この夏、１６度目の猛暑日とか。
天気予報がウンザリした声で言っていました。
目黒川を渡る風もまるで火炎放射器の熱風のようで
確かにウンザリ、ゲンナリでした。
この暑さはいつまで続くのかと恨めしく上空見上げると・・・
お、おお！
これって鱗（うろこ）雲ではありませんか！
いや、見方によっては羊（ひつじ）雲かも知れません。
いずれにしても秋の気配を感じさせる雲で
命の危険を覚える暑さにもついに出口が見えてきましたよ。
すっかり夏バテで体に力が入らないので
昼間はラジオでこっそり高校野球を聴いていました。
応援むなしく我が島根県代表の浜田高校は負けてしまいました。
この時期、公立高校が勝ち進むのは奇跡のようなもので
残念ながら浜田高校の甲子園の夏は終わりました。
気を取り直して受験勉強を頑張ってください。
帰り道、自転車をすっ飛ばしていると
とこからか「ツクツクオーシ」の声が聴こえて来ました。
同じセミでも晩夏から初秋に啼くつくつく法師は
どこかもの悲しい響きがありますねえ。
つくつく法師 啼く新学期 始まれり
なんて俳句もあってしみじみ夏の終わりを思わせます。
皆様方、秋がそこまで近づいて来ましたよ。