梅の実の熟す頃

梅雨の日々が続いています。
蒸し暑い日があると思うと思えば
妙に肌寒い「梅雨寒」の日もあったりして

体調がスッキリしません。

そもそも梅の雨とかいてなぜ梅雨と読むのか・・・

そんなことを考えながら歩いていると

前方頭上に梅の実を発見！
まことにグッドタイミングと言うのか
これって梅の実ですよね？

まさか公園に梅の木ががあるとは知りませんでしたし

なぜ一粒だけ残っているのかも疑問です。
木の周辺を注意深く見てみると
熟したまま落ちた梅の実がいくつも転がっていました。

まるまると黄色に熟した梅の実です。
手に取って見るのは初めてかも知れません。
つい昨日もスーパーの店先には梅酒用の青々とした梅が

リカー容器とともに並んでいましたが
ここまで熟した梅は梅酒作りには向かないのかも知れません。
梅の実が熟する季節だから梅雨入り。
そう言えば藤村に「桜の実の熟する時」という小説がありました。
年上女性との切ない恋を描いた胸キュン小説で
その息詰まるような文章に興奮し
大いに鼻の穴をくらませた私は早熟な中学生でした。(笑)