前回の記事で、旭潤子デモのレッスンが教わったバリエーショントレーニングが役に立ったと言いました。
両手を組んで滑る上体と下肢の逆ひねりからひねり戻す動きが、切り替え時の板の走りを引き出すことを体感できるトレーニングでした。
ふと思い出しました。この運動は、以前僕がブログで書いた、松沢聖佳選手の小回りの滑り方に通じるものがあると思います。(5:23からご覧下さい)
(松沢聖佳選手の会心の小回り。5:23〜)
彼女が技術選の中でベストの滑りと仰っているように、バランス・リズム・タイミングがマッチした実に素晴らしい滑りです。
映像の中で彼女が「上体と下肢のマッチングによってスキーの性能を引き出せている滑り」という言葉から、滑っているときの気持ちのよい感覚が伝わってきます。
ちょっと考えていて思い出し、気付いたので記事にしてみました。
寒気の到来で雪不足がそろそろ解消しそうですね。いよいよ本格的なスノーシーズン入りです。