アメリカ連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は、アメリカのインフレが楽観的な状況にはないとして金利の引き下げは行わないと述べた。
これにより、日銀が先に短期金利を0.1%引き上げ、アメリカの動向によってはさらに引き上げる可能性は無くなった。
従って、日米の金利差は縮まらず、円安傾向はさらに続くものと見られている。
4月29日、政府・日銀は5兆円ほどの暗黙と思われる為替介入を行った模様だが、現状では打つ手がない状況になっている。
しかし、政府・日銀は2回目の為替介入を行った模様だ。3兆円規模のようだが円は一時154円に上がったが、その後また円安に逆戻りした模様。小手先では焼け石に水になっているのが実態だ。「関連:5月1日」