ハマグリ泥棒に2万人

カマウ省ゴックヒエン県ダットムイ村のハマグリ海岸では、ピーク時に2万人もの人々が押し寄せ、ハマグリを盗み尽くしている。今やハマグリ泥棒は手工業的な方法ではなく、馬力の大きい吸引機を持ち込んで捕り尽くしてしまう。

この村での違法な水産資源の密漁は「日常」となり、何年も解決されずにいる。毎年、カニ、ドジョウ、ハマグリが孵化し成長し始めると数千人が各地から養殖浜、Khai Long、17運河に押し掛けて来る。今の時点では、地元の各関係機関は連日会議を開いて解決策を検討しているが、結局のところ無力であり、その間に毎日、毎時間、水産資源の「根絶」が繰り広げられている。

ダットムイ村人民委員会主席のリーホアンティエンさんは、カイロン海岸での密漁は、地方行政の管理レベルを超えている、と語っている。彼らは昂然と16協同組合の養殖場に侵入している。それは組織的に行われ凶器で武装した十分に準備を整えた集団だからだ。



カイタウ川が村人民委員会と密漁の人々を隔てている。川向こうの岸辺は数百名の貧困世帯が暮らす地域。彼らは生きるために岸辺にへばりついており、当然ながらその中には水産資源からの漁獲を仕事としている者もいて、彼らは「米びつを失う」に等しい地方当局の漁獲不許可を受け入れることが出来ない。

このような理由で彼らは団結し密漁を行い、組織的に準備して進攻している。

（以下省略）
http://nongnghiep.vn/nongnghiepvn/vi-VN/61/158/48/48/48/83305/Default.aspx

警察官も怖くて踏み込めない地域があるようです。

ベトナム語で「nghêu」と呼ばれるこの買いは、ハマグリとアサリの中間のような大きさで殻は厚め。サイゴンの多くの日本料理店では「ハマグリの酒蒸し」「アサリ・バター焼き」とメニューに書かれていますが、素材は同じ。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

カマウ省ゴックヒエン県はベトナムの最南端。交通はとても不便なところでした。
取り締まるには海軍でも投入しないと・・・しかし、養殖地は遠浅でしょうから軍艦も役に立つことはなさそうです。

http://www.tienphong.vn/Thoi-Su/550634/Cuop-ngheu-hoanh-hanh-Dat-Mui-tpp.html