Kantele-Suomiho-Fuga

フィンランドと音楽(カンテレ、音楽療法)をキーワードに!

カンテレコンサート in 横浜

2006-05-04 20:32:24 | カンテレ
昨夜 <エヴァ・アルクラ カンテレコンサート>が横浜で開催された。ゴールデンウィークの真ん中でお客様を心配したが、空席がないくらいの満員で大盛況。当日いらしてくださった方も多く、大倉山周辺をお散歩していての飛び込みやご近所の方々も多かった。ブログ読者の皆さんはじめ大勢の方にカンテレを聴いていただけて本当に嬉しかった。 ご来場の皆様、ありがとうございました



コンサートはエヴァさんの解説(日本語)つきで進行。前半はシベリウスやフィンランドのカンテレ奏者たちの曲目。後半はバッハとエヴァさんが「私がいちばん好きな曲」というソロカンテレのための曲。演奏家として大事な要素であるエヴァさんの華(美貌・・・わが従兄弟はカンテレ音楽はよくわからないけど、ブログで見ると美人だからきっとそれだけで癒されるに違いない と言って聴きにきたくらい。イエイエ、演奏はもっと癒されたはず)と音楽性もプラスされて、私たちはカンテレを堪能した。

「カンテレってなに?」「カンテラ?」 とよく言われる。昨夜はじめて聴いた方が圧倒的に多かったが、大好評。会場もカンテレのために作られたかと思われる響きで、ppの響きが美しい。「ppの美しさに思わず息を呑んで吸い寄せられるように引き込まれてしまった」と音楽家の友人が何人も感動していた。

皆さんの感想から。「バッハが素晴らしい、涙がとまらないくらい美しかった」「自然を感じる音色、フィンランドの森の中で聴いてみたい」「心が癒された」「忙しい日常から解放されリフレッシュできた」「天国で聴きたい音色」「こんなすごい楽器があるなんて・・・」「チェンバロとヴァイオリンとピアノとギターの低音がまざって心に響いた」「新しい元気をもらった」「とにかくよかった」・・・感想は限りない。

私はやはりバッハ。曲が十分に歌われていて、ますます カンテレでバッハ に心が動いている。今日は思わず仕事の合間にカンタータのさわりを弾いてみたほど。前夜のリハーサルで「バッハがいちばんむずかしい」とエヴァさんも嘆いていたが、音楽の頂点のバッハをカンテレで弾くとしたら、まずは2声のインヴェンションかしら? 楽しみがまたひとつふえて嬉しい