この一滑は絶対無二の一滑なり

シーズン終了。それにしても雪不足で大変なシーズンでしたね!

東京都シニア技術選参戦@菅平

2009-03-30 22:01:42 | スキー技術選
3/28(土)に菅平高原にて東京都シニア技術選が行われましたので参加してきました。今回の技術選は3回シリーズの最終戦に当たり、各回の順位に加えて総合成績も付けられます。参加資格は40歳から、5歳ごとにクラス分けが行われます。

参加者は男子186名、女子42名の計228名。私が出場した45~49歳の男子7組は29名(うち棄権3名)で戦われました。

この日の菅平は快晴・無風・締まったバーンと絶好のコンディションとなりました。裏太郎ゲレンデを二つにセパレートして、斜面左側(リフト側)が大回りとフリー滑走、右側で小回りが行われました。


競技が行われた裏太郎ゲレンデ

1種目目 小回り 87+87+87=261点
男子は小回りからスタートです。前日確認したとおり、谷回りからしっかり板を押さえることだけを意識して滑りました。

この大会はお祭り加点があって、全日本並みの90点がガンガン出ます。女子の大回りで90点以上が連発していたので、私が滑り終わって87点が出たときはダメ出しされたかと思いましたが、やはりこの大会も小回りの採点は全般的に辛い。結果的にはクラス26名中7位という好成績!

中越技術戦のしょぼい滑りから一念発起、改造に取り組んできた成果が出せたと思います。


小回り競技のスタート地点

2種目目 大回り 90+89+89=268点
いつものとおり、ニュートラルポジションに戻ったあとの谷回りを長くしっかり見せること、内股関節・内足のポジションに気をつけて滑りました。クラス11位とまあまあの成績。

3種目目 フリー滑走 87+87+87=261点
スタート前に考えた構成は、まずしっかりスピードを付けてスタートし、上部では大きな弧を描き、中盤のリズム変化では自己初の試みとしてギルランデ(斜面を斜めに横切る小回りターン)を入れて、斜面下部では縦目の高速大回りで締める、というものでした。

我ながら完璧なプランだ、さあ行くぞ~、とクラウチングでスタートしてスピードが付いた2ターン目。予想以上にスピードが出て雪面を押さえきれず、山回りターンを切り上げようとした瞬間にバランスを崩して、もんどり打って豪快な一回転!!

板が外れなかったは奇跡としかいいようがありません。すぐに起きて何とか最後まで演技してゴールしました。クラス23位。がっくし・・・

総合順位 790点 クラス14位/26名中

コケた割には真ん中くらいの順位だったので、よしとしましょう。トップは824点、第2位の方が821点とずば抜けています。

フリー滑走で転けてしまったのには自分でもガッカリしましたが、小回りで高得点が出たことは大きな収穫でした。やってきた方向性に間違いがなかったと自信が付きました。

(おまけ1)
中越技術選のときにご一緒して、ブログでお知り合いになりました40オヤジさんを発見! 声を掛けてお話しすることができました。最悪の体調の中、堂々の2位。クラス総合優勝(三連覇)を達成されました。おめでとうございました!

(おまけ2)
テククラ検定の事前講習会が行われていました。左太郎の不整地小回りを見物。コブではなく、アイスバーンの下地の上に硬いモコモコ雪だまりが乗っている高難易度の急斜面不整地。受検者に混じって自分でもちょっとチャレンジ。難しい! やばい! 1本目やられた!、2本目微妙、3本目からやっと余裕をもって良い感じで滑れるようになりました。これを翌日は本番の一発で決めなければいけないんだから、やっぱりテククラは厳しいな~と思いました。今週末の自分のテク受検に向けて、モチベーションを高める良い機会になりました。


厳しい条件の左太郎ゲレンデのテク検定受検者たち。がんばれ!って明日は我が身(汗)。

シニア技術選前夜(^O^;)

