この一滑は絶対無二の一滑なり

シーズン終了。それにしても雪不足で大変なシーズンでしたね!

08-09スキー板ニューモデル試乗会

2008-04-23 08:04:56 | スキーの話題一般
先週末の野沢温泉スキーで、来シーズンモデルのスキー板試乗会が行われていました。日程が合わずもう試乗会参加は諦めていたところでしたので、喜 んで2日間ともいくつかの板に乗ってみました。私が乗った板と感想を書きます。自分自身が来シーズンに買う板という観点のみで乗りましたので、主観が多い 点はどうぞご了承ください。

  1. オガサカ Keo's KS-SS (165cm)
    荷重して撓ませた板がスムースに 自動的に戻ってくる。その際の板の返りはそれほど急激ではなく、安心して乗り込める。どのポジションでもトップとテールが雪面にコンタクトしている感じが 伝わってきて、その張り付き感がとても良い。小回りが突然うまくなったような錯覚に陥ることができる(笑)。横の振り幅を取ったシャープな小回りを演出す るにはうってつけの板じゃないかな。小回り戦闘機と呼ぶにふさわしい。裏を返せば小回り専用機でもあるかな。普段履きにはちょっと向かない。

  2. オガサカ Keo's KS-EX (170cm)
    今 回最も期待した一台。小賀坂の来シーズン一押しのオールラウンド板というだけあって、大回りから小回り、コブまでそつなくこなす。私の履いているオールラ ウンド旧モデルのKS-TEと比較すると、板の返りや走りが向上していて、撓ませた板のエネルギーが素直に板の走りにつながるような「オートマチック性 能」が向上している。SSと同様に常にトップとテールが雪面コンタクトしている感じが伝わってくる。少しかかと寄りの荷重ポイントが板の性能が最も引き出 せるポジション。改良されたニュー・ウエイト・バランスと言うらしい。さすが小賀坂の優等生という一品。

  3. フィッシャー PROGRESSOR 9 (165cm)
    デザインがフィッシャーの割には少し地味系。とにかく、重い。どうもフローフレックスプレートというのとチタンメタルが2枚も入っているためらしい。しかし滑り始めれば小回りでも意外と良く回る。荷重して板に乗り込んでいった時の板の走りとか抜けがすごくイイ! 重さのせいか、大回りでも悪雪のなかでも安定して大回りできる。整地では非常に魅力的な板なのだが、唯一難点はコブ斜面では重いので板の回し込みにちょっと苦労。コブでは何故か板が硬く感じて板が走り気味、抜け気味。重さの原因であるごっついフローフレックスプレートは標準装備。従って整地専用マシーンか。上り坂のスケーティングでは大腿四頭筋強化マシーン(笑)。

  4. フォルクル TigerShark (長さは忘れました)
    ダイヤル式のパワースイッチで板の張りを調節できるメカニズム。しかし残念ながら春のザク雪では、板自体の性能・特徴も含め、
    パワースイッチの効果をいまいち掴めず。

  5. ヘッド iSuperShape Speed (170cm)
    大回りでは高い安定感。たわみが引き出せるポジションを掴んでからは加速感覚のある大回りが楽しかった。
    悪雪と板が少し堅くて長めのためか、クイックな小回りはちと辛かった。ましてやコブ斜面をや。iSuperShape Magnumも置いてあったので乗ってみるべきでした。

