まろの陽だまりブログ

顔が強面だから
せめて心だけでもやさしい
陽だまりのような人間でありたいと思います。

赤木ファイル

2021年06月25日 | 日記
公務員は国民全体の奉仕者。
それが亡くなった赤木さんの信念だったと言う。
国民にウソをついたり記録や文書を改ざんすることなど
およそ考えられないことだったに違いない。
公務員という仕事に誇りと矜持を持ち続けた人だった。


森友学園をめぐる財務省の公文書改ざん問題。
それに心ならずも加担した近畿財務局の職員赤木俊夫さんが
自らの命をかけてその経緯を詳細に綴った文書
いわゆる「赤木ファイル」が裁判所に提出・開示された。
500ページ以上にもおよぶ膨大な記録である。
その量だけでも赤木さんの執念と無念の深さを思い知る。
森友問題とはいったい何だったのか?
一人の国民を自死にまで追いやって少しも恥じない
日本の政治とは政治家とは何なのか?
そんなプリミティブな思いにかられながら記事を読む。
赤木さんが奥様に呟いた切実な一言一言に
思わず胸つかれる思いだった。


懐かしい写真もネットに載っていた。
籠池夫妻に首相夫人。
夫妻のことなどどうでもいいけれど
財務省が真っ先に要求したのが「総理夫人」の削除で
とにかく早急にとの命令だったらしい。
この総理夫人もノーテンキにあちこちに出没しては
日本の政治をひっかき回してくれたものだ。
安倍さんが「私や妻が関係していたら総理も国会議員も辞める」と
大見得を切ったセリフは今も忘れられない。
裁判では赤木ファイルを徹底的に検証して真実を明らかにして
腐れ切った政治と官僚の実態を生類して欲しいと思う。