まろの陽だまりブログ

顔が強面だから
せめて心だけでもやさしい
陽だまりのような人間でありたいと思います。

氷雨降る

2022年11月24日 | 日記

いやあ、寒かったァ・・・
家に帰って熱い風呂に入ると生き返ったようで
思わずそう声を上げていました。
冷え切っていた手足にもようやく温もりが戻って来て
生きた心地がするとはこのことか思いました。

帰り道にバラ園の前を通りかかると
深紅のバラが氷雨に震え上がっているようでした。
真冬でもないのに「凍てつく」という言葉がふさわしいような
そんな寒々とした一日でしたねえ。
職場でもあまりの寒さにどうしようもなくて
一人をいいことにこっそりエアコンの暖房を入れるほどでした。
11月に暖房を入れるなんて初めてのことで
ちょっと大悪感はあったのですが・・・
何を隠そう数日前から股引も着用しております。(笑)

  赤きバラ 氷雨に泣きて 冬来たる (杉作)

 


感謝の心

2022年11月23日 | 日記

ハラハラ、パラパラと
銀杏の葉がつぎつぎと散りはじめている。
ついでにドングリも落ちて来る。
久しぶりにローアングルをと洒落てはみたけれど
吹く風が冷たくて凍えそうだ。

きょうは「勤労感謝の日」である。
この歳になっても元気で働けることを感謝しつつ
朝から気合を入れて仕事に出かける。
感謝しつつ、とは言いながら
最近は「感謝」という言葉を忘れているなあと痛感する。
何かと言えば口にするのは不平や不満ばかりで
人に対する感謝の心をすっかり忘れているなあと反省する。
ただ一言「ありがとう」と言えば済むことなのに
それだけで万事は丸く収まることは分かっていても
なかなかそれが出来ない哀しさを思う。
歳を重ねてますます頑迷になってきた自分を思う。
ああ、こんな人間じゃなかったのに・・・
勤労感謝の日にあらためて「感謝の心」を誓うオジサンであった。



ただいま工事中

2022年11月19日 | 日記

先日、自宅のベッドで酔っぱらって転倒。
肋骨にヒビが入って以来、相変わらず病院通いが続く。
胸の痛みこそ減っては来たが
大げさな固定具と患部の湿布だけは欠かせない。
医者の言う通り長引きそうである。

私の肋骨は治療中だが
向かいのマンションはただいま工事中である。
抜けるような青空にクレーンが次々と鉄骨を組み上げて行く。
子供の頃から「工事大好き人間」だけに
騒音に閉口しながらも現場の進捗状況に目が離せない。
ウキウキ、ワクワクが止まらない。
へえ、それをそこに組み上げるのか・・・
イゲェー、そんな技があるのか・・・
仕事の合間にしょっちゅう覗きに来ては見とれている。
人間の知恵はこれほどまでに見事で崇高なものかと感心する。
いつか大きくなったら俺も・・・
などと自分の年も忘れて目を輝かせたりする。
向かいのマンションはただいま工事中だが
私は治療中である。


トイレ紅葉

2022年11月18日 | 日記

いつもの公園散歩の途中
冷え込みのせいで急に尿意を覚えて
近くのトイレに駆け込んだ。
用を足しながらひとごこちついてホッと一息。
ふと見上げると・・・

思わず声を上げるほどの絶景だった。
今年は例年になく紅葉が鮮やかだと思っていたが
まさかこんな不浄の場所にまで・・
トイレの花子さんならぬトイレの紅葉である。
まるでそこだけを額縁のように切り取った「借景」と言うのか
大自然も味なことをするなあと感心しきり。
ただそれだけのことではあるが
尿意もスッキリしてまことに晴れやかな一日であった。
いいもの見せてもらったなあ・・・(笑)



Facebookから

2022年11月17日 | 日記

そうだなあ・・・
ホントそうだよなあ・・・
しみじみと呟いてみる秋の夕暮れ、

楽しいとか、淋しいとか
ひとときの感情は過ぎ去れば終わりだけれど
いなくなって初めて味わう欠落感や
どうしようもない寂寥に打ちのめされてしまうことがある。
大切な人の存在に気づくのはそんな時だ。

そんなことは百も承知ながら
日々の習慣や怠惰に流されてしまうのが人間である。
大切な人が大切なことがドンドン色褪せて
見えなくなってしまうのである。