  6. オガサカ Triun SL (165cm)
    オガサカのレース用板は初めて乗りました。小回り性能はSSに似ている。クイックでありながら急激な反発はこないので安心して板に乗り込んで撓ませることができ、その反発が板の加速方向にスムーズに抜けていく感じがすごく良い。
    SSやEXでも感じた、かかと寄りに荷重すると板のたわみが最大限引き出せて、実に気持ちのよいターンができる。さらに驚いたのが、大回りにも使えるんじゃないかと感じたターン弧の自在性と板の高速安定感。レース板だから高速性能があるのはある意味当たり前なのですが、ターン弧を大きくできるし小さくもできるというのは、基礎スキーにも使えるということでもあり、レース板でありながら汎用性が高い。コブでは少し板の張りが強いのが難点ですが、ずらせる板なので、滑り方の方を少し調節するだけで対処できる。
試 乗したなかでは、結局やっぱりオガサカはいいなという結論に達してしまいました。(滑りがオガサカ板に最適化されているという説もありますが・・・笑)。 なかでもKS-EXとTriun SLは普段履きにぴったりの汎用性を持っています。KS-EXはオガサカの優等生、すべてのシチュエーションで高レベルな性能を持っていますが、私的には 小回り性能の高くて乗っていて楽しいTriun SLの方にすごく惹かれました。

試乗会にサロモンがなかったのが残念でしたが、Triun程の高レベルの汎用性と楽しさがあれば他と比べるまでもなく、来 期のSLレース参戦も考慮に入れるとまさに一石三鳥で、来期のメイン板はTriun SLにもうほとんど決定という心境です。

初めての野沢温泉スキー

2008-04-22 21:08:11 | スキーの話題一般
4/19(土)、20(日)と野沢温泉スキー場に行ってきました。今回はk2hikoさんと、ブログ仲間のkuboyanさん及びご友人のKさん、Mさんとご一緒させて頂きました。

kuboyan さんは毎年カナダへスキーにいらっしゃる本格派オールマンウンテン系スキーヤーであるばかりでなく、ランニングや水泳も楽しむ行動派の方でした。3人 とも関西系のノリで私もすぐに打ち解けて、昼のスキーも夜の上映会も(^^;)、話が弾みとても楽しい時間を過ごしました。

私は野沢温泉は初めての訪問だと思います。っていうのは、小さい頃来たことがあるのかもしれませんが、私も親も記憶にないからです(汗)。スキー場で滑るのは本当に初めて。温泉スキーという最高のパターンなので、とても楽しみにしておりました。

も う4月に入ってしまい、山の下の方は雪はなく、ゲレンデが畑になって作物の栽培が始まっていました。ゴンドラで上がった山の上の方も既にザク雪で板の滑り はいまいちでした。でも、トップシーズンの野沢だったら、スカイラインコースやグランプリコースはきっとしびれる斜面なのでしょうね。来シーズンも是非ま た来たいと思いました。


(長坂ゴンドラから野沢温泉郷を一望)

今回思いがけず、スキー板のニューモデル試乗会が行われていました。来シーズンはメインの板を乗り換えようと思っていましたので渡りに船、2日間ともニューモデル板に乗ってみました。レビューについては明日以降、別の記事にまとめようと思います。

