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GOVAP便り

プノンペンからモンドルキリに、その前はTAY NINH省--AN GING省--HCM市GO VAP

サコムバンクのATM

2012-08-11 01:19:09 | 生活

モニボン通り沿いのベトナムスーパーにサコムバンクの小さな店舗があり、アパートから近いこともあって何度かATMを利用しました。

ベトナムで発行されたキャッシュカードにVISAのデビットが付いたものです。前回ここのATMから現金を引き出そうとすると何故だか金額選択の画面が現れず、いきなり「YES」か「キャンセル」の選択を迫られることに。

最近は年齢的なものなのか、或いはとうとうニコチン・タールが脳細胞にまでべったり付着してしまったかのように記憶力は衰え反射神経も鈍くなるばかり。1・2秒前に見た画面を自分で覚えてないだけのことだろうか、ともわが身を疑ってしまいました。しかし、何度試みても金額選択の画面は出て来ません。そして「YES」を押すと40ドル分の紙幣が出て来ます。

しかし、ノロドム通りのATMまで行って試してみるとちゃんと金額選択の画面は現れました。認知省の兆候でなかったことに安堵しつつも不都合のあるATMを使うのは不安でもあり、店舗に入ってサコムバンク・カンボジアのキャッシュカードを作れるかどうか尋ねてみました。

ベトナムのカードではVISA扱いで引き落とされるわけで、その都度4%の手数料が引かれてしまうのも無駄なことだし。100ドル引き出して4ドルの手数料はまぁ仕方ないか、とも思えますが、1000ドルで40ドルと考えると大いに心が揺らぎます。

しかし、返事は何と「サコムバンク・カンボジアではキャッシュカードは発行していません」とのこと。現金取扱はリエルとUSドルだけでベトナム・ドンも扱ってないし、何処で商売を成立させているのかやや疑問。勿論店舗内は閑散としています。ATM端末の異常が問題にならないのは利用者が殆ど居ないからのようです。

     

ベトナム系銀行に拘る必要もないのでACLEDA銀行でキャッシュカードを作ろうかと思いました。何しろ地方の小さな町に行ってもこの銀行だけは店舗が必ずあります。したがってATMの設置台数も多く便利そう。

このACLEDAのスペルを自分では勝手に「アクレダ」と発音してましたが、クメール発音では「エシレダ」に近いものでした。ベトナムのアルファベット発音は「アーベーセー」でACのスペルはアク(悪)の発音になることが多いけど、ここでは「エービーシー」のようです。
オリンピックの女子サッカー中継でアナウンサーは「安藤」を「エンドー」と発音していたのもそれで納得。

またエンジンが掛からない

2012-08-09 17:02:20 | 生活

先月、バッテリー電源の接触不良を直して一安心と思っていたバイクが、一昨日の昼に再びエンジンが掛からなくなってしまいました。一度は掛かったものの直ぐにストップし、二度目からはセルモータの空回りの音が虚しく続くだけ。修理店まで押して歩くには怯む太陽の輝きで、それは諦め夕方まで待つことにしました。

このところ雨に降られることのないプノンペンです。その分、暑さもそれなり。昨夜は久しぶりにエアコンを付けずには眠れませんでした。それでもメコン河の水位は上昇を続けているので、家の周辺でたまたま雨が降っていないだけことかも知れません。

夕方5時近くになっても然程涼しくはなりませんでしたが修理店に向かいました。押して歩くのは大した苦痛ではありませんが、人々の注目を浴びるのが何とも恥ずかしい。バイクタクシーに声を掛けられたので押して貰うことにしました。前回はそれでエンジンが掛かりました。が今回はニュートラルで加速が付いたところで3速にギアを入れてもエンジンに点火する気配は皆無。そのまま修理店までバイクで押して貰いました。

点火プラグの不良だったようで、プラグを新品に交換。しかし、それでもエンジンは掛からず、CDIの不良とのこと。

この「CDIユニット」と呼ばれる部品、かつてベトナムでスズキVIVAのものを盗まれたことがありました。見知らぬ修理店では部品が盗まれるのが当たり前とされていた頃です。ベトナム人の友人に「一番高い部品だから狙われるんだよ」と言われた覚えがあります。CDIがどんんな機能を果たすのかは知らず、ただ高価な部品という記憶だけが残りました。

そのため「CDIが壊れてる」と言われた時にはビビりました。手持ちの現金は50ドル程度。ところが値段を聞くと25ドルとの答え。新品の純正部品でないことは明らかです。それでも懐具合には適った価格。