2009-03-27 22:25:02 | スキー技術選
どうしても滑りで確認したいことがあったので、ソッコー仕事を済ませて、ソッコー退社、ソッコー高速を飛ばして、菅平に前夜入り ふと気が付くとナイターの日の出ゲレンデに立っていました(爆)。



会社を出たときは10度以上あったのに、菅平は寒い! マイナス5度位。バーンは凍ってはいませんが締まっていて滑りやすかったです。

洗練された「ゴム紐びよーん」運動の確認(笑)。 すごくいい感じ! しかも2通りの滑り方を発見してしまった。 明日の技術選はどっちで滑ろかな... なんて贅沢な悩みだ。

 明日がたのしみです。

山形旅行(上山観光編)

2009-03-24 23:25:35 | スキーの話題一般
山形旅行報告の続きです。スキーばっかりでは飽きてしまうので、三連休の最終日は上山(かみのやま)に足を伸ばしました。NHK大河ドラマ「天地人」や映画「おくりびと」の効果でたくさんの観光客が訪れているようです。

まず行ったのが上山城。現在ある城は二の丸跡に建てられた模擬天守。なかは郷土歴史資料館となっています。雛人形展が開かれていました。



次に行ったのはそば打ち体験。いしやま旅館というところで、そば打ちの全工程を体験できます。終了後は自分で打ったそばを食べることができます。料金は1,200円と安い。もちろん食べるだけもOK。ご主人がお好みの太さ・硬さに打って茹で上げてくれます。
いしやま旅館 http://www.sobade.com/yugyouan.html


(写真) そば粉を丸めた段階。ここから麺棒で伸ばして切ります。


(写真) 自分で打って切ったそばがゆであがって来ました。

打ち終わったそばはゆでてくれて食べることが出来ます。自分で打ったそばはうまい!

そば打ちのあとは温泉風呂の利用(無料)も出来ます。泉質は弱アルカリ性の優しいお湯。癒されます。

そばを打って食べて温泉入って、たったの1,200円。素晴らしい。

以上で山形旅行報告を終わります。スキー・温泉・食事でめちゃ癒される旅になりました。よかったな~~~。

山形旅行(蔵王温泉スキー編)

2009-03-23 23:17:17 | スキーの話題一般
3/20~22に山形に旅行に行ってきました。蔵王温泉に2日、上山に1日という日程。蔵王に来るのは14年ぶりくらい。

朝の4時半に出て、硫黄のにおい漂う蔵王温泉に着いたのは10時半くらい。順調に走りましたが6時間掛かりました。やっぱり遠いね・・・

WBCの日韓戦で日本が勝つのをゆっくり確認してから(笑)、ゲレンデにGo! 山頂はガスが掛かっていたので、一日目は中央ゲレンデ、ダイアモンドバレー、サンライズを攻略。斜度のあるハーネンカム(国体コース)はジュニア大会があって滑れず(ToT)。



二日目は快晴。満を持して山頂へGo! 辛抱強く行列に並び、中央ロープウェイと山頂線を乗り継いで1時間くらいかけてやっと地蔵山頂へ。

山頂に着いて思ったのは、あれ~、こんなだったっけ? 14年前の山頂の記憶と全く違う(大汗)。なんでも、2003年にロープウェイ山頂線が掛け変わったとのこと。それにしても、観光した場所をすっぱり忘れる悪い癖は直りませんです・・・ あ、天気が悪かったことは思い出しました。 バシ\(-_-)

残念ながら山頂付近はモコモコの樹氷はもう解けてありませんでしたが、木の先にすこし雪が着いており、それなりに綺麗な山頂風景でした。



この日は午前中は黒姫ゲレンデ、午後はようやく空いたハーネンカムを滑りました。

さて、蔵王といえば温泉と山形牛(笑)。温泉は硫黄で白く濁った硫黄泉。酸性度が高く少し当たりの強い温泉ですが、如何にも温泉宿に来たという気分になりました。

そしてお待ちかねの夕食は山形牛のすき焼き! モ~、これはたまりませ~ん。



さてさてスキーの方ですが、今回はあまりがっつりとは滑りませんでしたが、栂池の練習の続きをやりました。あのとき体感した「ゴム紐びよ~ん」の感覚(笑)は良い感じで洗練されてきました。さらにその副次効果として、苦手の左外足のターンのときにしっかり板に乗れてきた(板が踏めてきた)感じがします。