スキー技術的には、来シーズンに向けて修正したフォームやポジションの確認をしようかなと思っておりましたが、如何せんこの悪雪ではなかなか練習は難しかったです。それでもk2hikoさんとディープな議論するなかで、いくつか発見をすることが出来ました。
  1. 外スキー主導と内スキー主導についての理解の深まり
      k2hikoさんの内主導と外主導の比較のブログと今回の濃い~い議論のお陰で、やっと積年のモヤモヤが解けた気がします。よく「谷回りをしっかり作りましょう」と言ったときにイメージするのは、(a)谷回りで内傾角を出すというパターンと、(b)谷回りを長く魅せるというパターンが あると思います。(a)の内傾角を出すためには内主導の運動になると思いますが、その場合は切り替えから重心がまず谷側に落とし込まれるために、谷回りでは外スキーへの荷重が弱くなり、 意外にも(というか必然的に)谷回りは短くなってしまいます。それに対して(b)の谷回りを長く取るためには外主導の運動が適しています。切り替えから外股関節への圧を強めて体重を 外スキーに乗せて撓ませる運動が行われることで、落下移動よりは横移動の動きとなり、必然的に谷回りは長くなります。
      これまで私が勘違いしていたのは、「谷回りをしっかり作りましょう」と言われたときに(a)の内主導のスキー運動を行おうとしていました。これだと逆に谷 回りは短くなってしまい悩んでいました。そのため内主導のまま谷回りを長く取ろうとして、内倒した(内スキーに乗った)不安定なポジションのまま 長く谷回りを取ることになり、失敗リスクの高い滑りになっていました。谷回りをしっかり作ることは安定したスキー運動のためにスキーヤーは必ず習得したいことですが、それに必要なポジションは内主導ではなく、外主導のポジションであると思います。
      外スキーに早い段階から働きかけて板のたわみを効率よく引き出すという目的のためにも外主導の体の使い方がふさわしく、たわみの解放による板の走りを引き出すことが可能となります。あらゆる場面で安定したスキー運動を行えるポジションであり、かつスキー板のたわみ解放によりスピードを引き出せるという点で、外スキー主導こそスキー運動の基本ではないかということを再認識しました。
    まとめ
    主導側   傾き  外スキー荷重 谷回り 活用できる場面
    内主導 ― 内傾 ― 弱い ―  短い ― 狭い(安定性低)
    外主導 ― 外傾 ― 強い ―  長い ― 広い(安定性高)

      てな内容はSAJの教典教程には書かれていないことなので、試験の時は書かないようにと今から自分に言い聞かせる自分(爆)。
  2. 外主導における谷回りの作り方に対する理解
    ニュートラルポジションから、あまり急激に外腰を固めてしまうとその後の運動を阻害することを理解・体感。
  3. スタンスが広いことのデメリットと、狭くすることのメリットを理解・体感。同じポジションでも、両スキーへの荷重配分はスタンスが狭ければ50%:50%、広ければ80%:20%になることを理解。
  4. 外主導においてスキー板を撓ませることと、それを解放するエネルギーを利用することの理解度・体感度を深めた。(試乗したスキー板の性能のおかげ)
  5. コブ斜面ではスタンスを狭くするためには、足下を締めようとするのではなく、膝回りを締めることで大きなメリットを生じることを発見。
 スキーの後は外湯(共同浴場)まで歩いていって温泉を楽しみました。野沢温泉郷には13カ所の外湯が点在し、同じ泉源を引いているところもありますが、建物や雰囲気がそれぞれ特徴があり、温泉巡りが楽しめます。私たちが行ったのは1日目は野沢で一番有名な大湯。こちらの泉質は単純硫黄泉。2日目は松葉の湯。こちらは含石膏・食塩・硫黄泉で、湯ノ花が多く含まれます。

お土産は評判の和菓子屋さん「新杵」の温泉まんじゅうと温泉小唄最中。あんこも甘さ控えめでおいしいですが、皮もまんじゅうはふわふわ、最中はさくさくであんこの相性もばっちり。職場でも配ってあっというまに平らげてしまいました。幸せ・・・


(左から野沢小唄最中、温泉吹雪饅頭、温泉饅頭)

クラブキャンプ@志賀高原

2008-04-17 22:38:25 | スキーの話題一般
今週は新年度業務多数&歓送迎会シーズンで、テクニカル検定の反省が進んでいません。お楽しみにされている方が万が一(笑)いたら済みません。来週には再開する予定です。_(-o-)_

さて、4/12(土)、13(日)と志賀高原で所属クラブのキャンプに参加してきました。これが今シーズン最後のクラブキャンプで、7名(うち子供1名)が参加しました。1日目は一の瀬ゲレンデと焼額山ゲレンデ、2日目は寺子屋ゲレンデからジャイアント、高天が原ゲレンデを滑りました。


(写真: 2日目の寺子屋ゲレンデから見た景色)

毎年この最後のキャンプでは、シーズンの締めくくりということでグループレッスンの形式は取らず比較的自由に滑るのが常です。今回もいろいろなゲレンデを回りながら、各自自由に滑りました。