以前からエンジンの高回転持に思うように回転が上がらないことは気になっていました。シフトダウンして加速しようとする時に顕著でした。キャブレターに問題があるのかとも思ってましたが、どうやらCDIに問題があったようです。

店では部品がないので翌日取りに来いとのこと。お陰で数キロの道を歩くことになりました。たまに歩いてみるとバイクで走る道とは別世界。バイクタクシーやトゥクトゥクにやたら声を掛けられるのは鬱陶しいけど。

翌日、修理店にバイクを受け取りに行くとまだ修理中でガソリンタンクも外されたまま。取り付けられたCDIユニットも新品ではありませんでした。セルモーターを回して何やら調整してました。かなりの高圧電流が流れるようで「アチッチー」と手に火傷を負いながらの作業。エンジンは回り始めましたが排気ガスは凄まじく、これってやっぱキャブレターの問題じゃいの?と思いましたが、店の人の話ではそうではなく、明日には収まるとのことでした。

豆鉄砲

2012-08-05 00:15:38 | 生活

ベトナム携帯電話の通話期限が切れる頃になってしまいました。月に一度はベトナムに行くことがあるだろうと思いつつ、結局ここ一か月は行かなかったことになります。次にまたベトナムに行った時にSIMカードを買い直しても良いわけですが、するとまた番号が変わってしまうし、通話残高も消えてしまいます。

カンボジア国内でベトナムのプリペイド携帯をチャージするには電波の届く国境近くまで行かねばなりません。其処でネットに繋ぎベトナムの銀行口座にアクセスし、Mobifoneのカードを買うこともできるわけですが、決済確認は携帯のSMSに数字が送られてくるわけで、前回携帯番号が変わった後で変更手続きをしていないので今回は使えません。

しかし、国境口の近くならばベトナムのチャージ用のプリペイドカードも売っていそうなので出掛けてみることにしました。プノンペンから一番近いのはバサック川右岸の21号線で約70km。バペット国境口までの距離の約半分です。

     

対岸の21B線道路と違って基本的には舗装路のためバイクで走るのは楽です。トラックなど四輪車も多くはありません。しかし、バサック川から幾つもの水路が引かれているため橋の数は多く、しかも鉄板の敷かれた仮設橋が殆ど。橋の一つは補修工事中でした。道路を下るに従いトウモロコシが庭先に多く見えるようになるのは対岸と同じです。

            

子供たちが道路を挟んで豆鉄砲で遊んでいました。日本で子供の姿を見ても自分の子供の頃を思い出すことはないのにカンボジアの子供の姿にはそれがあります。子供の頃の自分がカンボジアの子供たちのように可愛かったわけではなかったのでしょうけど。

それに実際のところ豆鉄砲はたぶん見るのはこれが初めて。言葉では誰もが知っていても今の日本から実物は消えてしまっているのではないでしょうか。幼い頃に山吹鉄砲を作った記憶はあります。家の庭に山吹がありました。

日本から豆鉄砲が消えたのだとしたら、たぶん豆の生産それ自体が急減したせいではないでしょうか?丸大豆などはBB弾代わりにもなると思うのですが、今や圧倒的多くはアメリカ製GMO大豆なので子供の手の届く空間にはなさそうです。

     

ここの子供たちが弾として詰めていたのは豆ではなく木の実でした。熟すと赤くなって甘味の多い「kop」と呼ばれている実。まだ青くて小さいものを竹筒に詰めていました。葉は小さいのですが葉の数が多いので日陰樹として庭先に植えてる家が多いようです。

どんなに貧しい生活を送っていてもカンボジアの多数派である農村の子供たちは庭の木を見ながら、それを遊び道具として育っているということなのでしょう。

食堂の猫

2012-07-25 17:41:50 | 生活

ベトナムのハノイにも猫カフェが開店したという話を聞いたことがあったかと思います。ベトナムやカンボジアではそんなカフェを作らなくても猫や犬とは至る処で触れ合うことができるようにも思えるのですが。

昼飯を食べにちょくちょく立ち寄る63通りの食堂にも猫が居ます。子猫2匹の姿もしばしば見ましたが、きょうは母親猫一匹だけでした。



店の人に飼われ餌を与えられているためか、気紛れに食べていた魚を投げ落としても見向きもされなかったりもします。

この猫の体は小柄で日本の猫に慣れた目には子猫のように見えます。これで鼠を捕まえることができるのかどうか疑問に思うほどです。

一方、アパートのわが部屋をしばしば訪れる猫は、注意して見ていたところ計三匹でした。その中の一匹は削り節を一度与えてしまったので週に二、三度やって来て、時にニャーと鳴いて催促するようになりました。