まだ全然自分のものになっていませんが、取りあえずこの滑りがどう評価されるか、今週末の都シニア技術選で試してみたいと思います。今回はちょっとワクワクするぞー(笑)。

三連休は蔵王へ遠征だ~

2009-03-19 19:45:36 | スキーの話題一般
今日は暖かかったですね~。

私はまだ花粉症は発病してないんですけど、それでも外に出るとなにかつぶつぶが瞳に当たるような圧迫感や、喉に粉っぽいものがたまるような感じがします。

まずい、発病間近か?

さて、明日からの三連休は山形の蔵王温泉へ滑りに行きます。蔵王は10年以上ぶりかなあ。

もう樹氷は解けてしまったようですが、春スキーを楽しんできま~す。

第46回全日本スキー技術選の動画

2009-03-18 23:15:55 | スキーの話題一般
なーんてタイトル付けたら、アクセス増えるかな(笑)。

その実、youtube動画をgooブログに張り付けるテストです。お楽しみください。

決勝小回り 柏木義之選手


決勝小回り 丸山貴雄選手


柏木選手のシャープなターンはすごいですね~。丸山選手は前半は深い板の回しでさすがでしたが、最後の数ターンで外足が抜けたり詰まったりするミスが痛い。

今シーズンのテク受検

2009-03-18 22:28:18 | テククラ検定
さて、今シーズンも終わりに近づき、いよいよテクニカル検定を受ける日が近づいてきました。シーズン始めはもっと早く受検するつもりでしたが、シーズンインしてみるとイメージしていたよりも雪上の滑りが良くない。課題が次々と明らかに(汗)。テク受検どころの話ではないと思いました。

結局今シーズンはこれまでの滑りのイメージをいったん壊して、一から作り直すシーズンになっています。

オフトレからk2hikoさんと取り組んできた板がしっかり踏める腰高のポジション、菅平SSの坂本先生に教わった山回りでしっかりニュートラルに仕上げる左右のポジション、そして片山デモの指摘で気づき我満さんのDVDで掴んだ前後に動くポジションと、ターンのすべての局面での板に対する体の位置関係を見直してきました。

ポジションの矯正は、自動化されてしまって体に染み込んだクセを直すことになるので時間が掛かります。ここまで滑り込みを行ってきた結果、良いポジション取りの自動化がかなり進んだと思います。

今のレベルで検定で何点出るか、試してみようかなという前向きな気持ちがようやく出てきました。

でも目標であった八方でのテク受検は、月曜が検定日で日程が合わなかったという問題もありましたが、八方の検定レベルは他と比べて1ランク上の難しさ。今の実力で受けても、とても受かる見込みがありません。

今シーズンは、昨シーズンと同じASAMA2000で受けることにしました。本番は4月5日。今シーズンはこの一発勝負に賭けます。

その前に足試しとして、今月末の東京都シニア技術選に出場します。ここでまず今シーズンの練習成果を試そうと思っています。

しかし、明日から初夏のような陽気になるとのこと。雪が残っているかなあ・・・

我満式前後バランストレーニング@栂池

2009-03-17 23:16:10 | スキーの話題一般
今回のトレーニングテーマは「我満式前後バランストレーニング」。スキージャーナル4月号のDVD付録を参考に、今シーズンの最重要課題となりつつある、前後に動くポジションのトレーニングです。

これまでストレッチ系の中回りはいい感じで前後に動けるようになりましたが、リズムを速めるとうまく出来ない。問題は急斜面になると前後運動が間に合わないという点。そのため急いで板を回したり、止めるエッジングといういつもの悪い癖が出てしまいます。

