【四国中央】インド料理「HARI」四国中央店

　時おり瀬戸内海がその姿を覗かせる国道11号線を走っていると現れるインド料理店「HARI」にて、マハラニセット、チキンカレーとナン、サフランライス、サラダにチキンティッカがついて、1050円。
　こちらは、近畿地区にも数店舗を有するインド料理チェーンのようだ。こちらのお店は、9月にオープンしたばかりのようで、ログハウス風の店内も真新しい印象を受ける。

　カレーが到着。
　チキンカレーは、クリーミーな甘口の北インド風カレー。大きめの鶏肉がゴロゴロと入っているため、カレー自体の量はけっこう少なめだ。
　インド人シェフが焼いたナンは、丸っこい独特の形をしているが、もっちりとした食感が美味。サフランライスは、ミックスベジタブルが入っており、ほのかにスパイスが香る。
　タンドリーチキンも美味で、いろんな味わいをリーズナブルに楽しめるが、純粋にカレーを楽しみたいなら、単品のほうがいいかも。
　ちなみに、平日限定で、500円からランチセットもあるようだ。


インド料理「HARI」（伊予寒川）
残念ながら閉店したようです。
★★☆

【二子玉川】Curry＆Cafe「Shugyok」

二子玉川の駅から程近く、Curry＆Cafe「Shugyok（珠玉）」は、夜はバー「Shugyok」になるという２つの顔を持ったお店。
昼下がり、高島屋ショッピングセンターの裏手にある路地に入ると、どこからともなくカレーの香りが漂ってくる。それでもなお、すぐにはを見つけられないほど、わかりにくい場所にあるお店だが、近所でも名が通っているのだろうか、落ち着いた雰囲気の店内では、数名のお客さんがくつろいでいた。
カレーは、スリランカ風マトンカリー、和風キーマカリー、エスニックそぼろご飯など数種類。しかし最初ということもあり、インド風チキンカリー、880円を。辛さは調節が可能。

ゆったりとした一人がけのソファーに腰掛けてタバコをくゆらせていると、時間の流れがとてもゆっくりとしている気になる。隠れ家的スポットとは、こういう場所のことを言うんだろう。なんで、もっと早く訪問していなかったんだろう‥‥なんてあれこれ考えていると、カレーがやってきた。
見た目にも鮮やかな創作系のカレーだ。ペースト状のカレーがライスの上に載っている。ライスの下には、煮汁のようなスープ状のカレーが少し隠れていて、スパイスと共に、ライスにもほんのりと風味を加えている。スパイスの香りが食欲を刺激する。
カレーは、濃厚な旨味とスパイスの清涼感の効いた、刺激的なカレー。ガツンとスパイスが効いているが、それでいて、ただ荒削りなわけでもなく、奥深い味わいのあるカレーだ。カレーとライスのバランスも絶妙で、ついつい無心にスプーンを進めてしまう。美味。

なんとなくゆっくりしたかったので、食後のコーヒーをいただきながら、またしてもとりとめのない考え事を。このカレー、ランチタイムにしかいただけないのは非常に残念！でも、無理矢理昼間の用事を作ってでも、訪れる価値はあります。オススメ。


Curry＆Cafe「shugyok（珠玉）」（二子玉川）
残念ながら閉店し、現在は鎌倉で「OXYMORON」というお店をオープンされています。
★★★★

【代官山】soup curry&dining「Suage」

　代官山の駅前通りにある札幌スープカレーの店「Suage」にて、日替わりスープカレー、本日は薄切り豚天ととろけるチーズのスープカレー、980円。
　流行の発信地として有名な代官山は、ブティックやカフェが建ち並び、それでいて整然とした落ち着きがある。昨年オープンしたこの店も、そんな街並にしっかり溶け込んでいて、お洒落なランチとしてのスープカレーは認知されているようだ。
　カウンターとテーブル数席の小さめなお店だが、落ち着いた雰囲気で、窓から見える街並もインテリアの一部のように思える。

　スープカレーが到着。
　チーズが載った大きな薄切り豚天は、串に刺さってスープの中央に陣取っている。まるで串カツのように、すべてのメニューでメイン具材が串に刺さっているのが、このお店の珍しいところ。食べにくいという声もあるようだが、見た目のインパクトはなかなかで、他店との差別化が図られている。
　薄切りとは言え風味豊かな豚肉と、スープをたっぷり含んだ衣、そしてまろやかなチーズの風味のコントラストがなかなか面白く、ちょっと病みつきになりそうな美味しさ。
　その他の具材は、ニンジン、じゃがいも、ピーマン、ナスといった野菜。店名の通り、素揚げされた状態で提供される。
　スープはあっさりとしつつも、クセが強くならない程度にクミンなどのスパイスがしっかり効いていて美味。


soup curry&dining「Suage（すあげ）」代官山店
残念ながら閉店しました。札幌店、旭川店は健在のようです。
★★★

【笹塚】とりあえず黒ひげカレー

　笹塚に新しくオープンした「とりあえず黒ひげカレー」にて、黒ひげカレー、500円＋とんかつトッピング。以前「海賊カレー」本店があった場所で、新規オープンというよりはマイナーチェンジといった感じだろうか。カレー自体は、以前とさほど変化は無いようだ。ちなみに、海賊カレー中野店は、海賊カレーのまま、本店にクラスチェンジした模様。
　ほとんど真っ黒に近いカレーと言い、キャベツの千切りを添えたスタイルと言い、最近“金沢カレー”と呼ばれるタイプのカレーに似ているが、それほどソースの味はしない。どろっとした家庭風のカレーで、濃厚ながら万人向けのカレーだ。


