ワイン載録記 

【 ワイン香の空間(Espace-Vineux)に憩いを求めて 】

ドメーヌ・シルヴァン・カティアール ニュイ・サン・ジョルジュ 1er ミュルジェ 2004

2013-03-30 | NSG
Domaine Sylvain CATHIARD AUX MURGERS 2004

時々取引をしているショップで偶然見つけて買ったのが2年前でした。

VT04は、選べば良いワインに出会えると思って探していたのですが、このワインを含めて何本かStockできました。これもその1本です。
良いドメーヌとされている(?)の良い畑が、弱いヴィンテージ故なのでしょうか、飲んでみて、まあ仕方ないというか、結論的に、カティアールの場合はVT04の限界あたりなのでしょうか。

香りは
紫や赤系のブーケが強く、ミネラル香、軽く鞣革、薄っすらと梅鰹系出汁があって、香り方を含めてヴォーヌ・ロマネに近いNSGだろう的ではあるような・・・。

味わいは
ビオ的ではないのですが、当初のこもった味わいがちょい引っ掛かたのですが、時間が経ってやっと熟した苺をベースに甘酸バランスが好いワインになってきました。

総じて、香味に陰を感じます。やはりヴィンテージの影響でしょうか。しかしながら、VT05のCM Clos de L'Orme の場合はAOCの影響を感じつつも、同様に若干の陰をを感じたので、この造り手の特徴なのかも。これでは次は・・・・・、VT04あたりで唸らされると、上級キュベをと思いますが、価格を考えると・・・・・ 

な~んて言っていると、香味に華がでてきました。陰も薄くはなりましたが、ここらで止まりでしょう。
2日目は、美味しく飲める範囲で、あえて言うなら少し酸が勝気味ですね。



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