Kantele-Suomiho-Fuga

フィンランドと音楽(カンテレ、音楽療法)をキーワードに!

手作りクリスマスカード

2006-12-08 21:49:39 | 季節
毎年12月になると、中高時代の同級生が集まりクリスマスカードを作る。恩師の先生方を中心に懐かしい方々に送るカードは手作りのもの。キリスト教主義学校で過ごした私たちにとってクリスマスはとても身近な行事で、特に<自分以外の人のことに思いを寄せるとき>でもある。数人で始めた活動がもう長く続いているが、初めは50枚だった封筒が今年は33枚、淋しくなった。



毎年夏ごろから「今年はどんなカードにする?」と考える。1年目はクリスマス布をただツリー型に切って貼っただけだったが、だんだん私たちのアイデアと技術が向上し昨年は飛び出すカードに挑戦。今年は色紙でツリーを折り立体感のあるカードを作った。

一人一人の先生方を思い出すのも楽しい。遠くは引退してカナダに帰国された宣教師の先生、初めて英語を習った先生である。きれいな発音と芸術的ともいえる筆記体が今でも皆の記憶に残っている。楽しみにしてくださる恩師も多く、お礼状をいただくと嬉しい。時に「アイデアを頂戴しました」「今年は巨匠たちのカードはむずかしすぎて・・・」とも。昨年はこのカードを受け取ってすぐ天に召された先生も・・・。

今年もワイワイにぎやかに作業が進む。「老眼が始まっている」と言いつつ、皆10代の女学生に戻っている。中高だけでなく幼稚園や小学校も一緒だった友人とは、「人生のほとんどを共有していることになるわね」と話しながら、クリスマスカード作りに励んだ12月の一日。