給与と家賃の支払いに加え仕入れ代金の送金もこの日が期限、それでなくても面倒だと言うのに売掛金の回収が遅れているために資金繰りに四苦八苦。更にEMSで送られて来た製品の通関手続きが予想以上に厳しく、二日間かかっても終わりません。こんな時に限って輸出加工区の企業へ納品のために免税申請手続きも重なってしまい、わが低速CPUへの負担も大きく扇風機も壊れてるため加熱はいっそう増すばかりです。
EMSは簡易通関手続きでスンナリ受け取れると思っていたのが大間違いで、昨日指摘を受けた箇所を修正して申告書を提出したところ、今日はまた別の箇所を修正するようにとの指摘です。最初から分かっているのに小出しにしか言わないところは意地悪以外の何ものでもなさそうで、たぶん遡れば17世紀朱印船貿易の時代から続くベトナム官吏の伝統なのかも。きょうは、契約書がCIF価格で表記されているのにインボイスがFOB価格となっているのいるのは認められない、とのことでどちらかに統一して来いとのご指摘でした。書き換えるということは結局、私文書を偽造して来いということに等しいわけで、実際に業者に頼んで通関手続きをする時はこの偽造書類を何枚も作ることになります。偽モノの書類を作らないとスンナリ通関できないというのには今だに納得できないものがあります。インチキをしなければ事が捗らない、という現状は単に税関の問題だけではなく、広く厚くこの社会の常識なのでしょうか。
あと何回税関に足を運べば商品を受け取れるのか、あと何日経てば売掛金が回収できるのかとイライラはつのるばかりです。そんな時に先月末に辞めた二人が給与を取りに来たようで、椅子に腰掛けお喋りしています。「何だよ、このくそ忙しい時に。挨拶ぐらいして入って来いよ」と気分は最低。黙って座っていれば、そのうち先月分の給与を計算して手渡してくれるのだろう、とでも思ってるのでしょうか。こちらが訊いても「黙して何も答えず」が二人共何度となくありましたから、きょうは彼女達に給与の請求されても同じように無視してやろうか、などと意地の悪いことを思いながらも、彼女達の先月の出勤日数を計算しました。日払いのアルバイトを雇ってるわけではないのに、とにかく皆さんよく休みます。それもすべて直前か事後になってから、田舎に帰るだの友達が入院しただのとの理由です。
これじゃ、とても生活できるような給与じゃないなー、という思いの金額ですが、いざ自分が支払うとなると、この金額を逆に貰ってもこの人達と一緒に働くのはお断り、というところです。結局のところ保育料をこちらが支払って20歳過ぎの保育園児を預かっているようなものでした。パソコンはウィルスだらけにしてくれるし、椅子は壊すしで、破壊力も園児並。
どうにか無事支払いも終えることができましたが、帳簿を付ける気力は残っていませんでした。この日重なったのは仕事ばかりでなく、夕方からは知らぬ中でもない女性から立て続けに電話がありました。せいぜい月に1・2度しか電話を貰うことはない相手ですが、何故かこういう電話も貰うときは集中します。「偏りとバラつき」への理解が品質検査の基本、などと教えられたことがありますが、何故かわが生活は、バラつきよりも偏りが多いようです。最後の電話は日本からで、無事退院できたとの知らせ。一日の不満を吐き出したので長電話になってしまいました。
EMSは簡易通関手続きでスンナリ受け取れると思っていたのが大間違いで、昨日指摘を受けた箇所を修正して申告書を提出したところ、今日はまた別の箇所を修正するようにとの指摘です。最初から分かっているのに小出しにしか言わないところは意地悪以外の何ものでもなさそうで、たぶん遡れば17世紀朱印船貿易の時代から続くベトナム官吏の伝統なのかも。きょうは、契約書がCIF価格で表記されているのにインボイスがFOB価格となっているのいるのは認められない、とのことでどちらかに統一して来いとのご指摘でした。書き換えるということは結局、私文書を偽造して来いということに等しいわけで、実際に業者に頼んで通関手続きをする時はこの偽造書類を何枚も作ることになります。偽モノの書類を作らないとスンナリ通関できないというのには今だに納得できないものがあります。インチキをしなければ事が捗らない、という現状は単に税関の問題だけではなく、広く厚くこの社会の常識なのでしょうか。
あと何回税関に足を運べば商品を受け取れるのか、あと何日経てば売掛金が回収できるのかとイライラはつのるばかりです。そんな時に先月末に辞めた二人が給与を取りに来たようで、椅子に腰掛けお喋りしています。「何だよ、このくそ忙しい時に。挨拶ぐらいして入って来いよ」と気分は最低。黙って座っていれば、そのうち先月分の給与を計算して手渡してくれるのだろう、とでも思ってるのでしょうか。こちらが訊いても「黙して何も答えず」が二人共何度となくありましたから、きょうは彼女達に給与の請求されても同じように無視してやろうか、などと意地の悪いことを思いながらも、彼女達の先月の出勤日数を計算しました。日払いのアルバイトを雇ってるわけではないのに、とにかく皆さんよく休みます。それもすべて直前か事後になってから、田舎に帰るだの友達が入院しただのとの理由です。
これじゃ、とても生活できるような給与じゃないなー、という思いの金額ですが、いざ自分が支払うとなると、この金額を逆に貰ってもこの人達と一緒に働くのはお断り、というところです。結局のところ保育料をこちらが支払って20歳過ぎの保育園児を預かっているようなものでした。パソコンはウィルスだらけにしてくれるし、椅子は壊すしで、破壊力も園児並。
どうにか無事支払いも終えることができましたが、帳簿を付ける気力は残っていませんでした。この日重なったのは仕事ばかりでなく、夕方からは知らぬ中でもない女性から立て続けに電話がありました。せいぜい月に1・2度しか電話を貰うことはない相手ですが、何故かこういう電話も貰うときは集中します。「偏りとバラつき」への理解が品質検査の基本、などと教えられたことがありますが、何故かわが生活は、バラつきよりも偏りが多いようです。最後の電話は日本からで、無事退院できたとの知らせ。一日の不満を吐き出したので長電話になってしまいました。