人戦闘機製作再開です

前主脚周りを組み立てていきました

(左)前照灯を見事にミッシングいんアクションしてしまい
   クリアランナーを炙って伸ばし輪切りにして代用しました(^^;
(右)入れ忘れていたパーツです、全てを組み立ててから気付き端をちょっとカットして入れました
実物はこんなになっているそうです

画像はこちらから

主脚周りです

脚カバーを支えるステーの位置がジョイントに合いません
画像を探したら、こんなものが有りまして...

ステーをハンドパワーでひん曲げてくっ付けました
主脚はこちらからです

やっとデカール貼り工程に入ることが出来ました


コックピットと筆塗りしたアンチグレアは
デカールを保護するため吹くクリアスプレーが入り込まないようにマスクしています
エンジン回りの残りのデカールは
今回貼ったもののクリア処理まで終えてから日を替えて貼る予定です

そのコックピットを覆うキャノピーは別塗装してます

最初に機内色のNo317:グレーFS36231を
次にNo33:つや消しブラック
最後にSM201:スーパーファインシルバー2を
全てノーマスキング極細面相筆で手塗りしました、最近このパターン多いですね
マスキングが面倒で...イケマセン(^^;

【続く】