この一滑は絶対無二の一滑なり

シーズン終了。それにしても雪不足で大変なシーズンでしたね!

ワンデイ・キャンプ@サンメドウズ

2010-02-24 23:49:00 | スキーの話題一般

報告の日にちが前後してしまいますが、2/11にサンメドウズで行われたワンデイ・キャンプの報告をします。

前回八千穂高原でもご一緒させていただいた某クラブのキャンプにゲスト参加させて頂きました。マスターズ技術選で同じ組で戦っているSさんが誘ってくれました。ご一緒させて頂いた皆様、ありがとうございました。

 

この日はあいにく朝から霧が発生して視界が悪く、雨も降ってきてあいにくのコンディションでしたが、私的には得るものが有意義なキャンプになりました。

 


(今から小回りをやりますよ、という集団態勢)

この日のテーマは検定対策。テククラ検定やバッジテスト受検者を対象としたキャンプです。

 

私が入ったテククラ班は10名で、講師が3名付きました。豪華です。基本ポイントを全員レッスンの形でアドバイスした後、バーンを不整地小回り、整地小回り、整地大回りに分けて各講師がクリニックを行うという形式で行われました。

この日のキャンプで習得したポイントをまとめます。

 

基本ポイント

スタンスを広く取る。この方が谷回りで重心を谷側に移動させやすい。

 

不整地小回りのポイント

・(自分で変えたポイント) コブの山側でスキーを止めてヒザで衝撃を吸収するのではなく、両踵で蹴り上げるようなイメージに変えてみた。

・ 重心は低く。

・ あまり縦に落ちすぎないようにして、ある程度しっかりターンして来た方がいい。

・ ストックはコブの向こう側に着く感じで。

 

整地小回りのポイント

・ スタンスを広く

・ 切換で荷重を抜くのではなく板を走らせる。股関節の「外し方」もポイント

 

整地大回りのポイント

・ やはり大回りでもスタンスを広く取った方が重心の移動は容易。

この日に得た感覚はすごくよかったし、講師の方からも評価されたので、この後に行われるマスターズ技術選では、この滑りで何点出るかを試して見ることにしました。

と言うわけで、次回はマスターズ技術選の総括です。

東京都スキーマスターズ技術選@軽井沢

2010-02-22 23:15:45 | スキーの話題一般

ブログの更新が怠りがちになっております。申し訳ありません。_(-O-)_

さて、取りあえず結果だけは先に報告したいと思います。

2/21(日)
東京都スキーマスターズ技術選 第2戦 軽井沢プリンスホテルスキー場

大回り 84+84+84=252点(クラス8位、総合38位)

小回り 84+84+84=252点(クラス8位、総合34位)

フリー 85+85+85=255点(クラス7位、総合26位)

合計 759点 

クラス9位(20名中)、総合37位(127名中)

第1戦は小回りの失敗や板の選択ミスもあり惨憺たる成績だったのですが、それを考慮に入れても今回は出来すぎと言えるくらいに大幅にポイントも順位を上げることが出来ました。

実はこれにはもう一つ技術的な進化があったからなのですが、これについては次回のブログにて報告します。

はい、出来るだけ早く報告しますね(笑)。


会社のスキーキャンプ

2010-02-01 23:54:04 | スキーの話題一般

今年もやってきました、会社のスキーキャンプ。1/30と31に菅平にて合宿を行ってきました。



今回で3回目、講師としては2回目の参加です。今年は参加者が18名(+フリー参加3名)とやや少ない数でしたが、講師が5名担当しましたので大変手厚いレッスンになったと思います。

いつものように最初に班分けを行って、私は今年は2班の担当。3名の参加者と一緒に滑りました。

今年の講習テーマは、「ターン弧の意識を根本的に変えること」です。

1年ほど前にもこちらの記事で書いたように、一つのターン弧の始まりから終わりを

「谷回りから始まって、山回りを経て、切り替えへ」(C字のターン)

というイメージから、

「山回りから始まって、切り替えを経て、谷回りへ」(S字のターン)

というイメージに変えるというものです。講習のポイントを復習します。

(1)山回り→切り替え→谷回りと推移するに従って、体軸は伸びる→縮む→伸びる、荷重は強い→弱い→強い。

(2)切り替えから谷回りに推移する時、重心をしっかりクロスオーバーさせて、進行方向斜め前の谷側に落とす。

(3)切り替えから谷回りに推移する時に、足首からスネにかけてブーツとの一体感を保つこと。特にスネがブーツのトングにしっかりと押し当てられている前寄りのポジション

このほかに、自分なりの発見として以下のポイントがありました。

(4)谷回りで脚を伸ばしていく際にも、(3)のような足首とブーツの一体感を保ったまま伸ばしてゆくと、谷回りで内傾角を長く維持しやすいし、前寄りのポジションを取りやすい。

人に教えることによって自分も教わる。自分なりの発見があり、とても有意義なレッスンでした。参加者の皆様、ありがとうございました。