撮影ならびにご提供下さったはらポンさんご夫妻に、この場を借りまして再度深く感謝いたします。
(大回り)
(小回り)
(フリー)
チューンアップ台自作に続きまして、ワクシング道具を安く済まそう第二弾です(笑)。
ワックスをアイロンで板に延ばすときに使うワクシング・ペーパーは、スキー専用のものは高いです。そこで代用品を考えました。
求める条件は、(1)安い、(2)丈夫、(3)ちりや粉がでない、です。僕が使っているのはこれ!
キッチンペーパーです(笑)。これはいいっすよ~。ワックスはよく延びるし、丈夫だし、安い(約250円)だし。
さすが揚げ物料理に適しているだけあってワックスがよく染み込みます(笑)。
大判なのでアイロン掛けも容易です。
安いので、板の汚れ取りなどにも気軽に使えます。売られているキッチンペーパーの中にはロールタイプのものは強度的に弱いものがあってワクシングすると破れてしまいますが、シートタイプのものは結構強度があるのでワクシング向きです。
皆様も是非お試し下さい~。
前回までのまとめ: チューンナップ台を自作する(計画編)、(購入編)、(組立編)
台が組み上がりましたので、早速チューンナップを行ってみました。天板の上に道具を置けるので作業効率が上がりました。天板と床に新聞紙を敷いておけばワックスくずで床が汚れず、終わったら新聞をそのまま丸めて捨てれば掃除も楽です。またテールのところにごみ箱を置いておくと、剥いだワックスをそのまま捨てられて、これもチョー楽です。
エッジのチューンもバイスが横置き対応なので楽々。しっかり固定されているので上から均一な力でエッジを研ぐことができます。
本当にチューンナップしやすくなりました! 広い天板と脱着容易なバイスにより、ワクシングに掛かる時間も大幅に短縮されました。これで面倒で気が重かったワクシング作業がとても楽になりました。
あと残すところは、天板と脚との間に固定金具を付けたいのと、天板も2つに分割して蝶番を付けて折りたたみ式にしたいことです。これらは金具の強度の問題があるので、最適な方法を調べた上で取りかかろうと思っています。
(シリーズ終わり)
これまのエントリー: チューンナップ台を自作する(計画編)、(購入編)
さていよいよ組み立てに入ります。今回用いたツーバイフォー木材(左)と天板(右)です。
ツーバイフォー木材は6フィート(=180センチ)をちょうど三等分すると脚の長さの60センチになります。軟らかいのでのこぎりで切りやすいです。これをソーホースブラケットに差し込んでねじ止めすると馬型の脚が出来上がります。(馬の背が妙に長いのは、天板への固定方法が未定であるために念のため少し長めに取ってあるためです)
スキーバイスはPERFECT VISEを購入しました。エッジ・チューンのための溝と、センターバイスのチェーンによる固定が特徴です。
全て組み上げるとこのようになります。じゃーん!
現段階では天板と脚は固定されていませんが、バイスのところで引っかかって脚が踏ん張ってくれるので、ワクシングしても取りあえずずれたり傾いたりすることはありません。しかしいずれは脱着可能なジョイント金具などを取り付けてしっかり固定できるようにしたいです。
次回、実践編に続く…
前回のエントリー: チューンナップ台を自作する(計画編)
さて次はサイズの決定です。次のサイズになるように天板と足の長さを設計します。
テーブル: 長さは120センチ程度×幅40センチ
脚の長さ: 長さ60センチ(組み上げると90センチ程度の高さになる)
脚と天板は近所のホームセンターで、脚を連結するブラケットはこちらで購入しました。新規に購入したのこぎりも入れて7359円と安上がりに済みました。
部品構成
天板(180センチ×40センチ×2センチ) 2580円
ツーバイフォー木材(2×4×6フィート) × 4本 1192円
ブラケット(695円×2組+送料等819円) 2209円
木用ねじ(32mm、190本入り) 398円
のこぎり 980円
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合計 7359円
天板と脚をどう連結するかで良いアイディアが浮かばなかったので、取りあえず直置きで試してみることにしました。
スキーを固定するバイスも必要ですが、高いので万力を流用している方が多いですね。しかし万力は非常に重いのと、天板への固定に難があるので、仕方なくバイスはスキー専用のものを買うことにしました。サイドエッジのチューンができる下記のものが良さそうなのでこれを購入しました。
PERFECT VISE SET & CASE 12048円
次回「組立編」へつづく・・・
実はこれまでスキー板のワックス掛けは床の上でやっていました。床に新聞紙を敷いてツールボックスに板のテールをおいてワクシングしていたのですが、立て膝の中腰姿勢なので膝と腰に負担が掛かります。昨シーズンから板が2セット態勢になりましたのでワクシング作業のつらさが倍増しました。そこでチューンナップ台を導入することにしました。
市販のチューンナップ台を探してみると1~2万円と結構高いです。長い板を渡したときにも安定していて高さがある程度は欲しいのですが、なかなか良いものがありません。市販のテーブルを流用できないかといろいろ見てみたのですが、折りたたみが出来なかったりサイズがいまいちだったりしてチューンナップ向きではありません。
そこで無いものは自作することにしました(笑)。次の要件を満たすものを作製することにしました。
(1) 長い板でも安定して固定できる長さ(120センチ程度)
(2) 腰をおらずに済むくらいの高さ(90センチ程度)
(3) 収納できる
(4) 安上がり
ネットで調べると皆さんいろいろと自作されているようですね。自作チューンアップ台と自作テーブルでググってみると良さそうなものを2つ見つけました。
案1: 馬一頭型 (画像)
案2: 馬二頭型 (画像)
案1の馬一頭型はシンプルですが、作業時に脚が邪魔になりそうです。馬二頭型は少し大がかりになりますが板の上にワクシング道具などが置けて便利そうです。
ツーバイフォー木材はホームセンターに売っています。ブラケットは上記HPで売っていることが分かりました。案2の馬二頭型を作製することにしました。
つづく…