作家の瀬戸内寂聴さんが亡くなった。
99歳の大往生だったと言う。
50歳を過ぎて出家して仏門に帰依されてからも
数多くの作品を残しペンを握り続けられた。
99歳の大往生だったと言う。
50歳を過ぎて出家して仏門に帰依されてからも
数多くの作品を残しペンを握り続けられた。
書くために頭を丸めたと公言して憚らななかった。
私は寂聴さんに二度ほどお会いしている。
一度は嵯峨野の寂庵、二度目は京都東山のホテルだった。
いずれもテレビの対談番組だったと記憶するが
いずれもテレビの対談番組だったと記憶するが
どんな番組だったか、対談相手が誰だったかが思い出せない。
寂聴さん以上に老耄の兆しが激しくて情けない。(笑)
あの凛としたお声も人懐こい笑顔も
とにかく可愛らしい人だったという印象しかない。
いくつになられても色気を感じさせる人で
スタッフに男前の男性がいれば
終始ニコニコと機嫌よく収録に応じていただけた。
私のような下世話な人間はどうしても作家・井上光春氏との
文壇の大スキャンダルを連想してしまうのだが
良くも悪くも「恋多き女性」だったのではなかろうか。
作風も人間のタイプも違うけれど
ともに源氏物語の口語訳に情熱を傾けられた
田辺聖子氏もすでに鬼籍に入られて寂しい限りである。
あの凛としたお声も人懐こい笑顔も
とにかく可愛らしい人だったという印象しかない。
いくつになられても色気を感じさせる人で
スタッフに男前の男性がいれば
終始ニコニコと機嫌よく収録に応じていただけた。
私のような下世話な人間はどうしても作家・井上光春氏との
文壇の大スキャンダルを連想してしまうのだが
良くも悪くも「恋多き女性」だったのではなかろうか。
作風も人間のタイプも違うけれど
ともに源氏物語の口語訳に情熱を傾けられた
田辺聖子氏もすでに鬼籍に入られて寂しい限りである。