(デモンストレーターとしての風格が板に付いてきたお二人です♪)
この時期の八方はその筋の方々が大集結し、あちこちでデモキャンプが開催されており、コブ斜面は大盛況でした。
さて一日目は潤子デモのレッスン。外スキーにしっかり乗るポジション確認から始まりました。ターン前半で内スキーを持ち上げる練習、ターン後半で持ち上げる練習を通じて、外スキーへ働きかけるタイミングやポジショニングの確認をしました。コブ滑りではスキーの入射角度をフォールラインに対して60度から45度へ浅くしてゆくトレーニングや、切替からスキーのトップをしっっかり回してゆくトレーニングを行いました。
二日目は高瀬デモのレッスン。やはり外スキー荷重と外向傾のポジション確認から始まりました。目から鱗だったのは、潤子デモレッスンでもやった内スキーを持ち上げるやり方を少し工夫するだけで、シャープでありながら深回りの小回りが出来ることを教わりました。
僕の小回りはどうしてもターン弧が浅くなってしまい、深回りしようとするとテール振りになってしまう問題にずっと悩んできました。内スキーの操作方法を少し工夫するだけでこの問題が一挙に解決できそうな感じがします。
そしてコブ滑りでは逆ひねりをしっかり作ること、低いポジションでコブを乗り越えること、ターン後半では密脚することを確認。深回し・浅回し・モーグル滑りなどの滑り分けも練習しました。
僕の場合、一にも二にも股関節をしっかり曲げてコブをかわす(吸収する)ところが最重要ポイント。緊張したり疲れてきたときに股関節が伸びたまま高いポジションでコブを受けにいってしまい(特に左ターン右外足)、衝撃で失敗するというのが僕の典型的パターン。あとシルエット向上のために密脚維持も自動化してゆきたいポイントです。
本レッスンでの最終形はこんな感じになりました。黒菱のコブ斜面は手強いですが、ポイントをしっかり実行すれば滑りきれる自信がついたと思います。
http://youtu.be/WLyBK6ppa9Q
これに加えてトップの先落としもしっかり表現できるようになりたいです。逆ひねりももっとしっかり作れるようになりたいです。スピードももっと出せるようになりたいです。まだまだやりたいことがたくさんあります(笑)。残りシーズンでいろいろ実験してみたいと思います。
おまけ: この週末に兎平ゲレンデにてモーグル大会が開催されました。前走で上村愛子さんも滑ったモーグルバーンを滑ってみました。コブでは前後ポジションが命。ビビってポジションが少しでも後ろになるとこうなるという典型例ですのでご笑覧ください(笑)