この一滑は絶対無二の一滑なり

シーズン終了。それにしても雪不足で大変なシーズンでしたね!

クラブキャンプ@野麦峠

2008-02-12 23:57:22 | スキーの話題一般

2/9(土)・10(日)・11日(祝)と野麦峠スキー場にてクラブキャンプに参加してきました。今回は幹事になったので、宿の手配などの仕事も行いました。参加者は6名といつものキャンプよりかなり少なめでしたが、参加者の満足度が極めて高い、最高のキャンプになったと思います。


(写真) 高速ペアリフトから見たチャンピオンコース


(写真) 山頂付近から見た乗鞍岳

私は野麦峠スキー場に来たのは今回が初めてでした。いつもの菅平から離れてキャンプしようというのがもともとの趣旨で、2月の3連休はスキー場はどこも混むので空いているところを選ぼうということで、野麦峠が選ばれました。 実際に野麦峠で滑った感想はズバリ、

こんなすばらしいスキー場はもっともっと注目されていい!

ということでした。すばらしいと思ったポイントを挙げます。

  1. 空いている。2月3連休でさえリフト待ちはたかだか数分。平日なら貸し切り状態らしい。
  2. 山頂からは2600メートルの長い総滑走距離。
  3. 雪質が非常に良い。気温が非常に低くなった日のバーンは午後になっても締まっており荒れることがない。新雪は軽いパウダースノー。
  4. ゲレンデ整備(いわゆるピステン掛け)のレベルが高い。
  5. リフトの効率がいい。メインの高速クワッドと高速ペアを乗り継げば、山頂まで15分。
  6. 滑走コースも種類が豊富で、急斜面、中斜面、緩斜面、林間コース、コブ斜面、子供広場、ジャンプ台まである。
  7. リフト券が安い。宿泊者や前売り券なら割引で2500円。
  8. レストハウスは食事メニューが豊富。靴の脱げるキッズコーナーもあり、家族連れには嬉しい。
  9. 無料休憩所は広い畳スペースがあり、暖房もよく効いている。家族連れには非常に嬉しい。
  10. 駐車場が無料。
  11. 周辺の宿は奈川温泉の良質なお風呂とおいしい食事。

次に難点を挙げます。

  1. めちゃ寒い日がある。マイナス10度より下がることもあり、リフトに乗っていて指先が凍る。まあ、菅平とかでもこういうめちゃ凍る日はありますが。
  2. スキー場への車のアクセスは、峠を越えて来なければならず、凍結路になっている場合があり、スタッドレスやタイヤチェーンなどの滑り止めが必要。峠越えの道幅は狭くなっている箇所があり、運転に注意が必要。この点が最大の難点かな。
  3. 「立て水の坂」の急斜面が広くておいしいのだが、片斜面になっているのが、ちと残念。

滑りについては、明日以降にまとめを行います。


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7 コメント

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Unknown (k2hiko)
2008-02-14 01:59:36
久しぶり記事、お待ちしておりました。

ああ、野麦峠。なかなかよさそうなゲレンデですね。訪れてみたくなりました。でも、遠いですね・・・。
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質問 (happo)
2008-02-15 14:33:18
ちょっと質問なのですが、八方尾根SSの
岡崎真先生って、どんな感じの先生でしたか????
今度、教わってみたいな・・・と思いまして。
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コメントありがとうございます (スマシカオ)
2008-02-15 20:37:04
k2hikoさん:
我が家から野麦峠まで4時間くらいでしたから
八方に行く感覚です。それほど遠くもないですよ。

happoさん:
こんにちは。岡崎先生の印象ですが、
彼のレッスン内容は今シーズン私が
目指していたことばかりで、
納得できることが多かったです。

外脚主導が今でも滑りの主体です、とか
傾かずニュートラルをしっかり見せましょう、とか
外股関節を柔らかく使いましょう、とか
内足のずらしをうまくつかうといい、とか。

