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クメール正月明けのプノンペン

2012-04-19 16:28:15 | 旅行
カレンダーでは今週月曜日で正月休みは終わることになっています。それでも正月明け3日目のきょうも道路の交通量は少なめ、スーパーも閑散としてのんびりとした雰囲気が続いてます。

かつて旧正月明けに日本からサイゴンに戻った時なども、わずか一週間位で随分と気温が上がってしまったかのように感じる暑さでしたが、4月のクメール正月を挟んだ前後はそれ以上の気温変化があるようで、とにかく暑くて堪りません。

ベトナムでも飲食店などはテト明けに価格改定=値上げが通例でしたが、ここでも一食3,500リエルだったものが4,000リエルに。

昨年6月には1ドル=4,200リエルほどだったものの、きょう見た町の両替屋の看板は1ドルを換えても4,000を切る価格になっており、ドン通貨安の続くベトナム生活に慣れた身にはちょっと驚きです。

ベトナム同様、正月休みを海外で過ごす人々が増えるという記事がプノンペンポストにありました。


「故郷だけが休日を過ごす場所ではない」

このクメール正月は、カンボジアでは伝統が壊されているかのように感じられる。故郷に帰らず寧ろ国を離れ海外で過ごす人々が増えている。

旅行代理店では、神聖視されていた家族との再会の場である休暇期間中の海外旅行の増加傾向を指摘している。

正月にカンポートやバッタンバンにバスで帰る代わりに、今やカンボジア人は飛行機でマレーシア、シンガポール、あるいは香港にすら行っている。

「カンボジア人の旅行好きは、大型連休の時だけに限ったことではなく、週末ですらそうだ」。プノンペンにあるスカイ・キング・トラベルのMuth Sam Ol社長は今週、こう語っている。

グループ旅行は30人から40人ほどだ、と彼は言う。

他の旅行代理店は、旅行者の増大を指摘する。

KOトラベルの営業Chhay Rachhunは、10のグループがアセアンへの旅行を今月の連休に予約した、と語った。

旅行省の統計によれば、カンボジア人の海外への旅行者は2011年に70万9,600人に上った。

これは2010年の50万4,990人から41%の増大である。

統計では、同じ傾向が1月にも見られ、7万1,540人がその月に外国を訪れており、前年比で50%増加している。

カンボジア旅行代理店協会のAng Kin Eangは、アセアンメンバーとしてのカンボジア人はビザ免除が適用されるため旅行がし易くなっている、と語っている。

また、カンボジア人が外国でお金を支出する一方、旅行者はしばしば貴重な知識とスキルを獲得することにもなっている、とも語る。

PTMトラベルのKov Vannakによれば、それでも新進の国内旅行地はカンボジア人旅行客を十分に惹きつけている。

「この国は訪れるべき新しい観光地があるため、多くのカンボジア人は国内旅行に興味を持っている」。

http://www.phnompenhpost.com/index.php/2012041255587/Business/home-not-only-stop-for-holidays.html


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