この一滑は絶対無二の一滑なり

シーズン終了。それにしても雪不足で大変なシーズンでしたね!

日産NATCオープンデー

2007-11-26 23:22:36 | その他の話題

日にちが前後してしまいましたが、11/23(金)の勤労感謝の日に、厚木市森の里にある日産先進技術開発センター(NATC)の一般公開がありましたので、見学しに行ってきました。


NATC正面玄関

NATCは今年5月に竣工式を終えたばかりの出来たてほやほやのセンターです。もともとは青山学院大学があったのですが、青学が相模原市に逃げた...じゃなかった、移転した跡地に厚木市が誘致した事業所です。

「先進技術を搭載した商品ラインアップを加速、強化することを目的として、安全で環境に優しいクルマ社会の実現に向けて、先進技術の研究・先行開発する」(日産HPより)ために作られたセンターだそうです。具体的には、ハイブリッドカー・電気自動車などの代替エネルギー車や、安全運転技術に関する先端技術を研究・開発するためのセンターです。

投資額は2005年度から5年間で580億円! 従業員約2000人が勤務する予定だそうですが、日産の研究開発拠点になるだけではなく、敷地内に主要部品メーカーを誘致し、「城下町」を築く構想だそうです。すごいですね。 既に近くに日産テクニカルセンター(NTC)、神奈川県横須賀市には総合研究所があり、日産は神奈川県とは縁が深いですね。

さて展示内容です。正面玄関には、あの新型GT-Rがお客様を出迎えます。見ているだけでシビれます。乗ったら気絶してしまうかもしれません。公道では性能の半分も出せないでしょうね。性能をフルに出そうものなら、免許証が何枚あっても足りません。


新型GT-R

正面玄関を入るとまず目を見張るのは、天井が高い!ということ。しかも天井や壁が透明なので照明なしでも室内が明るい。さすが環境に配慮したセンターですね。


正面玄関からみた内部の様子

展示ホールには日産の最新市販モデルや歴代のスカイラインが展示してありました。


R380-Ⅱ、スカイライン2000GT-R、スカイラインGT-R(1999年BNR-34)

研究施設見学ツアーというのにも参加してきました。ハイブリッドカー用電池の耐久性実験の様子やドライブ・シミュレーターなどの実験施設を見学できました。

面白かったのは、実際に従業員の方々が働いているオフィスも公開していたことでした。各階が空中を渡るように階段で繋がっており、中央にあるオフィスはやはり吹き抜けの高い天井になっており、開放感のあるクールな造りになっていました。遠くからオフィスの一部をコソ撮り(笑)。


オフィスと各階をつなぐ階段

普段違う会社の中を見たり、そこで実際に人が働いている従業員さんを見るという機会があまりありませんので、こういう一般公開はとても勉強になりました。日産のみなさま、楽しいイベントをありがとうございました。


鹿沢スノーエリアからシーズンイン!

2007-11-25 13:14:08 | スキーの話題一般

11/24(土)に鹿沢スノーエリアに日帰りで行ってきました。先週末に狭山スキー場で初雪上滑りだったわけですが、今回はシーズン最初の天然ゲレンデということで実質上の初滑り。いよいよシーズンインです。でもまだ11月ですよ。私にとってこんなに早くシーズンインしたのは初めてです。

今回はk2hikoさんとそのお仲間のTさんと3人で行きました。朝5時の東京の気温が1.5度、鹿沢に着いたときはマイナス3.5度ともう真冬です。行きは碓井軽井沢ICで降りたのですが、私自身あまりよく調べず行ったので、軽井沢駅のところから北上して途中で白糸ハイランドウェイとかいう有料道路(という名の一般道路。しかしお金はなぜか取られなかった)に入ってしまいました。正しくは中軽井沢駅から北に国道146号に乗るべきだったのですね。峠の茶屋からは鬼押し出しの有料道路の方に入りました。300円くらいだったらドライブ気分でいいかということで入ったのですが、鬼押出し園から先は別料金でもう一度取られました。出ました西●(●はフに”)のマルチ徴収方式... ま、鬼押し出しの岩や、雪をかぶった綺麗な浅間山が見えたからよしとしますか。