現在もレーサーとして活躍しているだけあって、
教程に捉われていない、実際に滑りの上達に
つながるポイントを教えてもらったと思います。

褒めるタイプの先生ではありませんが、
欠点をたくさん指摘してくれますので、
私は言われたことを忘れないように
メモを取りながらレッスンを受けました(笑)。

以上、ご参考になれば幸いです。
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お久しぶりです (SaintHeiya)
2008-02-15 20:45:56
ご無沙汰してます。
今シーズンは野麦峠行ってないですが、同期がシーズン券を買っていたこともあり、昨シーズンまでは良く行ってました。
書いていただいたゲレンデの特徴は全くもって同感です。
空いてるし雪質がいい!
まあ、寒いの裏返しですけどね^^;。
頂上付近とベースではかなりの気温差があると思います。
食事は「しらびそ」の2階のパンがなかなかイケます。
近くの「ウッディ・もっく」という宿泊施設は、ログキャビンで自分達で鍋をやっても楽しいし、普通の部屋に泊まっても食事がかなりイケてると思います。
あと、スキー場もこの宿も自治体が運営しているスキー場なので、なんとなく温かみがあります。
「ウッディ・もっく」の切り盛りは地元の人が交代で担当してます。
はっきり言ってお勧めです。
返信する
おっと! (スマシカオ)
2008-02-15 22:03:21
お久しぶりです!
私はレストハウス「しろがね」のコッペパンサンドに
はまってしまいました。
「しらびそ」の方は未体験なので次回は必ず行きます!
野麦のレストハウスは2階に上がるのがポイントですよね。
眺めも良いし空いてるし、ゆっくり昼寝できます(笑)。

今週末の八方キャンプではお会いできますね。
楽しみで~す!
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初めまして (ワッキー)
2008-02-18 21:50:48
初めまして、ワッキーと申します。

私も今テクニカルを目指して練習をしています。
3/2に黒姫、3/30に県連にて受験予定です。
小回り、大回りなど私が今取り組んでいる内容と同じだったので、思わず書き込みをさせて頂きました。

急斜面小回り(最大斜度30度以上)を行った場合、山回りで外スキーの圧を弱めながら、ニュートラルを作るときの感覚というのはどんな感じですか?
リズムを優先するとなかなか思ったようにニュートラルを作れなく、ニュートラルを作ることを優先すると間延びしてしまうのですが。
返信する
こんにちは! ワッキーさん (スマシカオ)
2008-02-19 22:39:58
コメントありがとうございました。

さて急斜面小回りの山回り場面での感覚についてですが、
実は私はいま2つの滑り方を比較研究中です。

一つは、谷回りを作ってからフォールラインに向けて
外スキー板に働きかけて(踏んで、動かして)たわませます。
このたわませたエネルギーを使って山回りでスキーを走らせて小回りを作ります。
それほど急ではない、条件の良い斜面ではこのような
滑りで小回りすると、板の反発を利用した切れの良い
実に気持ちの良いターン弧を描くことができます
板が反発して返ってくることで再びニュートラルポジションに
楽に戻ることができます。

もう一つは、斜度のきつい斜面やアイスバーンのような
厳しい斜面での小回りです。
斜度がきついと板の反発をもろに受けてバランスを崩したり、
アイスバーンでは逆にエッジが掛からずに板が
抜けてしまったりして、失敗ターンになりがちです。

そういう厳しいシーンでは、板のたわみを解放する
ことにより板が自動的に戻ってくる反発力を利用するのではなく、
谷回りで板を『しっかり大きくずらして動かして』、
山回りでは出したスキー板への圧を弱めて
『自分の力で意識的に』ニュートラルに戻してくる、
という操作が必要なんじゃないか、
と最近思うようになりました。

従いまして、リズムに関しては、条件の良い斜面では
板の反発を利用して山回りの板を素早くニュートラルに
戻してこられる切れの良いリズムで降りて来られますが、

厳しい急斜面などでは、縦ずれの大きい落差を取りながら
自分の力で山回りの板を戻して来るので
確かに切れとしてはいまいちですが、落差が大きく
スピード感と安定感のある小回りに見えると
思っています。

でも、私もまだま~だ研究途中です。

テク検定、健闘をお祈りしております!
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