当神社では4月に兼務神社の春祭りの季節に入ります。
まだ日にちはあるのですが、今月になってから徐々に御札や御幣の準備を始めています。
御幣(ごへい)というのは御神前に捧げるお供え物の一つで、反物(着物の材料となる布帛)を木串に挟んで立てたのが元々の形だと言われます。
それがやがて紙をお供えするようになり、地方によっては様々な色や飾り切りをした紙を用いるようにもなりましたが、現在では写真にあるような形が標準的な御幣として定着しています。
毎年新しくして例祭にお供えするものです。今年も恙なくお祭りがご奉仕できるよう、心を込めて奉製しています。