「とりあえず黒ひげカレー」（笹塚）
残念ながら閉店したようです。
★★★

【曙橋】clov+er

　曙橋の駅近くにあるスープカレー店「clov+er」にて、チキンベジタブルカレー、1100円。

現在、リニューアル中とのこと。リニューアル後にカレーメニューがあるかどうかは不明です。

【松本】ロイヤルヒンド

　長野県は松本市にて、本日お世話になったライブハウス「ALECX」の真隣にあるインド料理「ロイヤルヒンド」にて、ローストチキンのスパイシーカレー、サラダ付きで900円と、プレーンナン、300円。
　雑居ビルの地下にあるお店は、通りにこそのぼりや看板を出しているものの、入口はインド料理屋さんにありがちなインドテイスト溢れる派手で混沌とした装飾は控えめで、なんだかひっそりとしているような印象すら受ける。店内も、インド音楽が流れ、ある種の異国的な雰囲気はあるものの、どこか落ち着いたような感じがする。

（詳細は後日）

【登戸】地産地消カフェ「モボカフェ」

　南武線と小田急線が交わる登戸にあるカフェ「モボカフェ」にて、シーフードと野菜のスープカレー、1000円。
　ひさびさに訪れた登戸は、駅もなんだかキレイになって、駅周辺の開発も進んでいるようで、けっこう様変わりしていた。駅からほど近くにあるこのお店も、最近できたばかりなのだろう、シックで洗練された店内のデザインには、なんだか真新しい雰囲気も感じる。
　このカフェ、新しいのは建物だけではない。地産地消カフェという名が示すとおり、地元の農家と契約し、すべて地元の旬の食材を使ったメニューばかりが並ぶというコンセプトのお店なのだそうだ。

　カレーメニューはカレーライス、焼きカレー、そしてこのスープカレーの３種類。スープカレーはランチタイムには提供していないようなので注意。また、季節によってもメニューは異なるようだ。
　ほどなくしてライスとスープカレーが到着。カフェらしくライスはやや少なめ。
　スープカレーは、海老、ムール貝、鮭、鱈、そしてじゃがいもやニンジン、カリフラワー、アスパラなど、さまざまな野菜が入って彩りも豊か。スープは、やや酸味の効いたアジアン系のスープで、シーフードの風味もほのかに、ベースの濃厚な旨味が効いている。後からじわりと辛さも効いてくる。
　カレー以外にも、実にさまざまなメニューが並ぶ。どれも趣向を凝らしたメニューばかりで目移りしてしまうこと必至だ。


地産地消カフェ「モボカフェ」（登戸）
残念ながら閉店したようです。
★★☆

【松阪】MASALA

　松阪の郊外にあるカレー屋さん「MASALA」にて、日替わりメニューのランチ、サラダとドリンクまたはアイスクリームがついて900円。本日のランチは、チキンカレーとビーフカレーのハーフ＆ハーフでした。

【笹塚】マドラスキッチン

　笹塚にて、まだまだ珍しい南インド料理を提供するお店として有名な「マドラスキッチン」にて、マドラスセット、ナンかライスが選択可能、サラダとチャイがついて850円。カレーはチキン、マトン、ベジタブルから選べるそうで、本日はマトンカレーでいただきました。


「マドラスキッチン」（笹塚）
残念ながら閉店しました。後にはインド料理店が入っているようです。
★★★

【下北沢】ナンステーション

　下北沢の北口にある、インドカレーとナンとクレープという妙な組み合わせと、ファーストフード店のようなスタイルが話題のお店「ナンステーション」にて、好きなカレーとナンまたはライス、好きなドリンクがセットになったカレーセット、680円。本日はスパイシーキーマときのこのカレーで。
　最近できたばかり、だと思っていたら、もう開店2周年なんだそうです。時間の経つのは早いですね(笑)。
　下北沢の雑多な街並にあってなお目立つ、赤と白を基調としたポップな雰囲気のお店。しかし、カウンターで迎えてくれるスタッフは、女子高生のアルバイト店員ではなく、インド人と思しき男性店員。注文を終え、まずドリンクを受け取って席に着くと、隣ではクレープをかじりながら談笑するうら若き女性たち。なんとも奇妙な感覚を覚えて戸惑いながらコーヒーを飲んでいると、カレーはやってきた。

　スタンダードな北インド風のキーマカレー。値段が値段なので、さほど期待はしていなかったのだが、これがなかなかどうして、スパイスの風味と刺激がしっかり効いていて、辛さもなかなか強めで、美味しくいただけた。挽き肉がどっさりと入っていて、ボリューム感もある。ただ、きのこは、かなり小さくカットされたしめじやマッシュルームが少し入っているだけだったのが残念。
　アツアツのナンは、手ごろな大きさで、厚みがそれほど無い分、パリパリとした皮の食感が印象的。

　もちろんファーストフード店らしく、カフェとしての利用も可能。駅からも近く、下北沢の散策がてら、気軽に立ち寄れる店だ。


「NAN-STATION（ナンステーション）」（下北沢）
残念ながら閉店したようです。
★★★