国会が会期を終えて閉会しました。
結局は「桜を見る会」の数々の疑惑も追及半ばのまま
安倍政権打倒は成りませんでした。
これってひょっとして自民党に野党やマスコミもグルになった
壮大な「出来レース」だったのではないでしょうか。
そんな気がしてなりません。
庶民が「そんなバカな話があるか!」と怒ってみても
まんまと逃げ通した安倍首相はニンマリとほくそ笑んでいます。
次の国会の抱負を聞かれると悲願の憲法改正にふれ
厚顔無恥にも「議論から逃げることがあってはならない」などと
平気な顔で語っていました。
あれほど答弁から逃げまくりウソと詭弁を繰り返していたのに
よく言うよ!と呆れ果てました。
今は亡きかつての後藤田官房長官が
常々「安倍だけは総理大臣にしてはならない」と言っていた言葉を
あらためて思い出します。
けだし慧眼ですねえ。
大阪弁で「アホらし屋の鐘が鳴る」という言葉があります。
そのフレーズをふと思い出しました。
標準語で言えば「バカバカしくて話にならない」というほどの意味で
田辺聖子さんの小説やエッセイでもおなじみの方言です。
相手の言動に呆れながら
アホらし屋の鐘を鳴らしにいこか~!という風に使います。
一連の桜騒動を見ていると本当にバカバカしくて
アホらし屋の鐘を乱打したくなってきます。
でもアホらし屋の鐘とはどんな音がするのでしょうか。
私のイメージでは空中を飛ぶカラスに
のど自慢の残念賞一発「カーン」という音なのですが・・・