しかし、これら猫たちの目的は主にヤモリを探してのことではないかと思っています。最近、ヤモリの姿を部屋の中で見ることがなくなりました。

多くの場合は三匹共、挨拶もなく入って来て部屋の中を一通り歩き回り、再び何事もなかったように出て行きます。

一匹だけは長居をすることもありますが。




                   





緑豆の収穫シーズン

2012-07-16 02:03:20 | 生活

タケオ州やコンポンチャム州でも緑豆畑を見ることができ、カンボジアでは農業統計に載るほどの数量が作られています。確かベトナムの農業統計には緑豆の数量は記載されていなかったような。

ベトナム中部高原ダクノン省Cu Jut県では緑豆が主要農産物だそうで、今年は価格が下落し、今まで25,000 - 30,000ドン(96-115円)/kgだったものが16,000ドン(61円)にしかならないとのこと。

http://www.agribank.com.vn/31/834/tin-tuc/thi-truong-nong-nghiep/2012/07/5564/cu-jut--dau-xanh-giam-gia--nong-dan-lao-dao--10-7-2012-.aspx

中国の緑豆価格が下がっているからなのだろうか? などと思い新華経済の日本語版を検索したところ、記事は「有料」購読ばかりとなっていました。それでも2010年に500g5元だったものが12元へと急騰した、ということだけは分かりましたから日経新聞の有料記事のリード部分よりは良心的かも。新華社通信日本語版は日本のAV女優情報にも詳しいようで、しかも有料記事ではありません。

アンザン省の市場価格を調べてみると、緑豆は20,000 - 24,000ドン(77-92円)/kgとなってましたから農家出荷価格はやはり16,000ドン/kgになってしまうようです。

カンボジアでの価格はどうなのだろうか、と思って緑豆畑を探しにバイクで出掛けてみました。20数年以上も前のこの中古バイク、最近電気系統の接触が悪く遠くに出掛けるのは不安なので10km程度の近いところを目指しました。が、国道1号を下り適当なところを折れて畑を目指すつもりがなかなか見つかりません。

           

右に折れると行き止まりの道ばかりなので、左に折れてみるとメコン河のフェリー乗り場でした。こんな場所にフェリーがあるとは知りませんでした。たぶんプレイベンへ行くには近道なのではないかと思いつつ、しかしプレイベンに向かう道路があればの話です。早速買ったばかりのHTCスマートフォンでグーグルマップを開いて位置を確認しました。しかし地図情報では道路はなく、アンドロイド版は衛星画像に切り替わらないようで何も分からず役に立ちませんでした。

フェリーの発着所にはベトナム同様にバイクタクシーが何台も客待ちをしており、フェリーが着くと何人かが利用してました。50㎏飼料袋を抱えた女性が値段の交渉をしていてバイクタクシーは値を下げす、困った顔をしてました。困った女性を放置するのは心苦しさが残ります。しかしそれ以上に困ったことに我がボロバイクは、エンジンキーをONにしてもニュートラルランプが点灯しません。シートを外してバッテリーの接点などを確認してもダメ。仕方なく諦めてバイクを押しながら歩き始めると何故か緑色のランプが点きました。緑豆畑は諦めて、そのままプノンペンに直帰することにしました。

            

Kean Svayの町を過ぎ、何度か立ち寄った甘味店が見えました。緑豆畑を見ることができなかったからせめて「緑豆ぜんざい」でも食べようかなどと思い、しかしエンジンを止めるのが不安です。バイクを止めたもののどうしたものかと迷っていると顔見知りの店の女性と目が会ってしまい、ついエンジンキーを止めてしまいました。

ここに立ち寄るのは久しぶりです。緑豆ぜんざいは1,000リエルのままでしたが、気のせいか入ってる緑豆は幾分少なめになったような。ところが、やはりバイクのスイッチが入りません。さっきは途中で直ったから、とキースイッチをONにしたまま押して歩き始めました。が500m以上歩いてもランプは点灯しません。糖分を補給したので最悪プノンペンまで10kmほどの距離も歩けそうな気もしました。

