まろの陽だまりブログ

顔が強面だから
せめて心だけでもやさしい
陽だまりのような人間でありたいと思います。

どうせやるんでしょ!

2021年06月18日 | 日記
このブログでも何度となく
オリンピック開催反対を唱えてきましたが
もういい加減に疲れて来ましたねえ。
国民がどれだけ反対しても政府は一切聞く耳もたず
開催へ向かって一直線です。


久しぶりの毎日新聞ですが・・・
予定通り20日で緊急事態宣言を解除した上で
観客を入れてのオリンピック開幕へと腹を決めたようです。
もう国民の「命と健康を守る」ことなどどうでもよく
ただひたすらオリンピックです、
あれほどしゃかりきになってワクチン接種の号令をかけて来たのも
結局はオリンピックのためだったのかとわかって
もうどっちらけもいいところです。
いつも聴いているラジオ番組のリスナーさんたちも
もうどうでもいいです、いくら反対してもやるんでしょうと
もはや反戦てはなく「厭戦ムード」です。
もう勝手にしたらと諦めムードが主流になって来ました。


ニューズウィーク誌の日本版も
「世界があきれる東京五輪」とセンセーショナルな特集です。
国民の声も専門家の警鐘も無視して
オリンピックへと突っ走る日本政府とIOCは
世界中の笑いものになっているんですねえ。
やっぱり「日本の常識は世界の非常識」だったのでしょうか。
何を言っても「どうせやるんでしょ」という
リスナーの諦めと怨嗟の声が静かな官制のように聞こえます。


梅雨入り

2021年06月17日 | 日記
東京もようやく梅雨入りです。
それなのに「梅雨入りしたと思われます」とは?
なぜそんな「曖昧模糊」とした言い方をするのでしょうか。
いかにも自信なさげな言い方ですし
なにか後ろ暗いことや不正でもあるように聞こえます。


一日中、雨が降ったり止んだり・・・
思われるではなく間違いなく梅雨入りの匂いでした。
街角のアジサイも途端に生気を得たようです。
ああ、それなのにそれなのに・・・
一週間ほど前から腰が痛くて腰が痛くて仕方ありません。
屈伸運動をしたりストレッチをしてみたり
いろいろ無駄な抵抗をしてみてもはかばかしくありません。
ポンコツもここに極まれりで
私の体調も梅雨入りしたと思われます。(笑)


緊急事態宣言などさっさと解除して
来月に入るとオリンピックに向かって一直線でしょうか。
いくら反対したってもう遅いからね~
ワクチンも余るほどあるから
観客だっていっぱい入れて派手にやるからよろしくね~
そんな声がどこからか高らかに聴こえてくるようで
気分はすっかり梅雨入り状態でした。


タキビスト

2021年06月16日 | 日記
ほんやりラジオを聴いていて
ケストがふと漏らした「私は〇〇ストですから」
という言葉が気になった。
何だろうと思いながら話の流れに耳を傾けていると
それは「タキビスト」だと判明した。


焚き火を愛する人のことを「タキビスト」と言うらしい。
不勉強で初めて知った。
同時に「いい言葉だなあ」とときめいた。
〇〇ストなんて名乗る専門家にろくな人間はいないと思っていたが
焚き火を愛する「タキビスト」なんて素敵ではないか。
不勉強ついでに言えば「焚き火」が静かなブームになっているらしい。
NHKの「魂のタキ火」なんて番組も好評だと聞いた。
まあ、気軽にどこでも焚き火が愉しめるような時代ではないけれど
このコロナ禍のご時世に人が焚火に癒しを求めるのは
なんとなくわかるような気はする。
私も毎夏の帰省時には庭の隅で枯れ枝や廃材を集めては
焚き火をするのが何より心ときめく楽しみだった。
焚き火の炎をぼんやり眺めていると
単に癒しというよりささくれだった心が静かに凪いで
限りなく内省的になる時間が好きだった。
もうずいぶん田舎にも帰ってないし焚き火もしていないが
久しぶりに「タキビスト」になりたいと思う。


郷愁の桑の実

2021年06月15日 | 日記
日曜日の昼下り・・・
いつものように公園を散歩していると
こんなの見つけました。
断わっておきますけど鼻くそではありませんよ。
そうそう、正解、桑の実です、

]

いやあ、懐かしいですねえ。
ここ数年、見かけないので忘れていましたが
しぶとく健在だったんですねえ。
だいたい公園に桑の実がなっていること自体が不思議ですが
なにかの名残りなのかも知れません。
ご幼少の頃、片田舎のハナタレ小学生だった私は
学校の帰りにいつも桑畑に忍び込んでは
口のまわりを紫色に染めながら桑の実を貪ったものでした。

  夕焼け小焼けの 赤とんぼ
  負われて見たのは いつの日か

  山の畑の 桑の実を
  小かごに摘んだは まぼろしか

いつも農家のオジサンの怒鳴り声から逃げるのに必死で
のんびりカゴに摘んだことはありませんが・・・(笑)
口いっぱいに広がる甘酸っぱい桑の実の味は
大自然の象徴であり子供時代の豊かさの象徴でもありました。
ああ、懐かしい、懐かしさで悶絶しそうだ・・・
どっぷり郷愁にひたるオジサンでした。


オリンピックの意義

2021年06月14日 | 日記
G7に出席した菅首相は議題そっちのけで
主要国にオリンピック支持を取りつけたいと必死である。
国内世論の圧倒的多数が延期およぴ中止だから
もはや頼みの綱は外国首脳である。
色よい返事が聞かれたかどうかは知らないが・・・


東京新聞の「本音のコラム」。
来年の冬季五輪の開催を目指していたノルウェーのオスロが
立候補を断念した経緯が述べられている。
IOCのオエライさんたちが
立候補にあたって要求したさまざまな条件が
これでもかというぐらい縷々列挙されていて呆れ果てた。
どこかの新聞社がバッハ会長を「ぼったくり男爵」と称したように
IOCは救いようのない腐敗組織のようである。
傲岸不遜にして傍若無人の金権体質。
オリンピックのブランドに巣くうダニのような連中である。
コラム氏がいみじくも言うように
もし今回のオリ・パラ開催に唯一意義があるとするなら
IOCの堕落を世間に証明したことではないか。
こんなオリンピックならもういらない。