この一滑は絶対無二の一滑なり

シーズン終了。それにしても雪不足で大変なシーズンでしたね!

会社スキー部合宿@菅平

2014-02-25 00:03:04 | スキーの話題一般

先週末は会社スキー部の合宿に講師として参加してきました。最近は技術選などの日程と重なってしばらくお手伝いできませんでしたが、今シーズンは予定が合って参加することができました。



(前週の大雪災害から一転して、菅平は目にしみる快晴となりました)


自分のブログを遡って調べてみると、前回参加したのは2009年ですから5年前ですか。ついこの前のような気がしていましたが、ずいぶん前になるのですね(汗)。

さて、今回も上級者の1班を担当させていただきました。講習テーマは5年前と変わらず「外足主導」。当時の基礎スキー界は内足主導が全盛期でしたが、今シーズンは正々堂々と外足の重要性を説くことができる時代に戻りました。

担当させて頂いた1班の皆さんは全員が外スキー荷重のポジショニングがしっかり確立されていている方々だったので、ワンステップ上の「内足も同調させた両スキー主導」や「谷回りを如何に早く捉えるか」という、僕が今まさに取り組んでいる技術やコツの数々を伝授しました。

これらは今後10年の技術を先取りしたものとなると思います。これまでの失われた10年には明確に述べられてこなかった技術ですので体得するのは(僕自身も含めて)時間が掛かると思いますが、シーズン後半で練習して是非身に付けてゆければと思っています。



(すがだいラッシーもそう申しております)


最終日にはスキーバッジ検定も行い検定員として参加しました。今回は2級受検者のみでしたが、見事1名が合格しました。僕自身が検定に落ち続けている身なので、合格点に達しなかった方の無念さはよく理解できます。

しかし、その残念さ、悔しさをバネにして、講評で指摘された問題点を克服して、是非次回は合格を勝ち取って頂きたいと思います。僕も頑張ります(^^)v


SAJスキーバッジテストおよびジュニアテストのご案内

2014-02-16 19:15:07 | スキーの話題一般

この度、僕が所属するスキークラブでスキーバッジテストおよびジュニアテストを開催することになりました。ご自身のスキー技術を試したい方、お子様にスキー資格をと思っていらっしゃる親御さん、是非この機会に受検なさっては如何でしょうか。

主 催:東京都スキー連盟 サンフィッシュスキークラブ
開 催 日:2014 年 3 月 15 日(土)
会 場:サンメドウズ清里スキー場(山梨県北杜市大泉西井出 8240-1)
集 合:8 時 50 分 センターハウス前(全受検者共通)

検定内容:バッジテスト 1級~5級 および ジュニアテスト1級~6級
※バッジテスト3級~5級およびジュニアテスト2級~6級は講習内検定です。
受検資格:
・バッジテスト1級の受検者は2級取得者とします。合格証を持参して下さい。
・バッジテスト1級およびジュニアテスト1級の受検には、事前講習1単位(2時間)の受講が必要です。
・ジュニアテストは 12 歳以下限定です。バッジテストに年齢制限はありません。

費 用:
バッジテスト検定料(1級~5級) \2,000
バッジテスト事前講習(1級のみ) \2,000
ジュニアテスト検定料(1級~6級) \1,000
ジュニアテスト事前講習(1級のみ) \1,000
※合格者は上記とは別に公認料が必要となります。

申込方法:申し込みフォームにご記入の上、電子メールにてご送付下さい。
お申し込みは、こちらの資料で詳細をご確認下さい。
http://p.tl/xV8n (DropBox 上の pdf ファイルが開きます)


東京都スキー技術選参戦

2014-02-07 21:40:30 | スキー技術選

先週末は東京都スキー技術選に参加してきました。この大会は全日本スキー技術選の東京都代表選手選考会を兼ねており、基礎スキーにおいて「めっちゃ上手い」方々が己の技術を披露し競う大会です。これまで車山スキー場で開催されてきましたが、今年から苗場スキー場に場所を移しました。

私はこれまでマスターズ技術選には参加してきましたが、車山の寒さと厳しい斜度設定のためこれまで参加を敬遠してきました。この度は滑り慣れた苗場ゲレンデになりましたので、初めてこの大会に参加することにしました。



(期間中は良好なコンディションで大会が開催されました)


一日目は第3ゲレンデにて大回りおよび小回り種目。大回りは今シーズンに入って磨きをかけている滑りをしましたが得点は235ポイントと全く伸びず。小回りはウエーブ規制が入っており、ウエーブにうまく切替のタイミングを合わせることができずに234ポイントとさらに残念な点数。

