GOVAP便り

プノンペンからモンドルキリに、その前はTAY NINH省--AN GING省--HCM市GO VAP

年明けの値上げ

2008-01-12 02:23:55 | 生活
ハノイの旧市街でタバコ(Vinataba)を一箱買おうとすると「1.2万ドン」との返事。ふざけるな、と一度渡した2万ドン札を取り返して他の店に行きました。ところが其処でも1.2万ドンと言われ、仕方なく諦めて払うことに。サイゴンでは10個入りカートンを8.6万ドンで買っているので一個1万ドンまでは仕方ないとしても1.2万ドンは暴利。これだからハノイは嫌いだ、コーヒーも不味いのに高いし。などと不満を募らせていたわけですが、サイゴンに戻ってVinataba1カートン買うと9.5万ドン。年が明けて値上げされてました。

ホテルの料金なども新年度とともに新料金という場合が多く、会計年度がすべての会社で1月1日始まりだということでもあり、また「テト前」の値上げという性格もあるようです。その上今年は燃料価格に穀物価格の上昇が続いているため堪りません。きょうの新聞にも、Giá tăng cao, sức mua yếu vào dịp tết
「テト市場:物価上昇、購買力衰退」だそうです。

タバコ、食品をはじめ家賃やガソリン等々の相次ぐ値上げは当然ながら生活の維持を困難にさせるわけで、一方における不動産や金融機関の高賃金・高賞与が報道されたりもするわけですが、同時にまたこの季節は工場でのストライキが頻発することにもなります。
Nhiều vụ đình công đòi lương, thưởng

Công ty J. Young、Dae Woong(韓国資本)
Công ty M. Text、Công ty Fujimatsu(日本資本)
Công ty Sungchang (台湾資本)
の各工場でストライキ中だそうです。

午前中、設立後2年も経たない知り合いのベトナム人の会社を訪れると会社で購入する3台目の車をレクサスにするかシビックにするかで揉めてました。そもそも30人ほどの会社で3台も車が必要とは思えません。「日本ではどんな車が人気」なのかと訊かれたので「ワゴンRが一番売れてるし、乗りたい車だよ」と答えたところ、「タクシーじゃない。そんな車に本当に乗りたいの?」と軽蔑の眼差し。「トヨタやホンダの乗用車に乗りたかったらベトナムには来ねーよ」と思いつつも「若い人にはホンダ車が人気」と20年ほど前の記憶を披露すると一件落着。シビックに決めるそうです。バブリー満開の雰囲気の中で身の置き所もありません。乾期でもあるし、来週からはガソリン代もかからない自転車通勤にしようかと思いました。






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