Kantele-Suomiho-Fuga

フィンランドと音楽(カンテレ、音楽療法)をキーワードに!

フィンランド女性に乾杯!

2012-03-10 20:44:39 | フィンランド

この数日、フィンランドの友人たちからメールが来る。「今日は女性の日、おめでとう!」。ほとんどは女性だが、ちらほら男性からも!

<女性の日 naisten paiva>、それはフィンランド固有のものかと思っていたら、そんなことはない。全世界に共通する<国際女性デー>だった。日常的に、男とか女という性を感じていない私。ずず~っと女子校育ちには、男を意識することがないから性差にあまり違和感も疑問も感じていない。あらためて「おめでとう、女性の日」と言われると、かえって意識してしまう。

 

フィンランドの女性はしっかりしている。しっかりしているでは負けない私だが、彼女たちはほとんど権利の主張で生きている。留学時代に「YAMATONADESHIKO=大和撫子」とフィンランド人男性たちに言われたことが数知れずもあるが、「わたくしがですか?」。日本女性は権利の主張だけではなく、何人であろうと相手を思いやる気持ちを持ち合わせているから、そこがフィンランド男性からみた魅力らしい。

フィンランドは女性参政権を最初に獲得した国。貧しい生活を強いられていた時代に、女性たちは逞しく生きる力を取得してきた。今でも、私の友人たちは本当にすばらしく力を持っている。「フィンランドでは女性の方が優秀」と言って憚らない女性たちが山ほどいるし、本当にその通りの社会。だからこそ、<女性の日>が耀いているのだと、今夜のワインはフィンランド女性たちに乾杯!