GOVAP便り

プノンペンからモンドルキリに、その前はTAY NINH省--AN GING省--HCM市GO VAP

ラオバオ国境経済区

2008-09-24 03:24:25 | 旅行
サイゴンからフエまでのVN航空便は1時間10分の飛行時間。フーバイ空港から市内までは15km程でハノイの空港よりも遥かに短いのにタクシー代は14万ドン。マイクロバスでも一人4万5千円です。国道一号線まで歩いてそこで通るバスを拾おうかとも考えましたが荷物が少々重いので諦めました。
市街地に入る手前の南部バスターミナルで降り、そこからドンハー行きのバスに乗り換えました。30分ほど待ち時間があり、掲示板を眺めるとHCM市やハノイ行き、コンツムやラオスのサバナケット行きのバスも出ていました。

国道一号腺は見違えるように整備されていて、ドンハーまでの80kmも1時間15分で着きました。ドンハーからは西に向かう国道9号線を進むとラオスのサバナケットからタイに抜け、ミャンマーに至るそうです。太平洋とインド洋を結ぶ「東西経済回廊」。

バンコクからハノイまで船便で10日間掛かるところが、この道路を使えば3日で済むのだとか。また、出口を持たないラオスにとっては太平洋に出る貴重な道路であるようです。今年はやたらとベトナム・ラオス関係の記事が多く目に付きます。
きょうも、「VN, Laos determined to lift ties to new heights」とありました。
http://vietnamnews.vnagency.com.vn/showarticle.php?num=03POL230908

ドンハーから国境の町ラオバオまでは80km。舗装された道は山間を通るとはいえ比較的なだらかで思った以上に快適でした。

ベトナムは中国、ラオス、カンボジアとの長い国境で接していますが、この国境周辺に幾つもの「国境経済区」を建設中です。確か30ヶ所ほどだったか。ラオスや中国との国境地帯の殆どは少数民族の居留地ですが、そこに1万ヘクタールもの経済区を造成し工場団地や商業区を建設するということになります。

閉ざされた国境から開かれた国境への転換とその経済効果ということなのでしょうか。


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