Kantele-Suomiho-Fuga

フィンランドと音楽(カンテレ、音楽療法)をキーワードに!

フィンランドは初冬のころ

2006-10-02 18:27:40 | フィンランド
10月1日、今日は移動日。



最新・ペンドリーノ号

へルシンキから500キロ北の家族のところへ向かう。
まず電車に2時間乗って工業都市・タンペレで途中下車、ムーミン谷博物館に寄る。



日曜日なので親子連ればかり(家族というよりお父さんと子どものペアが圧倒的。お母さんは家でのんびり?フィンランドらしい)。暗い中でフィンランド人の友人にばったり会ってお互いびっくり、やっぱり父子できていた。


お腹がすいたが、今日は日曜日だからどこも休業。人が歩いて行く方向についていくと向こうのほうから何やらとってもいい臭い、つられて足取りも早くなる。船着場のマーケット広場では漁師のお祭が開かれていた。いいにおいの方へ一目散、さっそく屋台で揚げたてムイック(小魚)とサーモンステーキを食べる。お腹は満腹、心も体も温まる。昔ながらのいぶした薫製サーモンや手作りジャム、自家製にしん酢漬けなどお味見しながら歩き、思いがけなく楽しい時間となった。






その後電車でさらに北へ3時間、出迎えのお父さんの120キロの運転でとばして30分、家族のところへやっと到着。北はすっかり初冬の装いで、周りの森は黄葉して黄金色の世界。コートにライナーをつけるがダウンでもよかったかなという寒さ。
お母さん特製のサーモングリル(肉食人間の私はフィンランドではお魚ばかり食べる)を味わい、夜更けまでおしゃべりはつきない幸せなひととき。