GOVAP便り

プノンペンからモンドルキリに、その前はTAY NINH省--AN GING省--HCM市GO VAP

職場の飲み会

2008-03-23 03:38:12 | 仕事
咳のせいか脇腹の肋骨下が痛み出し、木曜の夜は眠るのにも一苦労でした。朝になるとその痛みは消えてましたが、とにかく金曜日一日は仕事をしたかったので薬を飲んで出掛けました。薬の効果はかなりのもので、咳や鼻水も軽減され煙草もスパスパ。午前中は自分の事務所の後始末、午後からは手伝いをしてる会社へ。帰り際に「きょうは皆で貝を食べに行くので付き合わないか」との誘いに乗って見覚えのあるビンヤー通りの店に入りました。

日本での会社勤めでも年柄年中歓迎会だの打ち上げだのと飲み会の類は少なくなかったような気がしますが、ベトナムの風土ではもっと頻度が高いように感じます。ワイワイ楽しく騒いで過ごすことが好き、ということもありますが、ともすればささくれ立ってしまう職場の人間関係を気遣ってのことであることに間違いありません。

ビエンホアの工場で総務の仕事をしてた時も毎週土曜日に飲み会を持っていたことがありました。人数や仕事の都合もあるので職種別にガードマン、食堂、清掃、電気保守は二度に分け、それに事務所を加えると毎週でも一巡するのに2ヶ月。今振り返れば、そのお陰で仕事はだいぶし易くなったように思えます。日本にいる頃は酔っ払ってクダを巻いたり、「俺の注ぐ酒が飲めないのか」などとほざく輩もいて只々アホ臭いだけで、そんなものが必要だと思ったことなど一度もありませんでしたが。

その点ではベトナム人の飲み会の方が遥かに明るく友好的。陰湿さがありません。しかも職場の飲み会とて欠席するのも自由で無理強いされることはありません。日本人は絶対駄目、と上司に言われれば渋々従わざるを得ないものがあるようで、それに比べベトナム人は何があろうとも自己主張を貫くということをベトナム人自身が知っているから、という気もします。

体調のせいもあってか貝はあまり美味しいとは感じませんでしたが楽しく過ごし、「じゃこれからカラオケに行くから」と言われて一瞬躊躇。日本語のカラオケもあるからと言われてその気になりました。NICEというチェーン店で店内も清潔で広く申し分ない店ですが、何故か歌はベトナム語と英語のみ。総勢10人ですから2時間で自分が何曲歌えるか-120分÷4分÷10=3曲との計算は成立せず、たったの一曲。皆で一曲ずつ順番に、などという思想とは無縁。今更ながらですが「順番」という概念が特にカラオケには適用されないようです。しかし、このたった一曲も咳き込んでしまって歌える体調ではありませんでした。



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