数日雨が続いた後だけに涼しい気温の夕暮れです。それでもバイクを押して歩けば汗が噴き出て来ました。バイク修理店は見つからないものの洗車の店があったので洗車をしてもらい、休むことに。住んでいるアパートの向いがビルの建設中のため置いてある砂が舞い散り毎日バイクに砂埃が積るので暫く洗車もしていません。プノンペンでは4,000リエルの洗車料もここでは2,000リエルでした。

洗車してエンジンが掛かり難くなることはあってもその逆はありそうもないこと。やはりランプは点灯せず、しかし車輪は泥が落ちて幾分軽く回るようになりました。10kmを歩くだけなら何とかなりそうですが、バイクを押しながらでは辛く直ぐにバイクを止めてバイクに跨り再びエンジンキーを回してみました。すると何故かランプが点灯しました。シートに体重をかけることによって電気系統の接触が良くなったということだったのかも知れません。

居座る猫

2012-07-04 00:09:23 | 生活

これまでも週に2・3回、夜になるとベランダから猫が入って来て、知らぬ顔をしていると部屋の中を一周して直ぐに出て行っていました。長い間、視線が合うと警戒して足早に逃げ出していたものが最近は随分と馴れ馴れしくなり、近寄って来るようになりました。

このアパートの誰かが飼っている猫かどうかは知りません。昼間にアパートの階段で何回か見掛けたこともあります。「ミャーオ」と声を掛けると「ミャーオ」と返事が返って来るところだけが可愛いい猫です。もっとも似たような猫がこの周辺には何匹かいるようですが。瘦せ細っているわけでもなく、ゴミ箱を漁ることもないので、食にありつけないので徘徊しているという風でもありません。

今夜は何故か二度もやって来て、二度目は出て行く気配がなく、珍しく腰を落ち着けてしまいました。初めは隅の方で居眠りをしていたものが、目が覚めると近寄って来てミャーミャー何かを要求しているかのような鳴き声を発し、次にはソファーに上がって来て毛づくろいを始めてしまいました。そしていつの間にか眠ってしまっています。

起こして追い出す気にはなれませんが、このまま常駐されてしまうのも勘弁。日本の猫ほどではないにしても、カンボジアの猫にしては身体も大きく飼う気にはなれません。

        

ホーチミン市で週末

2012-06-24 23:13:17 | 生活

久しぶりというほどではないわけですが、サイゴンに来たのも前回からは一か月以上経っていました。ここに暮していないのだら日々疎遠になるのは当たり前のこととは言え、ベトナムの携帯電話のプリペードカードを買ってチャージしようとしたところ「通話期限切れ状態」が一ケ月以上継続したためチャージ不能となり焦りました。

タクシーに乗って1区のMobiFoneオフィスまで行き、同じ番号の再使用を求めましたが「不可」。銀行口座やネットバンキングなどもこの電話番号を登録してあるので、少なくてもネットバンキングは使えなくなるわけだし、知人友人関係にも多少面倒を掛けることになります。

久しぶりに窓口で態度の悪い担当者を怒鳴りに悪態をついてしまいました。そもそも受付窓口にガードマンが座ってパソコンで遊んでいる、なんてことからして客を客とは思わぬ不愉快さがあったわけで、窓口の担当女子も運悪く同様のタイプだったわけです。

前に居た客も日本人の年配者で、HISの日本語ガイドが付き添ってSIMカードを買っていましたが、ガイドの日本語と態度にも腹が立つものがありました。90年代に会ったベトナムの日本語ガイドはやたら日本語が上手だったり、あるいは下手過ぎたりだったこともありますが、誠実さを感じさせる人柄でしたし少なくても不愉快を感じたことはありません。それと比べると最近の日本語ガイド、特にHISのガイドには度々腹を立てています。

もっとも、ベトナム人の中でも同じことが言われているのでしょうけど。新しく来る日本人は優しいけど、長いことベトナムに居る日本人は性質が悪くてしょうがない、などと。

今回の不運はそれに止まらず、翌日の早朝便で地方へ行く予定でベトナムに来たわけですが、チケットを買いに行くと「席がない」とのこと。予めチケットの手配を確認してからベトナムに来るべきところを怠った自分に非があることは確かです。が、バスに乗って行く気力もなく、無意味に日曜日一日を過ごすことになりました。

昨夜は友人と食事の後、1区周辺はホテル料金も高いので、タクシーに乗って以前住んでいたことのあるタンビン区まで行って宿泊。タクシー代払えば差額も僅かになってしまうのですが、観光客の居ない所の方が物価も安めだし。しかし、通りの名も忘れて出て来ません。Pham Van Hai通り周辺も随分と変わっていました。