私はテクニカル検定のビデオ分析でヒントを得た点を練習しました。特に小回り。スタンスを狭くすること、山回りで板を身体の真下に戻して来て、しっかりニュートラルポジションを作ることを重点的に練習しました。

意識としては、谷回りで身体から離した外スキーを山回りでしっかり身体の真下に戻してきて、そこで荷重を抜いてしまうのではなく、切り替え後もほんの一瞬だけ乗り続ける、という練習をしました。こうすることで、しっかりしたニュートラルポジションを作る感覚が得られたと思います。

あとは、中回りや大回りで、やはりスタンスを従来より狭くすること、ニュートラルポジションをしっかり作り、そこからスキーのトップから谷回りに入る練習を行いました。

今週末は野沢温泉です。k2hikoさんと、彼のブログ仲間のkuboyanさんとご一緒します。楽しみです。

テクニカル検定・反省会(中回り・整地)

2008-04-10 21:07:14 | テククラ検定
引き続き、テク検定の反省会を続けたいと思います。

中回り・整地
中回り種目は「求められている運動要素」があまり明確でないことで有名です。大回りと小回りの中間のリズムで滑ればいいと思ったら、たいてい間違えます。にもかかわらず、うまい人の中回りはやっぱりうまく、こう滑れたらいいいなあと思うのですが、それをまねることが難しいという、何とも悩ましい種目です。今回のテククラ検定の講評でも「中回り種目のポイントを理解していない人が多い」という厳しい指摘があり、実際の採点を見てもこの種目で合格点の75点以上を出したのはテク受検者86名中15名(17%)という少なさでした。

私が思う中回りに求められる要素は、(1)適切なポジションに常に乗れているという基本的なスキー運動要素に加えて、(2)中回りと呼ぶにふさわしい「適切」なリズムと弧の大きさを伴った途切れのない運動、(3)ニュートラルポジションからトップ・コントロールのスキー操作によって板のたわみを引き出し、それを解放するエネルギーによってスキーを走らせる技術を表現できること、じゃないかと考えています。あたまで理解しているだけで、できてないんですけどね(汗)。

それでは、2名の75点の方の滑りと私の73点の滑りを動画で見てみましょう。

75点の方の中回りA

75点の方の中回りB

73点の私の中回り

75点Aの方は、ニュートラルポジションがとてもかっこいいです。リズムがほどほどに長く、弧も大きく、板のたわみが引き出せている滑りだと思います。75点Bの方は、外スキーのポジションが少し気になりますが、深いターン姿勢からニュートラルポジションにしっかりはっきり戻るという演技を行っており、体が良く動いているように見える、リズムのいい中回りが評価されたものと思います。種目のポイントを理解してるぞ、ということを検定員にアピールできれば点は出るという良い例だと思います。

彼らの滑りに対して、私の滑りは如何にもリズムが小さすぎます。そのため弧も小さくなっています。ニュートラルポジションが見えないために、谷回りも曖昧です。板をたわませようという運動をしているつもりですが、やはりリズムが悪いせいか板が走る感じが表現できていません。ただ、脚のシルエットは内足にもしっかり乗れており小回りの時ほど悪くはないと思うので、このシルエットでリズムをもっとゆったりと中回りっぽく、板のたわみを解放して板を走らせながら、75点Aの方のようなニュートラルポジションにしっかり戻るようにすればいいのかなと思います。

まだまだ反省会は続く・・・

テクニカル検定・反省会(小回り・整地)

2008-04-09 22:04:30 | テククラ検定

本日は、アサマ2000にて受検したテクニカル検定の反省を行いたいと思います。

まず最初に、テクニカル・クラウン検定(略してテククラ検定)とは何かということについて少し述べたいと思います。1級までの級別バッジテストは「パラレルで滑ってこられる」とか「どんな斜面も安定して滑ってこられる」というような技術達成度を見るのに対して、テククラ検定はそれに加えて「如何にうまくかっこよく滑ってこられるか」というスキー技術の習熟度を見る検定だといわれています。