午前9時前に快晴の鹿沢に着きました。いざ滑り出したのですが、ベースの人工雪がこの日の冷え込みでめちゃ硬いバーンになっています。しかもピステンのかけ方がヘタクソ(失礼)で縦に大きな段差ができており、ターンのしづらいこと。おまけに午前中はレーサー連中が暴走族化しており危ないったらありゃしない。 下写真は快晴の鹿沢ホームゲレンデを下から見たところ。

というわけで条件はいまいちだったのですが、それなりにオフシーズンのトレーニング項目を思い出しながら、ポジションの確認などを行いました。日が高くなってくるとバーンもゆるみ始めて滑りやすくなり、暴走族もおうちに帰ったのか(笑)、ゲレンデコンディションも良くなってきました。昨シーズンの成果だった両スキーにしっかり乗ったポジションから両スキーを前後に動かす運動と、今オフシーズンで練習してきた外股関節を支点とした外スキーにしっかり乗るポジションとを融合させる練習を行いました。

下写真はセンターAゲレンデを上から見たところ。まだ下界は雪がなく、やっぱりまだ11月だなという風景。

午後はk2hikoさんとTさんと基礎練習を行いました。まとめます。

  • 外股関節を支点として始動し、外スキーにしっかり乗るポジションの確認
  • 切り替えから谷回りのシーンで、両スキーの間隔が広いと切り替え時に内足すねの倒しが多くなり、内足に乗れていないポジションになることの発見
  • 切り替えでポジションを高くしてから外スキーにしっかり乗って板ををたわませる運動の確認
  • 外股関節始動・外スキー荷重は基本であるが、外向傾に見せないようにフォールラインに上体を向けて滑る練習

午後4時まで滑りました。シーズン1日目というのに数多くの重要な発見があり、非常に内容の濃い一日でした。k2hikoさん、Tさん、ご指導本当にありがとうございました。

帰りは関越道が渋滞していたので、例の抜け道を使って吉井から嵐山小川まで下道で行きました。いきなり2つ目の交差点で右左折を間違えてしまいましたが、何とか1時間くらいで嵐山まで行けました。間違えず順調にいけば50分くらいで抜けられると思います。間違えたポイントのところを追加して、元サイトを直しておきました。


道満RSVとインライン&狭山スキー!

2007-11-20 23:20:58 | スキーの話題一般

11/18(日)は午前中は道満でRSVとインラインによるオフトレ、午後は狭山スキー場に移動してスキーという、まさにスキーバカの王道を行く週末を過ごしました。  

先々週に新しいスキー・オフトレギアのRSVについてレポートしました。その後、製造元のブルースモリス社からk2hikoさんの元に新シーズン用の試作機が送られてきて、それに運良く試乗する機会に恵まれました。k2hiko夫妻と、今回初対面のOさんとご一緒させていただきました。

今度のRSVは構造的にもかなり改良点が多かったです。乗った印象も前とはかなり異なり、(1)角付けすると素直に回ってくる、(2)カービングターンっぽく、ターン前半で角付けして、後半の抜けで解放するというテクが使えてオフトレギアとして使える、(2)軽快感が増してスピードが出るようになり、乗っていてより楽しくなった、(3)軽快感が増した分、坂を上るのにちょっとだけ疲れなくなった、といったところでしょうか。印象としてはポジティブで、「乗るのが楽しいギア」に仕上がっていると思いました。

ただ、(1)やはりまだ重い、坂を何度も上るのは疲れる、(2)オフトレギアとしてはまだまだ値段が高い、という欠点はそのままかなと正直思いました。

この日はこっちの鉄橋近くの坂でも滑りました。

午後には狭山スキー場に移動して、先々週ご一緒したTさんも合流して雪上スキーしました。今シーズンの初雪上かつ初狭山スキー場でしたが、2,3回滑ると感覚が戻ってきました。ただ、混雑していてリフト待ちが長く、ゲレンデ途中も人が多くて、あまり集中して滑ることが出来ませんでした。ですので、あまりガツガツ滑ることはしないで、足馴らしのつもりで滑りました。

新しいアトミックのブーツを履いて滑りました。足指のゆとりのため、これまでの悩みだった小指や親指の付け根の骨に当たることもありません。それでいてシューレースによる足とインナーとの一体感のため、足首からふくらはぎまでしっかりフィットしているためにぐらぐらすることもありません。私は甲高なので甲の上のバックルをしっかり締めると甲が圧迫されて足が鬱血して痛くなることがあったのですが、甲にもゆとりがありながら足首もしっかり固定されて、とてもいい感じです。

