今週末はサンメドウズ清里スキー場で行われた東京都スキーマスターズサーキットの第2戦に参戦して来ましたので報告します。
これまでに行われたマスターズ選では、大雪でバーン状況&視界の悪い上越地方、緩斜面&逆風でスピードの出ない軽井沢と、技術演技がしにくい大会が多かった記憶があります。今シーズンは第1戦のかたしな高原は天候・バーン状況ともに良好でした。
第2戦が行われたサンメドウズ清里も晴天率の高いスキー場。前日の土曜日はピーカンの快晴。
大会が行われるバーンが比較的斜度も距離のあるCゲレンデから、短い中緩斜面のD-2ゲレンデに変更とのこと。大回りをロング板で滑るかショート板で滑るか、当日の状況次第で決めることにしました。
さて当日になりました。予報では天気は昼間ではもつということでしたが、上がってみるとこんな状況でした。
短いD-2コースとはいえ、気持ち良く滑れるはずのサンメドウズ。ガスガスで視界不良です。こんな天気は滅多にないとのこと。ゴールエリアからは最後の1〜2ターンしか見えません。「最後の山回り1ターン選手権」ないしは「ゴールエリア停止選手権」の様相となっております。何のためにここに大会を移したのか、誰がこんな天気にしたのか、小一時間問い詰めたい気分です(笑)。そんななかでしたが取りあえず大会が始まりました。
1種目目: 大回り
ジャッジ席からは最後の1〜2ターンしか見えないのでロング板は回避。ショート板で滑り、大回り要素を強調して見せる戦略でいきました。得点は260ポイント。まずまずでしたが種目トップは263点と一段上。
2種目目: 小回り
いつもここで大きく離されてしまう課題の小回り。絶賛改良中ですが前日練習ではまだ安定性と再現性に難あり。本番では板のシャープな動き・落差と振り幅・脚のシルエット向上を意識して集中して滑りました。ジャッジに向かうライン取りでアピールしようと全力で攻めていたら霧の中から目の前に突然ゴールエリアのポールが! 自分的にはうまく回避したつもりでしたが観客からはどよめきと笑いの声が(汗
得点は260ポイントの大台とまずまずでしたが種目トップは264ポイントとさらに一段上。しかし天候のせいかこれまでのようにぶっちぎりの点差は出ず。小回りはいつもこれくらいの点差に抑えて下さるようお願いします(^^;)
3種目目はフリー滑走でしたが、濃霧のためさらに視界が悪くなりキャンセル。2種目合計による総合成績となりました。
総合成績: 520ポイント(7組中6位、男子総合7位)
クラス3位は521ポイントで三名が同点で元総合チャンピオンのTさんと山梨Sさんと千葉県連のかた。2位が5ポイント差の525点でクラブリーダーのもっちゃん、1位は6ポイント差の526点できんちゃんでした。7組は優勝経験者・表彰台常連がずらり表彰台を埋めました。
僕は第1戦に続き1ポイント差で表彰台を逃しました。マニアの7組で優勝経験者がそろって出場してくると表彰台に登るのは本当に難しいことです。さらに数段自分の実力をアップしないとここから上には行けないことを痛感します。
マスターズ技術選で経験を積むにつれ、ここで求められる「エレガントな滑り」という意味が少しずつ分かってきた気がします。エレガントとは単なる優雅な滑り・単なるエコな滑りではありません。やたら筋力に頼るのではなく、少ない筋力(インプット)を使ってアクティブでダイナミックな滑り(アウトプット)を引き出す滑りがエレガントな滑りだと私は理解します。主任ジャッジの大平成年さんが講評で仰っていたように「骨格をつかう」ことが大きな必須ポイントとなると思います。
目指すべきは「エコでありながらアクティブかつダイナミックなエレガントな滑り」ということになるでしょうか(^^)。それをめざして一層の精進を重ねたいと思います。
これまでに行われたマスターズ選では、大雪でバーン状況&視界の悪い上越地方、緩斜面&逆風でスピードの出ない軽井沢と、技術演技がしにくい大会が多かった記憶があります。今シーズンは第1戦のかたしな高原は天候・バーン状況ともに良好でした。
第2戦が行われたサンメドウズ清里も晴天率の高いスキー場。前日の土曜日はピーカンの快晴。
大会が行われるバーンが比較的斜度も距離のあるCゲレンデから、短い中緩斜面のD-2ゲレンデに変更とのこと。大回りをロング板で滑るかショート板で滑るか、当日の状況次第で決めることにしました。
さて当日になりました。予報では天気は昼間ではもつということでしたが、上がってみるとこんな状況でした。
短いD-2コースとはいえ、気持ち良く滑れるはずのサンメドウズ。ガスガスで視界不良です。こんな天気は滅多にないとのこと。ゴールエリアからは最後の1〜2ターンしか見えません。「最後の山回り1ターン選手権」ないしは「ゴールエリア停止選手権」の様相となっております。何のためにここに大会を移したのか、誰がこんな天気にしたのか、小一時間問い詰めたい気分です(笑)。そんななかでしたが取りあえず大会が始まりました。
1種目目: 大回り
ジャッジ席からは最後の1〜2ターンしか見えないのでロング板は回避。ショート板で滑り、大回り要素を強調して見せる戦略でいきました。得点は260ポイント。まずまずでしたが種目トップは263点と一段上。
2種目目: 小回り
いつもここで大きく離されてしまう課題の小回り。絶賛改良中ですが前日練習ではまだ安定性と再現性に難あり。本番では板のシャープな動き・落差と振り幅・脚のシルエット向上を意識して集中して滑りました。ジャッジに向かうライン取りでアピールしようと全力で攻めていたら霧の中から目の前に突然ゴールエリアのポールが! 自分的にはうまく回避したつもりでしたが観客からはどよめきと笑いの声が(汗
得点は260ポイントの大台とまずまずでしたが種目トップは264ポイントとさらに一段上。しかし天候のせいかこれまでのようにぶっちぎりの点差は出ず。小回りはいつもこれくらいの点差に抑えて下さるようお願いします(^^;)
3種目目はフリー滑走でしたが、濃霧のためさらに視界が悪くなりキャンセル。2種目合計による総合成績となりました。
総合成績: 520ポイント(7組中6位、男子総合7位)
クラス3位は521ポイントで三名が同点で元総合チャンピオンのTさんと山梨Sさんと千葉県連のかた。2位が5ポイント差の525点でクラブリーダーのもっちゃん、1位は6ポイント差の526点できんちゃんでした。7組は優勝経験者・表彰台常連がずらり表彰台を埋めました。
僕は第1戦に続き1ポイント差で表彰台を逃しました。マニアの7組で優勝経験者がそろって出場してくると表彰台に登るのは本当に難しいことです。さらに数段自分の実力をアップしないとここから上には行けないことを痛感します。
マスターズ技術選で経験を積むにつれ、ここで求められる「エレガントな滑り」という意味が少しずつ分かってきた気がします。エレガントとは単なる優雅な滑り・単なるエコな滑りではありません。やたら筋力に頼るのではなく、少ない筋力(インプット)を使ってアクティブでダイナミックな滑り(アウトプット)を引き出す滑りがエレガントな滑りだと私は理解します。主任ジャッジの大平成年さんが講評で仰っていたように「骨格をつかう」ことが大きな必須ポイントとなると思います。
目指すべきは「エコでありながらアクティブかつダイナミックなエレガントな滑り」ということになるでしょうか(^^)。それをめざして一層の精進を重ねたいと思います。