鈴木すみよしブログ

身近な県政にするために。

矢継ぎ早のレクチャーにドギマギ

2017年06月27日 | 議会活動

平成29年6月27日(火)

 

 今日は朝から登庁し、県議会6月定例会の一般質問の準備をしています。質問の趣旨を当局に説明し、それに関連する県の取り組みなどの説明を受ける、レクチャーが行われました。

 

 今回は、12項目の質問を用意し、その中から半分ほどに絞り込みますが、当初用意した全質問項目について、県の取り組み状況を聴取するために、1項目あたり1時間から1時間半ほどの時間を要します。平均して処理できるのは午前中に2項目、午後に2項目で、延べ3日から4日かかることになります。

 

 どの質問にたいしても3名から4名ほどの担当職員が私達の控え室に出向き、最初に質問者である私からのその趣旨について説明し、県側はそれに関連する資料やデータを示し県の取り組み状況を説明します。その後は議論を深め、質問内容を整理して、求める答弁の内容を絞り込みます。

 

 一見するとこのような前段処理を行えば、本会議での質問が形骸化すると思われがちですが、必ずしもそうでもありません。

 質問の趣旨がはっきりすることで、的外れな質問が少なくなり、答弁もそれに応じた内容になる「基本形」が出来上がります。この後は議場でのやり取りになり、多くの議員はその先にある掘り下げた質問内容をここで伝えることはなく、最初の質問の後の答弁を聞いて、次の質問(再質問、再々質問)と本会議場での議論を深めていきます。質問者は最終的に求めたい答弁に近づけるよう、「隠し球」や「牽制球」を投げて相手の出方を見るのです。

 駆け引きのできない質問は、聞いている方も面白くないでしょうから、「的を外さず、どこまで求める答弁が得られるか」の勝負になります。

 

 レクチャーは質問内容について矢継ぎ早に進めていきます。1つが終わる頃には室外に次の担当者が控え、前のレクチャーが終わると即座に人の入れ替えが行われ、新しい質問内容について打ち合わせが始まります。自分で用意した質問項目ではありますが、正直「頭の切り替え」には苦労しています。

 6月定例会は今週金曜日が開会日です。これまでの質問準備では、余裕を持って取り組んでいましたが、今定例会では直前まで知事選・県議補選があったことから、「短期決戦」で仕上げなければなりません。

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