高い点数が出ている他の選手をよく観察してみると、少しずつこの大会ジャッジの着眼点というか、傾向みたいなものが分かってきました。(1)谷回りでの早い捉え、(2)板を走らせるポジショニングと身体運動、(3)スピードとスペースのある積極的な滑り、あたりが高得点のポイントだと思いました。(1)と(2)はマスターズ選で要求されるエレガントな滑りと共通するものがありますが、この大会では特に(3)の要素がないと点数が伸びにくいかなという印象を持ちました。

二日目は第3ゲレンデのフリー滑走と第4ゲレンデの不整地小回り。前日の観察結果を反映させてフリー滑走を滑ってみました。得点は245点と前日の大回りから10ポイントもアップ。分析した着眼点の方向性は外れてはいなかったようです。不整地小回りでは前半は調子よかったのですが、後半に堅いコブでバランスを崩してしまい、リカバーしましたが241ポイントと伸ばせず。

二日目を終わって予選成績は157位と残念ながら決勝(120位以内)には進めませんでした。

なお、三日目に行われた決勝では男子は水口雄太選手、女子は川端祐沙選手が優勝。水口選手はゲスト参加された我らが高瀬慎一ナショデモを抑え、前年優勝・全日本4位の東京都チームエース・岡田利修ナショデモを逆転しての優勝。今大会はまさしく彼のための大会でしたね。

初めて参加した大会でしたが、めっちゃ上手い選手をたくさん見ることができ、刺激をもらいました。成績は不本意で悔しい気持ちが残りましたが、これをバネにまた今後の練習に活かしたいと思います。


SATスキー大学@ガーラ湯沢 参加報告

2014-02-06 21:03:19 | 指導員検定・研修

報告が遅くなりましたが、先々週ガーラ湯沢にて行われました東京都スキー連盟(SAT)  主催のスキー大学に参加してきました。スキー大学とはデモンストレーターによるスキルアップトレーニングを主体とした研修会のことで、2年に1回受講義務のある指導員研修会および検定員クリニックを兼ねており、湯沢グランドホテルという高級ホテルで一泊二日の合宿制で実技・理論・クリニックを一気に受講することができる、とてもコストパフォーマンスのよい研修会です。しかも講師は水落亮太・水落育美・岡田慎・栗山太樹(SAJナショナルデモンストレーター)と大久保優・沖山正裕・内田智久・風間健太(SAJデモンストレーター)からなり、通常の指導員研修会よりもレベルの高いレッスン内容が期待されました。



(そうそうたるデモ講師陣)


さて1日目は栗山太樹ナショデモが講師。今シーズンから指導内容が変わったことから、横滑りやシュテムターン、大回り・小回り・コブなど指導員種目を一通りレッスンする内容でした。私が技術選に出ていることをお話ししたら、栗山デモは「じゃ、僕の後ろ滑ってみる?」と言って下さりました。ナショデモのキレっきれ小回りはさすがについて行けませんでしたが(汗)、切替のタイミングや体の使い方などを間近に観察することができ、大変勉強になりました。



(熱心に説明する栗山ナショデモ)


こうして無事一日目の実技が終わり、夕方にはクリニックと理論講習を楽しく受講して、お座敷で美味しい夕食をたらふく食べたところまではよかったのですが、夜になって突然謎の腹痛と吐き気に襲われてお腹が急降下。夜中は布団とトイレを何度も往復。翌朝になっても収まらずにホテルの方に送迎してもらって病院行き。どこで原因(細菌? ウィルス? ノロ?)をもらったのか不明で、症状が収まるまで我慢するしかないとお医者さんに言われて、さすがにこの状態で滑るのは色んな意味で危険(^^;;;)ということで、二日目の午前はホテルでひたすら寝て回復モード。午後には少し症状が軽くなったので講習を終わった仲間と運転を代わりながら何とか家につきました。

二日目の講師が大久保優デモだったので講習を凄く楽しみにしていたのですが、参加できず本当に残念でした。幸いにも研修会とクリニックは受講済みとして頂きました。関係者の皆様、ご配慮ありがとうございましたm(_ _)m そしてご迷惑、ご心配をお掛けした仲間の皆様、申し訳ございませんでしたm(_ _)m

楽しみにしていたスキー大学でしたが、今回はこんな感じでちょっと残念な形で終了してしまいました。でもスキー大学自体はとてもよいイベントだと分かりましたので、次回も参加したいと思っています。