「うまく見える」「かっこいい」スキーヤーは共通の運動要素を持っており、それは言葉で表現されていることもあり、明確に言語化されていないこともあります。これらの「求められる運動要素」をきちんと理解し、表現できる能力の高さが「めちゃうまいスキーヤー」になるための必要要素だと私は考えています。そして、そういう「理解力」と「演技力」が検定されるのがテククラ検定だと思います。

さて前置きはこれくらいにして、各種目の反省に入りたいと思います。動画と静止画から良いシルエット・悪いシルエットを比較することで、どのように運動すれば良いシルエットに近づけるかを考えるための今後の材料にしたいと思います。小回り種目に私の欠点が分かりやすく現れてると思いますので、本日はこれを特に詳しく分析したいと思います。

小回り・整地

この種目で求められる運動要素としては、なめらかなS字の弧を描けているか、谷回りをしっかり作れているか、横スペースを大きく取れているか(二軸運動が見えているか)、などが主に見られていると思います。山回りだけのターンや、止めるエッジング、スキーを横に振り出すだけのエッジングなどは減点要素になります。

それを踏まえ、76点と75点を取った方の演技と74点の私の演技とを動画にて比較してみましょう。

 76点の方の滑り

 75点の方の滑り

 74点の私の滑り

76点の方の演技はターン弧の質、切り替えから谷回りでの股関節の動きなど素晴らしい滑りです。75点の方は多少のミスがありますが、運動自体はやはりいいと思います。

彼らの滑りと比べて私の滑りを見直してみると、二軸運動による横幅を取った小回りもまだ不十分なレベルです。ターン弧の質に関しては昨シーズンよりもまともな弧が描けるようになったものの、まだなめらかなSの字を描けるまでにはいっていません。切り替え時の体の正しい使い方(骨盤の向き)・スキーをニュートラルポジションに戻してくることなどがまだ身についていないためだと思います。

相変わらず切り替え時の両スキーの同調がうまくできていないために、谷回りで内スキーの運動が遅れてすねの角度が平行でなくなるシーン(写真1)や、右外足のときに見えるシェーレン(両スキー板が逆ハの字になること)(写真2)が、全体のシルエットを悪くする原因になっています。

(写真1)
(写真2)

上体のシルエット改良も今シーズンは意識して取り組みました。クラブのT師匠の教えに従ってストックの突き方を前方ではなく横に突くように改良。ストックを突くタイミングを少し遅らせてターンマキシマムのあとに持ってくるようにしたこと、腕を横に広げてシルエットを大きく見せることも身につけるようにしていたのですが、検定では右腕の方がまだ前向きで下がっており(写真3)、これも今後の修正点です。

(写真3)

ビデオ編集の要領が悪いので、時間がかかっています。反省会はまだまだ続きます・・・



テクニカル受検速報

2008-04-06 22:13:32 | テククラ検定
4/6(日)にアサマ2000でテクニカル検定を受検してきました。本日は取り急ぎ結果だけ報告します。

大回り整地:  73点
大回り不整地: 74点
中回り整地:  73点
小回り整地:  74点
小回り不整地: 73点
フリー:    74点
------------------------
合計     441点 不合格

テクニカル受検者は86名で合格者6名、クラウン受検者は32名で合格者ゼロでした。

自分としては思っていた以上に厳しい結果となりました。残念であり、とても悔しいです。この悔しさをバネに、来シーズンへ向けてまたゼロから取り組んでいきたいと思います。

なお、今日は元シマウマさんと奥様が偶然ゲレンデにいらしており、私の検定演技をビデオ撮りしてくれました。これをネタに明日以降反省会を開催して、敗因を詳細に解析したいと思います(笑)。

