Kantele-Suomiho-Fuga

フィンランドと音楽(カンテレ、音楽療法)をキーワードに!

カンテレでバッハ

2006-04-16 18:22:40 | カンテレ
HAPPY EASTER! 今日はイースター

我が家のイースター飾りは友人作、毎年レントに入るとピアノの上に飾っている。



そしてもうひとつ、この季節に聴くのはバッハの「マタイ受難曲」。宗教曲で私がいちばん好きな音楽。今年はガーディナー指揮・モンテヴェルディ合唱団(1988年)を聴いている。

最初に「マタイ受難曲」全曲を聴いたのは1976年のヘルムート・リリング、上野文化会館の隅っこで身を乗り出して聴いた覚えがある。「絶対歌いたい!」と強烈に思ったが、それはすぐに実現した。声楽科の課題<宗教曲から3曲>、そして先生からわたされた曲は偶然にも「マタイ」のアリア。

飛び上がって喜んだのも束の間、む、むずかしい~、むずかしすぎ でも今までこんなに真剣に勉強したことはないくらいに取り組んだ思い出の曲。

それからソロで合唱でと何度も歌っている「マタイ受難曲」。
合唱では「本当にこの人は神の子だった」と歌うわずか3小節の曲が大好き、最高に美しい曲であると確信している。ppから始まりソプラノはAs(高い♭ラ)がffの頂点でppで終わるまで一息で歌う、まさに<神業>的な曲。
アリアはもちろんすべて! そして発見。アリアをカンテレで弾くとこれが想像以上に美しい響きとなる。オペラのように決して派手ではないバッハの曲、だからこそバッハの真髄が素朴に伝わってくる。

私のお葬式は、教会で音楽葬の予定(いつのことやら気が早い?)。「マタイ受難曲」からお願い


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