土曜日にタケオ州へ行ってただけに、プノムチソーではなく、アンコールボレイに行くべきだったと悔やんでいます。泥の付いたままの古代の財宝を見ることが出来たかも知れません。
90年代のベトナムでは、中部沿岸部での沈没船発見のニュースが多かったように記憶してます。発見された多くは明の時代の陶器などだったと思います。その都度、時価○○ドルの価値と金額が記されていました。考古学的価値は説明が面倒ですが、「幾らで売れる」というのはとても判り易い説明であることには違いありません。
今回発見されたのは古代扶南時代の財宝だったのでしょうか?それが単なる貴金属の現在価格に換算されて売られてしまうと言うのは・・・。
(発見現場はたぶんこの辺りではないかと・・・)
Ancient riches uncovered in Takeo Monday, 27 August 2012
タケオ州アンコールボレイ地区で道路工事中に労働者によって掘り起こされ、住民が発見した金や真珠の宝石は、古代の埋葬施設と考えられ、当局によって保全された。
村人の宝物発見の知らせに、新しい道路を建設中のPrek PhtorlコンミューンKampong Pou村に数百の人々が群がった。
村民のChea Peuy(35才)は、この地域には天然鉱物資源があるわけではないが、宝物が発見されたのはそれよりも嬉しい、と言った。
「私は、少しの金を見つけたので、数万リエルで売ることができる」「もっと多く見付けた者もいる」と、彼は言った。
アンコールボレイ地区行政のSay Horは、人骨もまた発掘され、当局はかつての王宮跡だと考えている、と語った。
アンコールボレイ地区警察長Moul Huonによると、昨日当局が遺跡の穴を塞ぐ決定を下したため、村民たちは失望した。
http://www.phnompenhpost.com/index.php/2012082758296/National-news/ancient-riches-uncovered-in-takeo.html
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