不景気でバイクも携帯電話も売れ行きが悪くなっているそうですが、それでも小奇麗になった店が増えていることは確かです。携帯電話のチェーン店を覗くと客は少なく閑散としてました。小さな携帯販売店は少なくなり、しかしIPoneの中古を売買する店がやたらと多くありました。

ここで再び暮す気にはなれず、もう自分の中では終わったことなのだから携帯番号が変わっても今更問題にすべきことでもない、などと感じるようになっていました。


クメール文字の練習

2012-06-14 22:01:35 | 生活

カンボジアで生活していながら言葉も喋れず文字も読めないというのはやはり不便なもので、地方へバイクで出掛けた時など幹線道路から外れると道路標識がクメール文字だけというものが殆どです。

小学生が小さな黒板をノート代わりにして文字の練習をしていたのを思い出し、同じような黒板を買おうと書店に行きました。



プノンペンには大きな書店が幾つかあります。「Peace Book Center」と「International Book Center」という名でそれぞれ数店舗づつあり、売り場面積もそこそこなのですが、一階は文具で2階が書籍売り場。しかし書籍の多くは外国のものでカンボジアの書籍は少ないようでした。

黒板は見当たりませんでしたが、ベトナム製の小さなホワイト・ボードがありました。裏側がチョークで書ける黒板になっています。
値段も青のボードペンが1本付きで1.3ドルとお手頃価格。ペンテル製ホワイトボード用マーカーには1本1.2ドルの値札が付いていました。



コンミューン選挙の時は「ボッシュナール」(選挙)という単語をTVでも何度も聞かされ耳に残ったわけですが、日常生活で役に立つ単語ではなさそうです。かつてフランスの小説を読んで「カトリーヌ」、ロシアは「ナターシャ」という女性の名前を覚えましたがクメール美人にはどんな名が多いのでしょうか?


カンボジアの地方選挙

2012-05-24 01:30:16 | 生活

ここ数日、たぶん先週末から雨が降らない日が続いています。ベトナムでは50万ヘクタールの農地が干ばつの被害を受けているとか。

http://vietnamnews.vnagency.com.vn/Agriculture/224940/drought-hits-summer-crop.html

         

宣伝カーのスピーカーから大きな音が流れ、堪らず窓から覗くと選挙の宣伝カーでした。とにかく部屋に居ると耐えがたい音量です。そう言えば日本の選挙宣伝カーというものを見たのもだいぶ昔のことで、ベトナムでは一度も見たことがなかったことに気が付きました。

アパートの入口にも選挙ポスターらしきものが貼られています。

                  

    

プノンペンポスト紙には「Commune election」と書かれているので自治体選挙というか、州(province)-地区(district)-町(commune)-村(village)とある地方行政単位の[commune]の選挙のようです。

しかし、このご近所ではポスターは人民党のものばかり。先週末道路で見たバイクの行進も人民党のものでした。

ベトナム人の友人や知人からは政治への批判や不満をしばしば聞かされましたが、
カンボジアでは誰が何を考えているのかも想像できません。

http://www.phnompenhpost.com/index.php/2012052356330/National-news/debates-put-focus-on-future.html


ハスの茎炒め定食

2012-05-10 00:24:05 | 生活

街の食堂で食べる昼食は抵抗感のない「豚肉入り野菜炒め」を選ぶことが多いのですが、野菜の種類はその日によって様々変るようです。

きょうは、一瞬ゴボウにも見えた野菜でしたが、食べると柔らかい茎で、断面は蓮根のような形の穴が空いていました。

これは何?と聞いてみると、「クロアゥ・チューク」とのこと。
「クロアゥ」が何を意味するかは知りませんが、「チューク」は蓮のことのようです。

ベトナム語であれば知らない単語は辞書を引けばそこそこ知ることができますが、クメール語は文字を未だ読むことができないのでどうにもなりません。仕方なく下手な絵を描いて確認してみることに。



すると、どうやら茎と言っても葉や花の付く部分の茎ではないようです。



蓮の花や蓮の実は売られている姿をみることがありましたが、茎は見たことがありません。市場で売っているのでしょうか?





料理の味は豚肉の出汁が浸みていて自炊するより遙かに美味しく、4,000リエルの値段では文句の付けようのないものでした。