足先にゆとりがありながら、シューレースによる足とインナーとの一体感のため、足の外エッジ・内エッジへの荷重を働きかけに対しても、足裏がずれることはなく、板への意図するエッジングが出来ると思います。アウター・シェルはほどよい硬さで、すねの前傾に対しても柔らかすぎず硬すぎず、板への前後の働きかけもし易いと思いました。

細かい機能はともかく、ブーツが当たって痛いという悩みがないだけでも、かなり滑りに集中出来ると思いますので、少しお値段が高いですが、ブーツで悩んでいる方はシューレース付きインナー付きのブーツを検討されるといいのではと思います。

いよいよ次回はアウトドアのスキー場に行きます。スキーシーズンにいよいよ突入です!


ブーツやっと来たー

2007-11-11 19:47:26 | スキーの話題一般

ICIフェアで予約していたブーツをやっと手に入れました。ICIから電話があって、「予約されていましたグラサンとゴーグルが入荷しましたぁ~」っていうので、「あれ?ブーツはまだ~?」「少々お待ち下さい...あ、こちらも入荷していましたぁ!」

というわけで、一式引き取りに行きました。 今シーズンのメジャー・アイテム・チェンジは、アトミック・RTFR130です。

改めて履くと、足先にゆとりがあり、足指が自由に動かせます。下写真で見えるように、インナーにはシューレース(靴ひも)が付いており、これでまずインナーと足をしっかり密着固定したあと、アウターシェルに足を入れる方式になっています。このシステムのために、足先のゆとりにも関わらず、かかとからくるぶし、すねにかけてしっかり固定される感じで、ぐらぐらした不安定さがありません。私のこれまでのブーツの履き方と同じで、フィーリングぴったりです。

さ~て、ブーツも届いたし、来週はいよいよ狭山ゲレンデで初雪上滑りです。楽しみです!

 


新ギアRSV体験 in 道満

2007-11-04 15:53:50 | スキーの話題一般

昨日11/3(土)の文化の日は、道満に行ってきました。今回のトレーニングの主目的は、旧ブログサイトでも紹介した新ギア「ローラー・スキー・バリアブル(RSV)」に試乗するためです。k2hikoさんのお誘いで参加しました。この日はk2hikoさんの奥様である頭文字Eさんと、k2hikoさんのお仲間であるTさんとご一緒させて頂きました。

RSVとは下のような感じのギアです。履くとかなりポジションが高く感じます。またスキーブーツを履いてRSVを履くと、かなり重く感じます。滑り出してしまうとそれほど違和感はないのですが、坂を上るときはかなり体力を使います。

裏側は下のような感じです。前輪は角度が変わる一輪、後輪は内側と外側に前後差が付いた二輪となっていて、内足になったときと外足になったときの回旋半径が合うように設計されています。

さてRSVで滑った感想ですが、結構楽しい!と思いました。前輪の角度が角付けに応じて変わるので、カービングスキーのように角付けすると自然に曲がってくるのでそれ自体として楽しいです。硬さの異なるスプリングに交換することでカービングの度合いを調節することが出来るようになっています。

角付けしただけでもそこそこ曲がってくるのですが、やはり正しいポジションに乗ることによって初めてしっかりしたターン弧を描けるようになっており、ポジション確認のためのオフトレギアとして役立つと思いました。その意味で、先日報告したグランジャーに近い効果が得られると思いました。

欠点としては、重くて坂を上がるのがちょっと大変であることと、あとは値段が高い(税込み78,750円)ことですね。

もっと詳細なレポートがk2hikoさんのブログにアップされると思いますので、興味ある方はそちらを参照されるといいと思います。

それにしても、RSVを付けて滑っていると注目度抜群でした! 大人も子供も立ち止まって注目してくれます。ちょっと恥ずかしかったですね。

この日はインラインスケートも履いてトレーニングしました。止まれるようになってきたので(笑)、坂デビューしてみました。スピードが出るとまだ恐いのですが、切り替え時に重心を高くしないようにして滑ると安定することが分かってから楽しくなってきました。晴れて暖かい日にRSV試乗とインライントレで楽しい一日でした。