悩んでいたところ、我満さんのビデオを見てピ~ンと来ました。ベンディング系の前後運動が解決方法なのではないかと。栂池で実践してみました。最初はうまく出来なかったのですが、何回か滑るうちに手の運動が重要な要素であることが分かりました。

イメージで言うと、手首とブーツとがゴム紐で結んであると想像して、ニュートラル・ポジションのベンディング姿勢からゴム紐を「びよ~ん」と伸ばしていく感じで手(上体)とスキー板を離してゆきます。山回りは伸びて張りが出てきたゴムを力を抜いて「びよっ」と縮めて戻してくるっていう感覚です。我満さんのDVDを見ると、まさにそんな感じで滑っています。

びよ~んと伸ばして、びよっと縮める。

長嶋茂雄みたい(笑)。

この感覚で普通にいつもどおりの小回りをやっただけでも、谷回りから雪面を捉える感覚がうまく捉えられる感じがありました。ベンディング系なので、もちろん素早い切り替えも可能です。とてもいい感覚を掴めたので、小回りはこれをさらに洗練させて練習してゆきたいと思います。

このような滑っている人の内的な感覚(例えばゴム紐びよ~ん)は、洗練されてくると他人からは見えなくなってしまうんですよね。「運動の自動化(内在化)」って奴です。うまい人の外見だけをまねてもうまく出来ない原因ですね。

それを伝えられる我満さんは素晴らしい!!  SAJも脱力系とか言葉の遊びじゃなくて、こういう風に実践的なスキー教程を書いて欲しいなあ・・・(ボソボソ)

楽しい家族スキー@栂池

2009-03-16 23:53:26 | スキーの話題一般
3/14(土)と15(日)に栂池高原に滑りに行ってきました。親戚が営んでいる宿があるので姉家族と一緒に久しぶりに訪れました。

お隣の八方では全日本スキー技術選が行われており、八方尾根から異様なオーラが立ち上っているのが栂池からも見える気がしました(?)。そういえば八方の吸い寄せられたためか栂池には心なしか「それ系の人々」も少なかったような気が・・・(汗)。

そんな八方には脇目もふらず、私はお気楽猿(時々練習)スキー(笑)。土曜日は午前中は雪、午後は強風とあいにくの天候。日曜日は快晴無風となって気持ちのよい日和になりました。もう春スキーですね


ヘリスキーも飛んでいました。

午前中に初級者のみんなと練習しました。プルークスタンスでの練習でしたが、意外とみんなポジションが良い。すんなり次のステップとして外スキーを積極的に動かす練習に移行。みんなすぐにうまくなるね~。

一通り基本を教えて自主練習タイム。私は若くて元気な親戚ジュニアレーサー(中三)と上斜面でひたすらリフトぐるぐる猿回し。楽しいゥキ~!


ハンの木斜面は混み混み。コブラインが一本出来ていて楽しめました。

そんな猿すべりの合間に、自分の課題トレーニングをやりました。これに関しては明日以降にまたまとめます。

おいしいお店紹介(八方尾根・アンクルスティーブンス)

2009-03-13 21:51:14 | スキーの話題一般
八方尾根スキー場のゲレ食に飽きたら、よく行くお勧めのお店を紹介します。

八方ゴンドラ通りにあるメキシカン料理の店、アンクルスティーブンスです。
URL: http://www15.ocn.ne.jp/~ustevens/
〒399-9301 北安曇郡 白馬村北城八方5148
TEL 0261-72-7569

おすすめはランチプレート。チキン(1000円)、ハンバーグ(1000円)、ビーフ(1600円)の三種類どれもおいしいです。トルティーヤに巻いて召し上がれ。ライスもチョイスできます。


写真はビーフプレート with ライス

さらにこのお店で面白いのが、チリソース。その名もDeath Sauce!



辛くなる順に、Original Death(元祖Death)、Sudden Death、After Death

かけすぎてsudden deathしてしまっても、after deathの世界をお楽しみ頂けます?