テクニカル検定受検@アサマ2000

2008-04-05 23:54:49 | テククラ検定

4/5(土)からアサマ2000にてテクニカル検定受検中です。本日の浅間山は快晴。気温もぐんぐん上がり少し汗ばむほどの陽気になりました。

今日は事前講習。既に八方尾根にて講習済みですが、アサマ2000は初めて滑るゲレンデでもあり、明日の検定バーンをあらかじめ知っておくために再受講しました。

朝は受付に気合いで一番乗りしましたので、ゼッケンは栄光の1番! 明日の検定はしっかり演技してこようと思います。


テクニカル検定を受けるぞ~

2008-04-03 07:16:44 | テククラ検定
さてシーズンももう終わりモード。最後にテクニカル検定を受けることにしました。目標としていた八方での受検はできなかったのですが、それは来シーズンに先送りにして、とにかく今シーズンはどこかで受けることにしました。

スキーグラフィックス4月号に載っていた日程で長野・新潟・群馬・山梨で絞ると下記の場所あたりが候補になってきます。

4/5(土) 妙高
4/6(日) アサマ2000、志賀高原(ジャイアントと熊ノ湯)、湯ノ丸、鹿沢、サンメドウズ
4/13(日) 神立
4/20(日) たんばら

今年は長野メインだったし、やっぱりアサマか志賀かなあ・・・ アサマ2000の近くって宿代高いけど、近いしコンディションは良さそう。

スキースクール@菅平

2008-04-01 07:37:46 | スキーの話題一般

3/29(土)と30(日)に菅平高原にて所属クラブが主催するスキースクールに参加してきました。昨シーズンに引き続き、私は講師としての参加となりました。一日目の午前中はすごく寒かったのですが、二日目は綺麗に晴れて気持ちのよいスクールになりました。


(天狗ゲレンデは今年は何とか最後まで持ちました)

春休み中に開催されるこのスクールでは、毎回親子での参加が多いです。ジュニアは全部で12名。下は小学校2年から上は中学校1年までと、年齢やスキルにもかなり幅があります。

私は今年もお子様担当です。1日目に私が受け持った班はジュニアの上級班。みんな急斜面でも下りてこられます。いろいろなゲレンデを回って遊びながら、時には少し真面目なレッスンも。今回はプルークターンの練習をしました。外スキーを積極的に動かしましょうという練習です。小さいうちからスキーをしっかり動かせるようにしておいたほうが、後々の上達に役立つと思いました。

2日目は、ジュニア・バッジテストを受検する子供達が多かったので、検定用に設定されたポール(ネトロン)を利用して、実践的なポールのくぐり方を教えながらのレッスンになりました。「余裕があったらクラウチング姿勢を取って空気抵抗を減らしましょう」と教えたら、みんなやるやる(笑)。みんな楽しそうに、そして真剣にポールを滑っていました。

2日目の午後はバッジテストが行われました。大人の1級受検者が一人、子供はジュニアバッジテストが5名いました。実は私はこれが検定員デビューです。しかも前走も兼ねているという状況。

今回の1級検定の前走ではコケないように注意しました(笑)。滑りがちょっと硬いって言われました。採点はちょっと甘めに・・・ ともかく検定員として役目が無事果たせたと思います。

検定結果は子供達は全員合格。大人は惜しくも不合格という結果でした。子供達はさらに上を目指して、大人はさらに練習を積んで、また来シーズン挑戦していただきたいと思いました。

二日目の午前中に、太陽を通る大きな光の輪が天空に現れる珍しい現象を観測しました。


輪っかの中に見える太陽の分身は幻日、輪っかは幻日環と呼ばれるそうです。天頂を中心とした完全な輪になるものはきわめて稀(20年に一度とか)にしか見られないということなので、私たちはとても貴重な現象を観察したことになります。何かよいことが起こる予兆だと良いですね!